英雄伝説 天の軌跡 (完結済)   作:十三

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『でも、死に怯えて生きていくなんて空しいと思わない?どうせみんないつか死ぬのに今だけみないふりしたところで意味なんかあるのかしら?それとも自分は死なないから関係ないとでも思ってるのかしらね?あなたはどっち?』

              by ホワイト(血界戦線)








血狂イの洗礼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――結果的に言えば、ザクセン鉄鉱山の奥地に”それ”はあった。

 

 導力式の遠隔自動操作の起爆装置。単純な話で、それを解除すればルーレ市中に仕掛けられた高性能爆弾は機能を停止する。

 高性能である割に、解除そのものはそれ程難解なものではない。構造そのものを大凡で理解しているアリサが居れば、数分とかからずに成し遂げる事は出来るだろう。

 

 だが―――問題はそれ以前にあった。”それ以前”が、あまりにも遠い。

 

 

 

 

 

 

「ぐ……ハッ‼」

 

 腹部を殴打されたリィンが、土壁に叩きつけられて吐血する。

 内臓に強いダメージを負ったことで一度は意識を持って行かれそうになったが、寸前で氣力を練り直し、壁に足を掛けると再び突貫した。

 

「四の型―――『紅葉切り』ッ‼」

 

 抜刀と同時に幾線も刻む斬線。レイの【散華】程ではないが、対象が一体程であれば、ただそれだけで無効化するのに足りる。

 だが、今回の相手はそれでは()()()()()()()()()()

 

 

「■■■■■■■―――ッ‼」

 

 筋肉という鎧に包まれ、鍛え抜かれた巨躯が攻撃を押し止める。鋼で構成されているわけでもない以上、多少の傷は負うが、それを全く意に介していないように”それ”は相も変わらず荒れ狂う。

 

「っ―――堅い」

 

「なん、っなのよ‼ 本当にヒトなんでしょうねアレ‼」

 

「で、でもあれって、《帝国解放戦線》の……」

 

 エリオットがそれを言い切る前に、”それ”が右手に構えた巨大なガトリング砲が火を噴く。

 掠っただけでも肉が吹き飛びそうな重口径の弾丸が毎分数百発の単位で弾き出されるが、それは咄嗟にアリサが展開した『アダマスシールド』によって防ぎ切る。

 

 本来であれば、分隊支援レベルの重火器だ。例えダメージがなくとも、弾幕を張り続けるだけで近づけさせないように牽制することは容易。更に―――。

 

「ア”ア”あ”あ”■■■■■ッ”‼」

 

「う―――クッ‼ な、何よこの馬鹿力‼」

 

 闘気すら織り交ぜていない、素の状態での巨拳の一撃が、絶対的な物理防御アーツである『アダマスシールド』を震わす。

 厳密に言えばこのアーツは、適性が高い術者が扱ってようやっと「絶対的な盾」へと変貌するため、”火”と”空”を起源属性とするアリサでは満足に扱いきる事は出来ないのだが、それでも今までの教練の中で大抵の攻撃(レイやシオンの攻撃は除く)は防ぐことは出来るようにはなっていた。

 だからこそ、ただの拳撃が盾を”震わせた”事に対して多少の信じられなさを含みながら、しかしそれでも思考は停止させない。

 

 

「フィー‼ これって―――」

 

「っ、いや、違う。これはさっきの《死神部隊(コープスコーズ)》とは違う」

 

 ”それ”は確かに、エリオットの指摘した通り《帝国解放戦線》で《V》というコードネームを持つ男……()()()()

 帝都の地下墓所で見た時と、身体そのものは変化していない。だが、その双眸はこれ以上無いほどに充血し切っており、開いた口から出てくるのは凡そヒトが発すべきモノではない凶悪な咆哮と呻き声。

 そして、常人のそれとは思えない程に規格外の身体能力。

 

「ぶっちゃけ身体能力強化に長けた”達人級”ならこれくらいは十分可能だけど……でも”これ”は違う」

 

 極限の修練と才覚の果てに至った超人のそれではない。大陸最強クラスの猟兵団の一員として化け物じみた人間を幾度も見てきたフィーは、早々にそれを看破していた。

 

「あれは……無理矢理()()()()()()()()って感じかな。正直、長く動いてはいられないと思う」

 

 曰く、人間は元々脳の制御機能の所為で本来の2割程度の力しか発揮できないという。

 リィン達は知らない事だが、イルベルトの謀略によって”理性”を沈められ、”狂気”が押し上げられた今のヴァルカンは、その脳の制御機能(リミッター)が全く機能していない状態にあった。

 

