英雄伝説 天の軌跡 (完結済)   作:十三

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えっと、第2話の投稿でございます。
正直”繋ぎ”の部分なので奇を衒った展開などはございません。

ついでに言えば執筆中にPCがフリーズ起こして割とマジで焦りました。

……前途多難すぎる。


眠り猫と苦労少年

七耀歴1204年 3月31日 エレボニア帝国帝都近郊都市トリスタ。

 

 

 

 未だ冷たさが少しばかり残る春の薫風が頬を撫で、街中に美しく咲き乱れたライノの花の軽やかな香りが人々の心を陽気にさせる季節。

そんな時期、このトリスタでは人生の新たな門出を迎えた若々しい少年少女たちが、一様に目を輝かせながら石畳で覆われた道を歩いていく。

彼らが見上げるのは、街の一般区画から坂を上った場所にある、どこか荘厳さを醸し出す建物。緑、はたまた白の制服に身を包んだ彼らは、一人の例外もなく建物の門を潜って行く。

 

 

トールズ士官学院。

 

 七耀歴950年、エレボニア帝国史上最大の内戦とされた《獅子戦役》にて勝利を掴み取った大帝・ドライケルス・ライゼ・アルノールが設立した由緒正しい士官学院であり、その歴史は帝都ヘイムダルに存在する名門女子校、『聖アストライア女学院』と並んで長い。

帝国の貴族の嫡子から平民の生徒まで、その在校生の内訳は様々であり、卒業先の進路もかつては軍属が大半を占めていたが、今では士官学院で学んだ知恵と技量を生かして各々が望んだ道に進むことが多い。とは言え、それがトールズの名を低迷させたわけでもなく、むしろ多様な価値観が学内に生まれたことで生徒の間でも柔軟性が生まれたと、専らの噂である。

 

 若い身である自身が、在校する2年間の間で何を学び、何を見つけ出すのか。

 そんな簡単そうでいて難しい答えを求めて、今年も生き生きとした新入生が、抱いた希望と一抹の不安を胸に、この街を訪れていた。

 

 

 

「ライノの花か……綺麗だな」

 

 トリスタ駅の駅舎を出た途端に視界いっぱいに広がった白い花吹雪を見て思わずそう呟いてしまった黒髪の少年、リィン・シュバルツァーもその一人だった。

自らが愛用している得物を包んだ細長い袋を肩から下げ、他の生徒とは一線を画する”赤い”制服を纏った彼は、その感嘆もそこそこに、学園がある方向へと足を運び始める。

 入学式の時間まで、余裕はある。慣れ親しんだ街であるならばどこかの喫茶店で一休みしてから向かうという選択肢もあるのだが、生憎ここは慣れ親しむどころか初めて訪れる場所である。彼の生来の生真面目さとも相まって、そんな考えは最初から頭の中にはなかった。

だが、リィンは少し歩いたところで、ピタリとその足を止める。そうしてふと、自分の頭上を見上げた。

 まるで新入生一同を歓迎しているかのような雲一つない快晴。その青空を覆いつくさんばかりに舞う白い花弁。その幻想的でありながらもどこか懐かしい気持ちにさせてくれる光景は、リィンの心に僅かばかりの余裕を生み出した。

 

「(もう少し、この景色を堪能して行くか)」

 

 思わず零れた笑みと共にそう思った彼は、どこか腰を落ち着ける場所はないかと、辺りを見回す。

流石に突っ立ったままボーッと眺めていては通行人の迷惑だし、何より客観的に見てその状況が間抜けすぎる。目立つ制服を着ているため、輪をかけて異様に見えてしまうかもしれない。

 そう思って数秒ほど見回した後に、リィンはライノの木に囲まれた小さい公園のようなものを発見した。公園、とはいっても遊具の類はなく、ただベンチが幾つか設けてあるだけの簡素なものである。だが今は、それだけで充分だった。

