「オールマイトと!!」
「ブロリーです」
「「「待て待て待て待て!?!?」」」
ボーダー上層部が集まる会議室……に筋肉の化物が2体いた。……朝日のアホが原因である。
「HAHAHAHAHA」
「笑っとる場合か!?オールマイトが朝日のアホだな!?ブロリーは誰だ!?」
「雨取です」
「千桂ちゃん!?!?」
ブロリーが千桂であることに目が飛び出る程に鬼怒田は驚いている。
「というわけでオールマイト&ブロリーです」
「何か会議室が狭い気がするんだが……」
2メートル越えの筋肉巨体が2人も居るせいで、会議室が狭く感じるのだろう。
「トリオン貯めるだけためたフィジカル全振りのトリオン体ってどうなるんだろう……そう思った結果がこちらです」
「その結果で今日の天気変わったんだが!?」
アホの突き上げた拳により曇っていた空があら不思議、もう雲ひとつない青空になってしまったのだ。
「SNSで近界には自然コントロールマシーン存在するんじゃないか?みたいな感じで騒がれてるんだぞ!」
「実はガイアとアグルはもうあるという話します?」
「いつ作った貴様!?!?」
描写はないがティガ以外の平成三部作も既に作成済みであった。
「まぁ、そんなことはどうでもいいのです。で、こちらのオールマイト……まぁ、見た目通り強いです。まぁ、フィジカル全振りですが、スペック高過ぎて大概の事は対応できます」
「まぁ、だろうな。拳突き上げると天候変わるパワーだからな。問題は横のブロリーだよ」
上層部の面々は、なんか常に緑のエネルギーを放出している化物に目を向ける。
「そもそも、何繋がりなんだよ。共通点が掲載誌が同じくらいしかないだろ」
「ありますよ。両方バグ枠という繋がりが」
「あー」
受け継がれる聖火のごとき個性OFA……を明らかにおかしい倍率にしたであろうオールマイトとなんか強すぎだしインパクトもありすぎだしでMAD素材と化している旧ブロリー……両方バグではある。
「で、そのブロリーは?」
「最初はオールマイト2号作ってたんですよ……。雨取のトリオンがヤバ過ぎてバグったんで色々弄ったら……ブロリーになった」
具体的にいうと、トリオンを溜め込む機関にさらに雨取のトリオンをぶちこんだら、溜め込み過ぎてとんでもない事になったため、以前作った亀仙流トリガーと混ぜ、放出出来る様にしたのだ。結果ブロリーが爆誕した。
「雨取隊員もバグってるじゃないか」
「バグでごめんなさい……」
雨取が謝る。しかし、そこに広がる光景は謝る旧ブロリーというとんでもなく違和感のある光景だ。
「トリオンの才能がそれだけあったというだけだから千桂ちゃんは気にしなくていいんだよ。個人にあった物を作るのもエンジニアの仕事なんだから」
鬼怒田が慰める。……旧ブロリーを慰めるラスボスしてそうな声のタヌキ顔という不思議な光景である。なんなら近くにブロリーに似てる声のキツネ顔もいる。
「ほな一部の隊員に改造トリガーじゃなく専用トリガー作っててもろて」
「誰に作れというんだ!?」
「東とか」
「では東隊員に何を作ればいいか言ってみろ!?」
適当な事を抜かすアホに、何を作ればいいのかと鬼怒田がキレる。東に必要な物と言われたら確かに困るだろう。
「誰でもデューク・東郷トリガーとか?」
「いや、誰でもゴルゴ13並みになれるから専用の必要ねぇだろ」
誰でもゴルゴ13になれるなら、東ではなく、そこらのB級隊員に渡した方がマシだろう。
「まぁ、東に専用装備を作るなら今ある狙撃トリガーの全乗せ良いとこ取りみたいなヤツでしょうね」
「まあ、そこが妥当だな」
この後、流れで一部の隊員に専用装備を導入するかの会議が始まった。
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「あえてこのままココアタイム」
いつもの自販機の前に筋肉の化身達がココアを飲んでいる光景が広がる。……オールマイトならせめてコーラ的なヤツ飲めよ。
「この姿なら大概の困難に打ち勝てそうだな」
「見た目からして強そうですしね」
見た目の影響……は特に無いはずなのだが、アホと雨取は何故か気が大きくなっている。
「ふーんふーん♪……オールマイトにブロリー!?!?」
ぐだぐだ喋っていると別役(悪の権化)(厄災)が現れた。
「……逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!?!?雨取着いてこぉぉぉぉぉぉい!?!?」
「は、はい!?!?」
「オールマイトとブロリーに逃げられた!?」
触らぬ神に祟りなし。全力で別役という災いから逃げた2人であった。