「ここがフォステシアか〜!」
得に買う物はなさそうかな?
耐久値も…1戦だけだったし大丈夫かな。
「よーし!ちょっと情報を集めたら早速行こう!」
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「到着!」
さてさて、件の蠍さんは居るかな〜?
「……ん〜?何か食べてる?」
よっこいしょ。わ、水晶を食べてる!
「…なるほど、水晶を食べてるから自分の体からも同じ水晶が生えてるのか」
…私も食べられるかな。
「削るくらいなら盾でいけないかな…」
そこら辺の水晶で、えい!
あ、ちょっとだけ落ちた。
「いただきます。はぐっ!?」
か、硬い!流石の悪食も水晶は無理そうかなぁ。
「ん〜、でも何とかして食べれたらスキル増えそうだよね。水晶だから…こう、ビームを出したりとか!」
無理かな〜?でもロマンあるよね〜!あでっ!?
「いたた…あ」
…えっと、その…
「…戦略的撤退!」
絶対防御!逃げるは恥だが役にわぁ!?
「離せ〜!シールドアタック!」
クレーンゲームの要領で掴むな〜!
「シールドプレス!…ビクともしてない?!」
ぐぬぬぬ…こうなれば奥義盾越し天誅を…うわぁ?!
「へぶ?!…これだけ振り回されて即死しないのは100%絶対防御のおかげだなぁ」
ってまだ諦めてなかったの?!
「シールドアだ!?」
後ろから天誅とは卑怯な…ここは幕末だった?
「あっやばい、絶対防御がきれそ…」
初デスが踏みつけなのすっごい嫌なんだけどぉ…!
あの後何回か行ったわけだけど…
「……うん!今行くべきじゃなかったね!」
せめて絶対防御なしで防げるようにならないと…
…いや、蠍さんを食べれれば何かしらスキルが手に入るよね。あれだけ強いし。
「…作戦タイム!」
今の私の手持ちで通用するのは絶対防御と大防御かな。
「蛇睨みと蛇鱗は意味が無いし…ヘイト奪取は不要だよね」
何とかタイマンに持ち込めれば…いや、あの感じ仲間を呼ぶコマンドありそうだよね。
「となると…蠍さん同士が同士討ちするように仕向ける?でも効果は薄そうだよね…」
う〜ん…シールドアタックやシールドプレスもなぁ…
シールドプレス…泥潜り…あ!これならいけるかも!
待ってろ蠍さん!絶対食べてあげるから!
「そうと決まれば出発!」
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再度来ました水晶巣崖!
ふっふっふ…それじゃあ作戦通りに行くよ!
「防御司令!」
さあ、どっちの方が速いか勝負!
「挑発!甘い香り!」
来た来た!
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ!」
速度は流石に勝てないけど…空にいるだけでも十分!
「さっき投げられた時見つけたやつ…あった!」
ここら辺でストップ!蠍さんの執念なら…
「ジャンプしてでも潰しに来る!みんな、全力で上昇!」
ゲームでもリアルでも等しく存在するもの…そして私がシールドプレスを手に入れたキッカケにもなったもの!そう、
「流石のLv100超えでも…空中を移動するスキルはなかったみたいだね!」
私が見つけたもの、それは少し傾いた巨大な水晶の先端!
「絶対防御!シールドプレスっ!!」
押し込めぇ!!
「今だ!攻撃司令!」
その殻、剥がしてあげる!
「シールドアタック!シールドアタック!」
もう少し…もう少しで…!
「は…がれた!」
いただきます!からのごちそうさまでした!
「防御司令!他の蠍さんが来る前に逃げろ〜!」
「……勝った…!勝ったんだ!Lv100超えを相手に勝ったぞ〜!!」
レベルは…48?!すごい上がるなぁ。
そしてそして〜肝心のスキルは…あった!
・水晶群蠍の変晶核Lv1
消費したMPを光を取り込むことで回復する。変換効率は10分でLv×1%
また、水晶を取り込むことで失ったHPと満腹度を回復できる。変換効率はHPはMPと同じ。満腹度はLv×10%
おおおお!!!
考えてた効果以上に強力なスキルだ!!凄い!凄いよ蠍さん!!
「…流石に疲れた〜…ちょっと休もっと」
変晶核は簡単に言えば日光or月光のある時に時間経過でMPが回復するし水晶を食べればHPと満腹度も回復できるようになるよ〜ってこと。アホみたいに強いけど前提条件に悪食があるため割とバランスは取れている。(実質空腹ゲージ半減)
ちなみに、水晶郡蠍から取れるスキルは事実上『4つ』ある。