Q.それはなんだ? A.○○です。   作:ものため

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A.仮面ライダーカブトです。

 ボーダー上層部が集まる会議室……そこに、とある男が召集されていた。

 

「朝日隊員……」

 

「はい」

 

 呼び出された者の名は朝日 昇。ボーダー所属のエンジニアである。今回は助手達が揃っている。

 

 上層部の面々の前にいるのはカブトムシを模した様な姿の赤い戦士

 

「おばあちゃんが言ってい「黙りなさい」はい」

 

 仮面ライダーカブトである。

 

「マジでデザインいいな」

 

「このメタリックな赤がいいんすわ」

 

カブトレッドという通称もあるメタリックレッドが男心をくすぐるのだ。

 

「どうでもいい話をし出すんじゃない!?とっとと本題に入るぞ」

 

 しょうもない話に鬼怒田がツッコム。……いや、ここ最近ずっとどうでもいい話をしていた癖に何を言ってるんだ。

 

「はぁ、カブトという事はクロックアップか。高速能力の向上が目的か?」

 

 カブトといえばクロックアップを使用した高速戦闘だろう。雨の中の高速戦闘で脳を焼かれてるファンは多いはずだ。

 

「いや、トリオンを使った時間流の「ただの高速移動だな!?そう言え!?」……えぇ?」

 

 クロックアップはただの高速移動ではなく、時間流を自由に動く能力である。やばくね?と判断した鬼怒田は速攻で朝日に詰め寄る。

 

 上層部は思った。クロックアップはマズいと……。いや、もうマズいのは大量にあるだろ。

 

「まだハイパークロックアップは無理だから大丈夫ですよ」

 

「クロックアップの時点でヤバいからな!?!?」

 

 時の流れに干渉出来ている時点でとんでもないとしか言いようがないのだが……まぁ、アホの事だし、しょうがないだろう。

 

「まぁ、トリオンですし……。いや、本当になんなんすかねトリオン……ドラゴンボールの気とかも瞬間移動出来るし似たようなもんか」

 

「既にテレポートならあるしなぁ」

 

「冷静になる度にとんでもない物を研究している事を実感するわい」

 

 なんなら、才能ある者を贄にすれば星の運営が可能な世界である。

 

「クロックアップの話に戻りますけど一応トリオンの量関係なく、クロックアップしている側の10秒で強制終了します。……ミスって雨取が時の牢獄に囚われかねないんで」

 

「予定早めちゃいました……」

 

「気にしないのー」

 

「いや、まぁ、普通につける予定の機能だから落ち込む必要ないよ」

 

 ボダえもんと朝日が気にするなと言う。本来、一般的なトリオン量的に付ける必要ないのだが、それでも安全のためには必要な機能である。

 

「うむ、安全性の向上というものは武器や電子機器、果てには100円ショップの製品であろうと必要な物だ。だから千桂ちゃんは気にしなくていいんだよ。クソゲーメガネもサボってないで全力で慰めろメンタルケアをしろ」

 

「なんで急に飛び火したんです!?」

 

 朝日のアホが当然の仕事をしただけだと、鬼怒田は雨取に言いつつ、ついでに三雲にぼやく

 

「まぁ、極論トリオン体じゃなければ使えないので、問題発生したら自爆なり、強制ベイルアウトなり止める手段はありますけどね」

 

「安全性はどれだけ向上させてもいいわい」

 

 物が物というのもあるが、一歩間違えればディケイド版カブトの様にクロックアップから抜け出せなくなるため大変危険だ。……まぁ、ソウジがクロックアップ中に老衰で亡くなってなかったり、アクセルフォームと同速だったりするので、ディケイド版のカブトを例に出すのもアレなのだが……。

 

「で、そこのクソゲーメガネはどうして遠い目をしているんだ」

 

「三雲と空閑が実験でクロックアップしながらクソゲーを香取と木虎で試したら」

 

~~~

 

クロックアップ実験中

 

「「…………」」

 

「む、無表情のまま泣き出した」

 

~~~

 

「香取と木虎がボコボコにされ過ぎて酷いことに」

 

「「いや、本気でやらないと駄目かなと思いまして」」

 

「手心とか無いのかね君ら!?」

 

 こいつらにそんなものは無い。三雲は一応は罪悪感はある。あるだけだが

 

「まぁ、クロックアップしてるとはいえ、実験で手加減とかされても……。どこでもココアタイム2」プシュゴク

 

「どこでもバターどら焼タイム2」パクリ

 

「いや、ココアとどら焼を配るな食べるな!?」

 

 根付がツッコムが、

 

「そして撤収」

 

「さよならー」

 

「この後、訓練あるので失礼します」

 

「「失礼します」」

 

「あ、こら待ちたまえ!?香取隊員はどうでもいいが木虎隊員に変なことするんじゃないぞ!?」

 

「いや、香取隊員の事も気にしろよ」

 

 朝日たちはそそくさと会議室から抜けて行くのであった。

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