 軽い足取りで敷地内に入り、端に設置してあったベンチの一つに腰かける。春先のやや冷たく感じる風も、このような状況で当たると不思議と風情を感じられた。

ふぅ、と一息をつき、その心地良さに身を委ねる感じでその双眸を閉じようと―――

 

 

 

 

 

 

「だあぁッ! だから起きろって言ってんだろうがこの駄猫! 流石にもうそろそろ起きねぇとマジで入学式遅刻するんだっての!」

 

 

 

 

 

 

 ―――したところで、公園内に響き渡った若い男性の怒号(というよりは口の悪い懇願)が、リィンの意識を覚醒させた。

危うく入学式前に眠ろうとしてしまった自分にまず驚き、次いで自分を図らずも起こしてくれた人物の方へと目を向ける。

 

 

 

「ぅん……むにゃむにゃ……あと50時間」

 

「却下に決まってんだろうが。何を思ってそれでオッケーだと思ったんだ、お前は」

 

「……レイも昼寝は好きだから、いけると思った。……一緒に寝よ?」

 

「ほほぅ、それは俺を馬鹿にしてるのか? 今ここでお前と一緒に寝たら間違いなく大遅刻コース確定だわ。入学早々説教だわ」

 

「大丈夫……怒られるのはレイだけだから」

 

「アホ、お前も引きずり出すからな。サラに怒られるときは諸共だ。絶対に逃がさねぇぞ」

 

「……めんどい」

 

 

 向かいのベンチに並んで座っていたのは、少女と少年の二人組。

銀のショートヘアーの少女がベンチの上で体を丸まらせて横になり、その隣で腰かけていた、毛先だけが銀色になりかけている黒髪の少年が、少女を起こそうと奮闘していた。

一見険悪そうに見える会話内容ではあるが、実際のところはそうでもない。少年が少女の身体を軽く揺すり続けながら声をかけ続け、それを少女がのらりくらりとマイペースに躱し続けている。傍から見れば、自由奔放に行動する妹を窘めている兄のようにも思えた。

 

 

「ったく、じゃあどうしたら起きるんだよ」

 

「レイがおんぶしてくれたら起きる。これで寝起きはバッチリ」

 

「フィーよ、俺には俺の背中で二度寝するお前の姿しか見えねぇんだが?」

 

「大丈夫。私の口約束は信頼でき……zzz」

 

「履行する前に破棄するんじゃねぇ!」

 

 流石に目に余ったのか、少年が勢いよく立ち上がる。とその時、少年のポケットから何かが零れ落ちたのがリィンから見えた。

 

「(あれは……ペンダントか?)」

 

 遠目から見ても金属部分が丁寧に磨き抜かれ、太陽光を反射しているペンダント。それが石畳の上に落ち、そのまま滑ってリィンの少し前の辺りまで転がって来た。

しかし、落とした当の本人は少女を起こすのに必死で気付いていない。リィンはそれをそっと拾い上げる。

 

「(綺麗に手入れされている……大事なものなんだろうな)」

 

大切にされた思い出の品、というものの価値を、リィンは知っている。彼にとっての家族写真と同じように、このペンダントは、少年にとって大事なものなのだろう。

まぁ、そうであろうとなかろうと、目の前で落とされたものを知らない顔をしてスルーできるほど、彼は薄情者ではない。そのまま近づいて、声をかけた。

 

「あの、ちょっといいかな?」

 

「フィー、てめっ……―――んぁ? どうしたん?」

 

 思っていたよりもあっさりと反応してくれた事に少し意外に思ったものの、直ぐに気を取り直して、少年の目の前にペンダントを差し出した。

 

「さっき落としてたからさ。君のものなんだろう?」

 

「あっ、マジか!? いやぁ、ありがとな、拾ってくれて」

 

