【機動戦士アマトリ】
朝日が訓練室に来ると、香取隊などのB級の面々と木虎が膝を折って項垂れていた。
朝日はひとまず、もぎゃあ……となっている香取に話しかける。
「あー、香取?何があったのこれ」
「もぎゃあ……」
香取が指指す先には、片手にレイガスト、片手にダブルガトリング(楯付き)をマウントした千佳が個人戦をしていた。……なんでダブルガトリングがあるんだよ。赤ヘビーアームズ改かよ。
「あ、あれは!?」
「知ってるんですか朝日さん!?」
どうにか復活した若村が朝日に尋ねる。
「俺がおふざけで作ったダブルガトリング!?木崎にトリオン足りなくなるんで普通のにしてくださいと言われたダブルガトリングじゃないか!?」
「やっぱ犯人アンタか!?」
アホの朝日が初期も初期にふざけて作ったダブルガトリングである。
「ところで、なんでこんな事になったの」
「そ、それが」
若村の話を聞くと、あのダブルガトリングの弾はメテオラであるらしい。
ダブルガトリングによる高速連射とバグ染みたトリオン量により、射程も威力も弾速も範囲も兼ね備えた超兵器になってしまった。……この世の終わりか?なんでアステロイドより威力の低いメテオラで全部消しとんでんだよ。
「ヘビーアームズかよ」
「しかも離れたらアイビスで全部を消し去ってくるんですよ……」
「ウィングゼロかよ……。いや、盾的に見た目は試作2号機か?」
ちなみにチーム戦の場合は味方を巻き込まないため、ダブルガトリングアステロイドも使う模様。
「しかもレイガストで飛んでるんですよ!?そんな機能レイガストにありました!?飛行トリガーはランク戦だとまだ禁止ですよね!?」
飛行トリガーはまだランク戦では一旦禁止されている。実用化はされたが練度なりレギュレーションの調整不足などが理由だ。
「あれスラスターでのゴリ押しだからちょい違うかなって、トリオンパワーで本来の用途を無視してるだけだから問題無いかなって」
「レギュレーション違反じゃないのか……」
まさかのレギュレーション違反では無い事に絶望する若村と聞いてるB級の面々と木虎である。
「が、ガトリングは……」
「色々あるガンナー用のトリガーの1つ扱いなんすよあれ。作ったのが初期だから融通がきいたの」
「……なん……だと」
「「もぎゃあ……」」
香取と木虎は、この世の終わりだといった顔で溶けていた。
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【クソゲーメガネ対策会議】
「「もぎゃあ!!」」
「これよりクソゲーメガネ対策会議を始める!!との事です」
「翻訳ありがとう染井。そして、何で香取と木虎は既にもぎゃってんの」
香取&木虎と他B級部隊(別役は出禁)に呼び出された朝日であるが、既に言語能力を失っている香取と木虎を不思議そうに見る。
「クソゲーメガネ隊の戦闘記録を見てたらこうなったんだとよ」
「えぇ……?」
もぎゃってる理由を諏訪が話す。……戦闘記録見ただけでこうなるのか。
「実際、何か対処法ないのかよ朝日さん?」
ランク戦で当たるであろう諏訪が朝日に尋ねる。
「……二宮と太刀川と東と風間or冬島さんorトロッコ問題くんなんてどうでしょうか。トロッコ問題くんはオペレーターでもいいかもね」
「対処方が無いって言ってる様なもんじゃねーか!?」
「前も言いましたけど、勝つならその人レベルになるか呼んで来いって言ってる様なもんですよね……」
勝つなら化物達を呼んで来いと言い出す朝日に、んな事出来たら苦労しねーよと諏訪は頭を抱え、若村がツッコム。化物には化物ぶつけんだよ。
「いやさ、ぶっちゃけた話、三雲と雨取と空閑だけなら勝てる可能性はあるのよ。……問題ヴィザさんなんよ」
「やっぱり、あの人ですよね……」
問題の強すぎお爺ちゃんである。
「……実はさ」
「一応聞きますけど何かありました?」
朝日がバツが悪そうな顔をしている。既に全員が嫌な予感がしているが、一応、柿崎が尋ねる。
「ヴィザさんと忍田さんが、虎眼流 秘剣 流れ星みたいな技を使える様になりました」
「「「何が何で何!?!?!?」」」
何故かシグルイをちょい読みしたヴィザと意気投合した忍田が編み出した秘剣である。何で出来るんだよ。ちなみに太刀川と生駒も出来る様になったとさ。……本当に何でだよ。
「さらに、そこに旋空孤月が足されます」
「「「それ誰が止めれるんですか!?!?!?」」」
ボーダー流 秘剣 旋空流れ星(仮称)である。
この後、色々を案を出すものの、妙案が出る事は無かった。