……んん、ここは?
「…洞窟?」
どこら辺に飛ばされたんだろう…とりあえず進んでみようかな。
っとその前にスキル確認…ある!
・
触れた物体を爆弾にして任意のタイミングで起爆できる。消費MPは自身の最大MPの20%
は、初の遠距離攻撃可能スキルだ〜!!
あれかな?いわゆるC4って呼ばれる爆弾みたいな感じかな。しかも物体でいいならそこら辺の石とかも武器になるのか〜。不要な素材を爆弾にするのも良さそう!
「…ダメだ、エイドルト付近じゃないみたいだし…一旦なにか無いか探し…て」
…なんだろう、何か嫌な予感が
「不愉快……本当に不愉快。目の前に人が来るなんて本当に不愉快……ネ」
「…!危ないッ!!」
防御司令!間に合えっ!!
「絶対防御!シールド…アタックっ!!」
「……は?」
「うぐぐぐぐ……」
でっかい蛇…かな。しかもこのパワー…蠍さんかそれ以上っ!
「この子から…離れてッ!」
「お前、何をしてル…?」
「はぁ…はぁ…大丈夫。絶対貴方のこと守るから!」
多分、何かしらのイベントを中途半端に始めちゃったんだ。本来はこの洞窟?に入る前にこの子と会うイベントがあるけど、あのランダムテレポートでその過程をすっ飛ばした結果、いきなりこの子が襲われるようになった…こんな感じかな。
「…ふっ、今日は少しだけ愉快だワ」
「蛇睨み…当然のように効かないよね」
ゴーレムを倒して上がって49になったけど…それでも効かないなら蠍さんと同じ100超えの可能性が高いかもね。
「未知の場所のことも考えると…間違いなく私のレベルとは合わない。でも…」
今私がやられたら…この子もやられちゃう。
シャンフロのNPCが復活するかわからないけど、どの道やられたら戻ってこれる保証は無い…というか99%無理だと思う。今回来れたのはランダムテレポートでまた同じ場所に来れる確率は…天文学的数字になるだろうね。
「今この子を救えるのは私だけ…」
蛇…いや、ここまで大きいともはや龍蛇だね。
龍蛇の攻撃は突進とシンプルだけど…圧倒的な体格とパワーから繰り出されるとそれだけで辛いね…。
「シールドプレスっ!…やっぱり全然効かないや」
だったら…挑発!甘い香り!アイテム欄に…あった、MPポーション!
「んくっ!防御司令!そんでもって爆弾魔!」
待機させてみんなを呼んで爆破させる!弾は売るのを忘れてたゴブリンの手斧!
「伏せてて!
起爆条件は爆弾化した物を明確にすること…PvPだとちょっと使いにくいかも?でも今なら問題ない!
「んく…MPポーションは残り3つ…爆弾魔なら15回だけどみんながやられちゃったら1本分使っちゃう…」
現状の私の最大火力である爆弾魔でも1%削れてるか怪しいレベルだし、削りきるってのは現実的じゃなさそう。
となると狙うは…特殊勝利。
「今できるのは時間経過か特定の場所への到達か…何にせよ頑張ってあの子を守りながら突破口を探さないと」
とりあえず回復前に爆弾化させたものをポイポイポイ!
「私はその針達に触れている!」
みんながやられるとアイテムも落とすから針が余りまくってて良かった。投げナイフの感覚で投げられるのもなお嬉しい!
「…なかなかやるわネ。でも、それまでヨ」
!?っ、行動パターンが…変わった?
「さっきまで突進しかしてなかったのに…シールドアタック!」
いきなり挟み撃ちとか使うなんて…やっぱりある程度強いモンスターは途中で学習して行動パターンを変えるんだ。
「はぁ…はぁ…そういえば、貴方名前は?」
「…私?…まあいいわ、教えてあげル。私はゴルドゥニーネよ」
「ゴルドゥニーネ…ならゴルちゃんだね」
「ゴル…ちゃン?ふざけているのかしラ?」
「ただの愛称だよ?!…ゴルちゃん武器は持ってる?」
「…いいえ、
「なら…これ貸しとくね!」
「…これは、あの兎共ノ…」
「あ〜、ゴルちゃんも苦戦した感じ?行動は単純だけど一撃が軽くないから大変だよね〜…ってそうじゃなくて!」
「お前が勝手に言い出しただけだワ」
「…何も言い返せない…っ!シールドアタック!」
「ほら、油断してると潰されてしまうわヨ」
「そう…だねっ!私はその針に触れている!」
噛みつきをパリィ!挟み撃ちは上に逃げて、突進に合わせてシールドプレス!複数が見えたら投げ込んで爆破!