 話しかけた瞬間は怪訝そうな目を向けていた彼も、自分のものを拾ってくれた人物だと分かって笑顔を見せる。そしてリィンからペンダントを受け取ると、「どっか壊れてないよな……」と呟きながら丹念に確認をし始めた。

 

「(それにしても……)」

 

 そんな姿を眺めながら、リィンは少年の容姿について思わず考えを巡らせてしまう。

 決して醜いわけではない。むしろ世間一般に言えばかなり整っていると言えるだろう。自分よりも低い、同年代の男子と比べると小柄と言っても差し支えがない身長と相まって、それはどこか中性的な雰囲気を醸し出していた。

 が、そんな整った容姿にある意味異質とも言えるアイテムが、彼の顔の左側を覆っていた。先程まではずっと横を向いていたために気付かなかったが、そこには威圧感を感じる程の黒い眼帯が装着されていたのである。

ファッション、のような適当な理由で着けているのではないという事は直ぐに分かった。最初こそ驚きはしたものの、その眼帯は何故だか少年の左目部分に馴染みきっており、見る側ですらも数分もすれば違和感がなくなってしまう程だ。これは、伊達や酔狂で装着していた場合には感じることができないものである。

 一体、何者なのか。それを問う機会は、意外と早く訪れるような気がしていた。何故なら―――

 

「同じ制服なんだな。俺も、君も」

 

 その少年も、ベンチで横になっている少女も、揃ってリィンと同じ赤い制服に身を包んでいたからである。周囲とは違うこの制服が一体何を現しているのかは見当もつかないが、同じ服を着ているという事が無関係であるとは思えなかった。

 

「おっ、確かにそうだな。俺もコイツも、もしかしたらお前さんと同じクラスになるかもしれん」

 

「ははっ、もしそうなったらよろしく頼むよ。俺はリィン。君は?」

 

自己紹介をするにあたってリィンが差し出した右手を、少年は笑顔で握り返した。

 

「俺はレイだ。そんで、そこで惰眠を貪ってるのがフィー」

 

「zzz……」

 

紹介されても尚寝続ける少女―――フィーの頭を軽く小突くレイ。その様子を見て、リィンが思わず問いかける。

 

「二人は、兄妹なのか?」

 

「ははっ、いや、違うよ。俺はコイツの監視役、みたいなモンだな。まぁ、妹分って言えばあながち間違ってねぇけどさ」

 

「そうか。その……大変みたいだな」

 

「おぉ、分かってくれるかリィン。良い奴だな、お前」

 

 年頃の妹(片方の場合は妹分だが)を持つ兄として共通点があった二人は、そのまま世間話のようなものをしていたが、ふとトリスタ駅の壁に取り付けられていた壁時計をレイが見たところで、話は強制的に中断せざるを得なくなった。

 

「うぉぁ、ヤッベ! このままじゃマジで共倒れで遅刻じゃねぇか!」

 

「っと、ついつい話し込んじゃったな」

 

 いつの間にかかなりの時間が経っていたことに焦りを見せたリィンは、ベンチに立てかけておいた自分の荷物を背負い直す。そこで振り返ってみると、どうやら本格的に熟睡を始めてしまったらしいフィーを起こすために先程以上に悪戦苦闘をしていたレイがそこにはいた。

 

「レイ! 君はどうするんだ? もうその子は背負うなりして運んだ方が良いんじゃ……」

 

「いや、駄目だ! ここで甘やかしたらコイツは自分では何もできないダメ人間になる! 是が非でも自分の足で登校させてやらぁ!」

 

「何か言動が兄というよりは父親になってる気がするんだが……でもこのまま続けていたら確実に遅刻だぞ」

 

「ハッ、嘗めんな! こちとら数ヶ月間の間だけだがコイツの底なしの睡眠欲求の深さに付き合ってきたんだ。今回も万事上手くやって見せる!」

 

 そう断言して見せるレイに、リィンは一瞬口を噤ませたが、直ぐに踵を返した。

 

「それじゃあ、先に学院で待ってるぞ」

 