 即ち、狂戦士(バーサーカー)。《死神部隊(コープスコーズ)》と同じく”死”の概念そのものが考慮になく、肉体の限界すらも知らずにただ暴れ、壊し、そして自身もその代償に壊れていく、獣より悪辣な”ナニか”でしかない。

 

 ―――例外として、”達人級”の武人たちの中には()()()()()()()()()()()()()()()()()()()という事を珍しくもなくやってのける者達が存在しているのだが。

 

 

「……あっちが壊れるのが先か、俺たちが潰されるのが先か、か」

 

「どうする? 防戦に徹すれば前者の方法で勝てるけど?」

 

「……いや」

 

 例えそれで勝てるのだとしても、どれ程の時間を持ちこたえればあちらが限界を迎えるのかは分からない。起爆装置の解除作業にアリサがどれだけ梃子摺るかが明確には分かっていない以上、徒に時間を掛け過ぎるのは悪手である。

 

「攻勢のまま目標を制圧する。各自、リンクを維持したまま叩き込むぞ‼」

 

『『了解‼』』

 

 半端な小細工を真正面から食い破ってくる相手―――教練を除けば今までに相手にした事が無い敵ではあるが、自分以外に前衛組がこの場に居ない事にリィンは僅かに歯噛みする。

 自身の剣技も、フィーの撹乱も、アリサの翻弄と攻撃アーツも、エリオットによる補助も、果たしてそれが効いているのか分からない不安と焦燥感。

 時間制限がある中での戦いは珍しくはない。だがそんな中で、「勝てるかどうかも分からない相手」と戦うというのは、否が応でも精神力を削られていく。ましてや、自分が指揮権を持っていて、ルーレという大都市の命運を握っているのだとすれば、猶更だ。

 

「(でも……レイとシャロンさんは、これよりも遥かに厳しい戦いをしているんだ……‼)」

 

 であるならば、自分たちが此処でおめおめと退く訳には行かない。

 

 

 

「―――フッ‼」

 

 『業炎撃』。焔を纏わせた太刀の一閃が動き始めたヴァルカンの足を止める。

 その隙に襲ったフィーの銃撃とアリサの矢は、大半が弾かれ、肉体に届いた分もお世辞にも効いているとは言い難い。

 

 幸いにも此処は閉所ではないが、爆弾の起爆装置がある以上、起源属性を”火”とするリィンとアリサの必殺戦技(Sクラフト)は使えない。

 一度でも捕えられれば即死も有り得る以上、素の防御力が脆弱なフィーが肉薄する必殺戦技(Sクラフト)も使用が限られる。―――力づくでの突破は難しい。

 

「…………」

 

 一瞬だけ、B班としてオルディスに向かったラウラ、ガイウス、ミリアムの前衛組三人の顔を思い浮かべる。

 

 例えばラウラが居てくれれば、《アルゼイド流》という攻勢に長けた使い手と合わせて突き崩す策は考えられただろう。

 例えばガイウスが居てくれれば、彼が猛攻を凌いでくれている間に後方支援も併せて突破の方法は幾らでもあったはず。

 例えばミリアムが居てくれれば、その堅牢な防御力と併せて倒しきる算段を見つけられただろう。

 

 しかし、それは意味のない考えだ。現実としてこの場に彼らが居ない以上、仕方がない。

 何より、今こうして死線を共にしている仲間たちに失礼だ。

 

 

「『クロノバースト』―――『セイントフォース』‼」

 

 『二重詠唱(デュアルスキル)』による支援魔法(デバフ)の重ね掛け。それを合図としてリィンは再び地を蹴った。

 放たれるガトリング砲の弾幕を、大きく迂回することで回避しながら接近する。レイクラスの武人になればこの弾幕の雨の中を得物一つ、身一つで真正面から駆け抜けられるのだろうが、生憎と彼はまだ亜音速で迫る弾丸を斬り落とすなどと言った芸当は出来ない。

 

 一気に距離を詰めるのは再装填(リロード)の瞬間。何度も見てタイミングだけは掴んでいた為、弾が切れた一瞬の隙を縫って迫る。

 闘気を一息で練り上げ、それを太刀の上に高密度で乗せる。鋭く―――ただ鋭く。限界まで刀という得物の真価を発揮させる形へと。

 

 

 ―――肉を貫く音がした。

 

 太刀の刃はヴァルカンの肩口を貫き、そのまま縦に斬り伏せる。

 肉体の限界を凌駕しているせいか、巨躯に似合わず動きは速い。入学直後の、それこそ未熟極まる自分であったら対処すらできなかっただろうと鑑みながら―――しかし。

 

 ()()()()()、と思ってしまう。

 自分たちを鍛え上げてくれている二人に比べれば、まだまだ遅い。

 

「(これで―――)」

 

