ボーダー上層部が集まる会議室……そこに、とある男が召集されていた。
「朝日隊員……」
「はい」
呼び出された者の名は朝日 昇。ボーダー所属のエンジニアである。助手達は学校のため居ない。
「その姿は……」
赤に青紫に銀のカラーリングの戦士は
「テャ!」
「いや喋れよ」
ウルトラマンティガである。
「でもティガって何か喋るイメージが無くないですか?」
「知らんわ!?」
ティガは他と比べて、あまり喋るイメージがないのである。
「というわけでティガです。今回はタイプチェンジがしたかったので作りました。ガイストのデータあるので楽でしたわ。やはり烏丸にとっととメビウスを……」
「やめんか!?」
これ以上の火力は要らん!と鬼怒田が怒る。
「火力もなにもターンAとターンXと天体制圧用最終兵器」
「やめてくれ!?その話をするんじゃない!胃が痛くなるだろう!?」
なるべくターンAの存在を忘れたい根付である。
「話を戻しまして、マルチ、パワー、スカイ……全部強いです」
「そりゃ強いだろうな。だってお前の作ったウルトラシリーズのコスプレ全部強いじゃん」
模造品とはいえ、元が平和を守る光の巨人であるため弱いわけがないのだ。
「いやー、ゴルザとメルバ作ってて1話再現して遊んでたんですけど強い強い」
「なに作っとるんだ貴様!?」
もう結構な量の怪獣があるだろうと鬼怒田は怒る。
「あとグリッターティガの実験してたんですけど」
「グリッターあるのか!?」
「逆に何でないと思ったんですか?」
朝日は不思議そうな顔をしている。普通は出来ねぇのよグリッター。
「で、グリッターは条件ありまして……トリオンが一定の数値を超えないとならないんですが……雨取の場合は一人でグリッターになっちゃって……」
「それは人選が悪いだろ!そして千佳ちゃんは凄いな!マジで千佳ちゃんには変なことするなよ!するならクソゲーメガネにしとけ!」
やはり千佳には優しい鬼怒田であった。そして三雲には厳しいのである。理由?だって狂人枠だから。
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「シン・ココアタイム」
いつもの自販機でいつもの様にココアを買っている朝日である。
「あ、朝日さんじゃん。今日は一人なんだ」
「トロッコ問題くんじゃん」
ぽけーっとしてると迅がやってきた。
「もうその呼び方が変わる事はないんだね」
「何故か定着したから無理でしょ」
「えぇ……」
実はこの呼び方が定着して以降、迅に対して優しく対応する者が増えている。……だっていろいろ哀れだから。
「はぁ、実はクソゲーメガネも朝日さんが広めたんじゃないの」
「そっちは関係ないし、絶対にあの戦い方をし続ける三雲が悪いよ」
流石にそっちは俺のせいじゃなくねと朝日は思う。
「てか、昼飯食いにいかね?絶妙にきったねぇ中華屋見つけたから行こうぜ。調べによると炒飯とかうまいらしいぞ」
「未来みえた。うわ本当に汚いじゃん。炒飯美味そうだけど」
この後、暇そうな諏訪と堤を引き連れ、汚い中華屋に向かうのであった。堤はきったねぇ中華屋の加古の作る炒飯とは違う絶品炒飯を泣きながら食べていた。かわいそうになった朝日は堤に餃子をあげるのであったとさ。