「あぁ、行け。俺もすぐに追いつくさ」

 

 そんなやり取りの後、リィンは学院の方向に向かって走り去っていった。

 レイにとって、彼との会話は非情に有意義なものではあった。あんなことを言ったものの、この状態からこの眠り猫を起こすのはかなり至難の業だという事も知っていた。だからこそ、話が弾む相手と一時であるとは言え話し込むことでリラックスできたことは大きい。多少ではあるが、冷静に判断することができそうだったからだ。

 

「ナチュラルに死亡フラグ吐いた手前、間に合わねぇのはカッコ悪いしなぁ」

 

 誰に向かってでもなくそう言うと、レイはこの手のかかる妹分を叩き起こすための試行錯誤を始めた。

絶対に間に合わせてやるという、傍から見れば下らない覚悟を宣誓して。

 

 

 

 

 

―――*―――*―――

 

 

 

 結論から言えば、遅刻こそしたものの、入学式を丸々欠席するという暴挙には至らずに済んだ。

 

 

 欲望に忠実な、かの妹分の目を覚まさせるために必要なキーワードはどうやら「早く起きないと今日のオヤツ抜きにすんぞ」であったらしく、それを耳元で聞いた途端にフィーは顔を寄せていたレイの鼻っ柱をへし折らんばかりの俊敏さで起き上がり、その頭突きの直撃を食らった当の本人の回復を待ってから一気に学院まで走り抜けたのである。

 

 とは言え、少々といえども遅刻は遅刻。校門の近くで佇んでいた先輩の小柄な女子学生に事前に告知されていた二人分の荷物を預けると共にお説教を受けること十数分。その後に二人は既に入学式が始まっていた講堂に可能な限り気配を消して潜入し、最後尾に設けられていた椅子に並んで座ることで一先ずの事なきを得るという、おおよそ士官学院に入学する人間が取るような行動ではない事を大胆に、そして確実に遂行して見せたのだ。無論、決して褒められた事ではないが。

 そして今、椅子に座ったことで性懲りもなくウトウトしかかっているフィーに向かって「今度寝たらオヤツどころか今日の夕飯も抜くぞ」と小声で脅しをかけ、その視線を再び壇上の方へと向けた。

 

 

「最後に諸君には、かの大帝が遺したある言葉を伝えたいと思う」

 

 

 壇上に立って新入生一同に向けて言葉を発しているのは、目測で2アージュ程もあるだろうかという、筋骨隆々の体躯を持った老人。その声には恐ろしさこそないものの、長きに渡って激動の人生を歩んで来た人間のみが含むことを許される厳粛さがあった。その圧倒的な雰囲気に、レイも内心で舌を巻いていた。

 

 トールズ士官学院学院長、ヴァンダイク。

学院長でありながら、エレボニア帝国正規軍名誉元帥という華々しい肩書も持つその老君は、今でこそすっかり鳴りを潜めているものの、現役時代はその怒声が大気を震わせ遥か彼方まで響いたというとんでもない伝説を持つ人物でもある。そんな名将から隠し切れずに漏れ出る覇気を感じ取って、レイはいつの間にか椅子の上で姿勢を正していた。ふと横を見ると、先程まで半眼であったフィーですらも、しっかりと目を見開いて言葉の続きを聞いている。

 

 

「『若者よ、世の礎たれ』――― ”世”という言葉が何を示すのか。何を以て”礎”とするのか。その意味を、考えて欲しい」

 

 

 学院の創設者、ドライケルス大帝が遺した言葉。

レイ自身、伝説の中でしか語られない人物の言葉など普通はあまり気にはかけないのだが、この人物だけは、ある意味”特別”ではあった。

 

「(250年前、《獅子戦役》の英雄、か)」

 