 漸く掴んだチャンスを逃すまいと、リィンは一瞬だけ動きの止まったヴァルカンの太い首に、太刀の刃を這わせた。

 渾身の力を以て振り抜けば、()()()事は可能だろう。そう考え、柄を握る力を強め―――

 

 

 

 

 

「(―――待て)」

 

 

 ―――そこで、止まった。

 

 

「(待て、俺は……俺は()()()()()()()()())」

 

 

 自分たちの前に立ちはだかっているから、自分たちが死に物狂いで戦っているからという、それだけの理由で―――目の前の存在を()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 それは先程、人生で初めて人の命を奪った以前であれば絶対に思い浮かばなかったことだ。少なくとも、まだこちらに逆転の眼が残されている今の内は。

 死を己の手で与えるか否かの境界線。それを乗り越えた事による、死を与える恐怖感、罪悪感の稀釈―――先程の今でそんなものは抱かないものだと思っていたにも拘らず、それをしようとした。

 

 ―――武術を修めるにあたって、真に他者を傷つけないなど有り得ない。

 それこそ”達人級”と呼ばれる者達は、修めた武技を以てして少なからずの人を殺めてきた者達ばかりであろう。世界はそんなに甘くはなく、ならば武術の世界はそれ以上に甘くない筈だ。

 

 だが、甘くはなくとも情はあるはずだ。正しい者であろうとするならば、殺人以上に踏み越えてはならない境界線があるはずだ。

 それを侵そうとしたリィンはその思考の反芻の為に刹那の時間動きが止まり、そしてその刹那が致命となる。

 

 

「―――――――――」

 

 言葉すら出す事が叶わなかった。

 先程喰らった一撃は間一髪のところで体を捻って辛うじて直撃は避けたが、今度は躱す暇もなく、横腹を裏拳で殴打された。

 

 ミシリと骨が軋み、粉砕される感覚。肉が引き裂かれる感覚。内臓がひしゃげる感覚。―――それらの感覚を一気に処理することを脳が拒否したのか、直後に感じたのは瞬間的な激痛だった。

 

『『『リィン‼』』』

 

 為す術なく吹き飛ばされる彼の姿を見て、他の三人の視線がほんの数瞬だけそちらの方に向いた。

 その視線の移動が致命的だと察し、フィーがヴァルカンの方へと視線を戻した時は既に遅し。

 彼女が双銃剣の引き金に指を掛けるより早く、振り回された鋼鉄の塊であるガトリング砲の砲身がフィーの矮躯を吹き飛ばす。

 

「っ―――‼」

 

 事態を打開すべく広範囲高位回復アーツ『ホーリーブレス』の()()()()()()の詠唱に入るエリオット。

 その判断は一切間違っていなかった。回復補助役の彼の役割は、決してこの場で当たるかどうかも分からない攻撃アーツを相手に叩き込む事ではない。

 徹頭徹尾補佐に専念し、絶望の状況を覆す光明を生み出す事。今や回復アーツの使い手としては、ひとかどのものである。

 

 だがそれでも、詠唱に掛ける時間は存在する。

 同一アーツの三連重ね掛け―――属性の違うアーツのそれよりも演算処理自体は軽くなるが、その分同時並行処理技術が求められる。それが三つ分ともなれば今のエリオットの技術で掛かる時間は20秒から40秒と言ったところ。

 並の術者がそれを成そうとすれば最低でも三分はかかると言えば、彼の今までの努力の程が伺えるだろう。エマのそれは生来の気質がそうさせているところが多いが、エリオット・クレイグという少年がここまでアーツ技術に才覚を現したのは、本人の性格に起因する。

 

 優しいからこそ、誰かを癒す術に長けるのだ。

 音楽をこよなく愛する彼だからこそ、誰かを救う事を一切躊躇わない。仲間を助けるためであれば尚の事。

 自分が齎す癒しが遍く全てに届けば良いと、心の底からそう思っているから。

 

 しかし、だからこそ彼は誰かに守られることが大前提だ。

 誰かを守る対価として、絶対的な回復補助役として在るために、彼は守られていなくてはならない。それが、死線の中に於いて何よりも重要な事。

 

 故に彼は、この状態で自分自身に戦う力が皆無であることに罪悪感を感じ、そして何より―――アリサ・ラインフォルトという少女に守られていなければならない自身を責めた。

 

「ごめん……っ、アリサっ‼」

 

「何言ってるのよエリオット。今の私の役割は、詠唱が終わるまで貴方を守り切る事。どっちも自分のやる事をやってるだけなんだから」

 

「でも……‼」

 

「此処で貴方に倒れられたら、私たちは勝てないんだから」

 

 目の前に、拳を振り上げた巨躯が迫る。

 あの巨大な拳が振り下ろされるまでに再び『アダマスシールド』を張り直すのは不可能だろう。既に魔力供給が終わって消滅しかかっている前のそれでは、止められて2秒が関の山。