「私はその針に触れている!ゴルちゃんは万が一に備えて自衛の準備をお願い!」
「…お前に命令される筋合いはないワ」
「う〜ん…確かにそうなんだよね!でもお願い!」
「…考えてやらなくもないワ」
「これで最後…私はその針に触れている!」
5%くらいは削れた…逆に言えば今の私のリソース全部を吐いても5%しか削れないんだよね。
「どうしよっ」
……っ!視覚外からのこうげ…
「…かハッ…」
「なかなか楽しめたワ。愚かな人」
「そ、んな…どうし、て…ゴル、ちゃ…ん」
「元よりあれは私のヨ。勝手に勘違いしてたのはお前だワ」
「…あ、はは…そっか」
「まあでも、最後くらいは貴方の願いを叶えてあげるワ」
うぐ…!左手、が…
「ほら、してあげたわヨ。
「……最初、から…勝ち目なんて、なかったんだ…」
……敵わないなぁ。
「…ふふ、あはははは!」
「…どうしたノ。殺されるってのに笑って、狂ったのかしラ?」
「うう、ん。ただ…悔しいな、って」
「…悔しい、ネ。それだけかしラ?」
「ううん、安心した」
「安…心?何を言ってるのかしラ」
「だって…ゴルちゃんに殺されるなら、ゴルちゃんは生きるってことでしょ?私がやられたら、ゴルちゃんもやられちゃうって思ってたから」
「…ふふ、なんと愚かな人ネ。殺されるんだから、私に恨み言の1つでも言ってみなさいナ」
「ううん、そんな事は言わない。だってゴルちゃん、とても悲しい目をしてるんだもん」
「…悲、しイ?ふざけたことヲ」
「ふざけてないよ。確かに全てを恨まんとする迫力はあるけど…その奥には、深い悲しみが見えるから」
「…そんなはずは無いワ。私は私を脅かす
「…なら、こうしてあげる」
私は…
「!?っ何…ヲ」
「はぁ…痛いね…現実ほどじゃないけどさ」
「…お前、狂ってるワ。自分の腕を爆破するなんて…正気じゃなイ」
「元は龍蛇に食われた時に最大アドバンテージを得るために用意してたんだけどね…思わぬ形で発動出来たよ」
肩のナイフも抜いてっと。
「…宣言するよ、ゴルちゃん。ううん、
「…」
「私は、何度でも挑むよ。今回はたまたまここにワープしたけど…絶対に見つけてもう1回チャレンジするよ。他でもない…貴方の為に」
「ふん、余計なお世話だワ」
「そうかもね…でも、諦めないよ。
「…そウ。なら、死になさい」
…その毒の大剣は、さっき見た!蛇麟!
「
「っナ!」
あぐっ!ぺっ!
「…もう1回、宣言するよ。私!大盾使いメイプルは、必ずここに戻って来る!ゴルドゥニーネ、貴方に挑みに!」
「…ふふ、本当に今日は愉快な日だワ!ええ、その時は受けて立ってあげるワ。
「…はぁ…はぁあ…」
「…流石に限界だったようだわネ。いいわ、メイプル。貴方が私を
・ゴルドゥニーネの
ゴルドゥニーネは全てを呪う。そこに例外は存在しない。自分を阻む全てを呪い、自分を殺す
これは己が自分から
その道が茨の道だろうと喜んで進む愚かな人へ、溢れんばかりの
『ゴルドゥニーネの呪いを持つキャラは最も能力値の高いステータス以外にポイントを割り振れなくなる』
『ゴルドゥニーネの呪いをキャラは装備可能となるステータスを全て1つに集約して計算する』
『ゴルドゥニーネの呪いを持つキャラは他の呪いを無効化する』
『ゴルドゥニーネの呪いを持つキャラは常にゴルドゥニーネへ挑戦できる』
・致命の包丁(呪)
ゴルドゥニーネの呪いを直に浴びて変質した致命の包丁。
自分の最も高いステータスをSTRとして攻撃する。クリティカルに当てないと破損する。
はい、ということでメインヒロインはゴルドゥニーネことゴルちゃんです。
ちなみにいつでも挑戦可能って結構な罠で、『ウェザエモン以上に経験値効率いいぜヒャッハー』ってしてると速攻で呪い剥奪&二度と戦わんってなる。メイプルのイカれた精神力(原作でもどうせ無傷だからって割と無茶してた)と自分の攻撃を受けてなお立ち上がり挑戦状を叩きつける根性を見て良いおもちゃを見つけたって愉快になって『初めて自分から』呪った。普段は自分の性が暴走して呪ってる感じ。
これで原作で製作者とかを自分から呪ったとか出たら発狂する。
キラークイーンは単純に趣味なのと一番わかりやすい爆弾能力だから。
現地の素材から生まれる爆弾って言ったらこれ以上にわかりやすいのは居ない。
無双力ダウンとか言っときながらまあまあ無双してて詐欺にならねぇかなって思って防振り見返したら十分ダウンしとった。
防振りメイプルなら1期の範囲でもゴルちゃんに勝てそうやし。
逆にシャンフロメイプルはあっちで勝てるか不安やな(絶対防御はあるけど別物だし)