 個人的に縁がある訳ではない。ただし、その内乱の話は幾度か耳にし、そしてその度にある種の憧憬(どうけい)を抱いていたのだ。それと同時に、こうも思っていた。そんな人物の傍らに在り続けるというのは、どのような心境であるのだろうか、と。

 

「(ま、今はどうでもいいか)」

 

 夢のような伝説に思いを馳せるよりも、今はただ目の前の生活を続けていかなければならない。

そう結論付けると同じく、行事が終了して生徒らはそれぞれに分けられたクラスへと思い思いに散らばっていく。そんな中で”赤い制服”を着た自分たちだけが、何の連絡もなくポツンと取り残されていた。

 

「どうしよ、レイ」

 

「どうするつってもなぁ、何も言われてない以上動きようが……あ、おーい、リィン!」

 

 フィーと二人で所在無げに佇んでいると、レイが残っていた生徒の中からかろうじて知り合いとなっていた男子を見つけて駆け寄る。橙色の髪の男子生徒と一緒にいたリィンも、レイの姿を確認して手を振った。

 

「レイ、間に合ったのか」

 

「いや、正確には間に合っちゃいなかったんだが……まぁそれはいいか。それよりも、お前も何も聞かされてないのか」

 

「あぁ。……っと、紹介するよ。こっちはさっき知り合ったエリオット」

 

「初めまして。僕はエリオット・クレイグ。よろしくね」

 

 自分と同じように小柄な男子生徒が一礼と共にそう挨拶してくる。それに返す形でレイと、ついでのような形でフィーも挨拶を済ませると、ここで初めてその苗字(ファミリーネーム)にレイが反応した。

 

「(クレイグ……って事は、コイツが例のオーラフ・クレイグ中将の息子か)」

 

 とある事件の際に随分と世話になった剛毅な将軍の顔を思い出し、その上で、息子にあたるであろうこの少年の顔をもう一度見る。

結論、全く似ていない。いや、髪色はともかく、顔立ちなどはそこはかとなく似ている気がしないでもないが、とにかくエリオットからは武人のオーラが毛ほども感じられない。月とスッポンなどと言えばスッポンに失礼にあたるぐらの歴然とした差があった。

 

「えっと……?」

 

「あぁ、スマン。まぁ、よろしくな」

 

 じっと顔を見つめてしまった事を軽く詫び、改めて周囲の状況を確認する。これ以上曖昧な状態が長引くようならばこちらから勝手に行動することも辞さないと、そう思っていた時だった。

 

 

 

「はーい、”赤い制服”を着てる子たちはコッチにちゅうもーく」

 

 

 

 不穏な空気が漂い始めていた講堂に響く、場違いなほどに明るい声。恐らくこの場に残っている生徒の大半は初耳である声なのだが、フィーとレイにとってはその限りではない。その双眸を訝しげなものを見るそれへと変え、声がした講堂の出入り口の方へと、顔を向ける。

 

「やっとお出ましか、怠惰教官め」

 

「む、アンタは久しぶりにあったお姉さまに向かっても相変わらずの口の悪さね。ま、その方がアンタらしいけど」

 

「知るかっての。んで、俺らは一体どこへ向かえばいいんだ?」

 

 レイが声をかけたその先にいたのは、赤紫色(ワインレッド)の髪を後ろで纏め上げた一人の女性。彼らの関係が分からずに一様にポカンとしている生徒を前にして、女性は努めて明るいままの声で言った。

 

 

「君たちにはこれから、”特別オリエンテーリング”に参加してもらいます♪」

 

 

 

 ―――絶対に碌な事じゃない。

 

 レイは持ち前の直感で、これから起こるであろうことに対して、一人警戒のレベルをこっそりと上げていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




……書き終わって思いました。何だこのグダグダ感。

慣れてない内から何かをしようとすると本当に火傷しますね。ハイ、今後気を付けます。


さてさて、次回はいよいよ二人のこの作品の中での初陣です。
戦闘描写……ちゃんと書けるかなぁ(汗)

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