Q.それはなんだ? A.○○です。   作:ものため

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A.仮面ライダーZOです。

 ボーダー上層部が集まる会議室……そこに、とある男が召集されていた。

 

「朝日隊員……」

 

「はい」

 

 呼び出された者の名は朝日 昇。ボーダー所属のエンジニアだ。今回は助手は居ない

 

「一応聞くが……その姿はなんだ」

 

 城戸の前に居るのは、全身が深緑色の戦士

 

「仮面ライダーZOです」

 

 仮面ライダーZOである。……なぜ?

 

「……なぜ、仮面ライダーZOなんだ」

 

「趣味です」

 

「これ今回は特に理由の無いパターンだなこれ」

 

 今回はアホが本当に趣味で作ったやつなのである。

 

「セットでネオ生命体作ろうかなって思ったんですけど……ポジション的に俺が望月博士なので止めました」

 

「ネオ生命体の手で機械に繋がれて身動き取れなくなればいいのに」

 

「ひどない?」

 

 だが、このアホの場合は何かしらの手段で抜け出したり復活しそうなため無駄である。

 

「……困った、あんま喋る事がない」

 

「何故だ」

 

「マジでただ強いだけなんですよZO」

 

 仮面ライダーZOにはこれと言った能力は無い。強いて言うなら大自然のエネルギーを吸収するとか高い自己修復能力とかテレパシーみたいなやつだろうか。

 

「いや強いんですよ。でも、前後にいるシンとJに比べたらこう……見た目的なインパクトはシンのが上だし、巨大化的な意味でJのが目立ってるし」

 

「なら何で作った!?」

 

「趣味です」

 

 趣味である。

 

「一応、自己修復とか大自然のエネルギー吸収してたのでトリオン吸収能力はありますけど……それぐらいっすね」

 

「マジで趣味で作ったんだな今回」

 

 トリオン吸収能力ある時点でおかしいだろうというツッコミは無しである。

 

「今回はシンプルに下手な黒トリガーより強いだけになってしまいました……」

 

「絶対BLACK RXの前に出すべきだったろ」

 

 間違いなく名作なのだが、……インパクトには欠けるのだ。デザインも素晴らしいのだが……インパクトには欠けるのだ。

 

 ……まぁ、それでも世界観は壊れているのだが。

 

「それ大体のライダーにいえません?」

 

「まぁ、うん……平成の奴らは個性ばっかだから大丈夫だろ」

 

「個性的どころの話じゃ無いやつしかおらんだろ」

 

 主に平成一期の奴らである。特にブレイド陣営とカブト陣営と電王陣営である。

 

~~~

 

「ココアタイム ヒュースを添えて」

 

「添えるな」

 

 朝日はヒュースを引き連れ、いつもの自販機でいつもの様にココアを買う。

 

「で……、ランク戦でヴィザさんが大暴れしてた件どうしよう……」

 

「こっちがどうにかして欲しいぐらいなんだが?」

 

 ヒュースは頭を抱える。朝日も頭を抱える程ではないが思うことはある。困った2人は前日にハイレインに連絡したのだが

 

~~~

 

『老後の楽しみだと思って諦めてくれ……対応する者達には悪いが……』

 

~~~

 

「ハイレインさんも匙投げてたよな」

 

「……正直どうしょうもないからな」

 

 もうレギュレーションの問題と判断し諦めた2人であった。

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