 歯噛みをするアリサの遠方で、絶え間なく続く激痛の中で、それでも意地で目を見開いている青年が居た。

 

 

 

「(……やめろ)」

 

 その言葉すら出てこない。肺から漏れ出た空気だけが、空しく宙を舞い続けるのみ。

 

「(やめろ)」

 

 ただそれでも、力が入る。体の中を搔き乱され、内臓が口から溢れてしまいそうな感覚に陥っていても、なお。

 

 

「(その子(アリサ)に手を出すな―――ッ‼)」

 

 世界は甘くはない。―――だが、それでも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『―――ほう、貴様。やはり”鬼”の仔であったか』

 

 

 ―――奇跡に近い、()()()()はある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――*―――*―――

 

 

 

 

 

 

 

 気が付いた時、()()()()()()()()()

 

 

 それだけではなく、深紅に染まっている。

 まるで先程までの出来事そのものを世界ごと切り取って、標本の培養液に漬けているかのよう。

 

 流石に理解が及ばなくてあらゆる場所に視線を向けてみると、その先に、自分と同じように動くことが出来る存在が一つ。

 

 

 

『呆けた眼をするな、小童。この程度は児戯である。《緋》の小娘に出来て余に叶わぬ道理もなし』

 

 そこに立っていたのは、”ヒト”ではなかった。

 否、一目見た限り体の構造そのものはヒトのそれだ。だがリィンは、それでも”彼女”をヒトではないと認識した。

 

 有体に言って、美しすぎた。

 身体の至る所にどこかで見たような呪符が張られ、一見首から上しかマトモに動かせないように見える。そんな超一級の犯罪者のような拘束をされていながら、それでもその身から漏れだすオーラは条理の外であった。

 

 

『”王”を前に伏するのは礼儀だが、這いつくばるのは無礼であるぞ。―――疾く、立て』

 

 その”声”は、リィンを激痛から解放した。

 それだけでなく、まるで先程までの死闘がなかったかのように体の傷の全てが癒えている。

 そのままゆっくりと立ち上がると、一層その異様さを、否が応にも双眸に焼き付ける事になる。

 

「あな、たは……一体……それにこれは……」

 

『フッ、王に名を問う無礼は赦してやろう。だが小童、貴様の名を先に告げよ』

 

「……リィン。リィン・シュバルツァー、です」

 

 王者の威風―――例えるならそれが最適解だろう。

 余りにも横柄な言葉であるというのに、それに腹を立てる気は一切ない。否、そもそも怒りを覚える事すらできない。

 

 それが”当然”であり、”摂理”であるのだと、言外にそう伝えられているように。気を抜けば傅いてしまいそうな程に絶対的な存在。

 それに呆けていると、不意にその女性はリィンの近くに体を近づけ、スンと一度鼻を嗅がせた。

 

『ふむ……”鬼”はともあれ《大地》よりかは《焔》の系譜か。しかし《灰》と……僅かに《黒》の残滓も残っているとは―――面妖だな』

 

 その意味は理解できなかったが、自分の存在そのものの言葉であることは分かった。

 意味を問おうと口を開く前に、再び女性が口を開いた。

 

『よもや神秘の薄れたこの時代にこれ程の数奇な人間が存在するとは……これだから人類は面白い』

 

「…………」

 

『クク、良いモノを見せてもらった礼だ。余の名をその頭脳に刻み付けよ』

 

 長い金の髪を靡かせて、女性は妖しく―――しかしこれ以上なく美しく笑う。

 まるでこの世に起こる事全てが、面白可笑しくて仕方がないと言わんばかりに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『余の名はエルギュラ・デ・デルフェゴルド・ルル・ブラグザバス―――嘗ての神代は煉獄の支配者であった三柱の一角よ』

 

 

『我が愛し仔の(ともがら)よ、貴様の在り様と意思、余が余さず見届けよう。貴様に抗う力を与えてやる』

 

 

『全てを救おうなどと傲慢を口にするならば、その蛮勇を余に見せてみよ。寵愛を授けるに値するのだと、その矮小な生き様を以て示すがよい』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






 どうも。閃の軌跡Ⅲ二週目をやる前にまず「ウルトラサン・ムーン」やらなきゃならない十三です。二週目はちゃんとVMのカード集めもやらなきゃならんなぁ。

 今回ちと短かったのは、区切りが何となくよかったのと、今日投稿しないと投稿日が三日ズレるからです。まぁ別に僕の小説なんぞ三、四日ズレたところでどーにもなりゃしませんが。

 次回、陛下が要らん事をやらかします。あの人(?)基本的に引っ掻き回すの好きだからね。仕方ないね。


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