幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ディバイスは極大魔法{ディジェネレイト・コンファイン}を展開するが、メオンは状態異常を弾く大魔法{シャイニングプロテクション}を使う事によってこれを攻略。そのままディバイスを殺害し、クロス側の強敵を1人撃破したのだった………


第106話 クロス陣営の痛手

ディバイスが倒された頃、クロスはメザイアの死体の前を去っており、渓谷の最深部へと来ていた。しかし、彼の表情は暗いものであり、その様子を影の中から伺っていたエフィドが近くから出てきた。

 

エフィド「やけに暗い表情だな、ボス」

 

エフィドはクロスの表情の暗さに国を傾げていた。

 

クロス「………ミアス様が遅いと思ってな。妹のお姫様を殺さないように動いていたのは知ってたが………幾ら何でも遅過ぎる気がしてな。それにさっきから魔力反応が感じられない。どこに行ってしまったのか………」

 

クロスはそう言って、ミアスの帰りが遅い事を考えていた。この時のクロスはミアスがミレストの自爆に巻き込まれて死んだ事を知らない為、本当に帰りが遅い可能性を考えていた様子だった。

 

エフィド「姫さんの事か………俺が探してこようか?」

 

エフィドはクロスの内心を察知し、ミアスの捜索を申し出た。

 

クロス「いや、いい。俺はミアス様を信じてるからな」

 

クロスはエフィドの申し出を断り、ミアスを信じる様子を見せた。

 

エフィド「………そうか」

 

それを聞いたエフィドは影の中に消えていった。

 

クロス「………エフィドは心配症だな」

 

クロスはエフィドの様子に見てそう呟くものの、その内心はどこか嬉しそうなものであったのだった………

 

 

 

しかしエフィドは、単独で影の中を動き回っていた。

 

エフィド「(ボスはああ言っていたが………姫さんが心配なのは間違いないはずだ………俺の方でも捜索してみるか………)」

 

エフィドは単独でミアスの捜索を行う事に決めた様子を見せる。そんな中、エフィドは先程ミレストのキマイラが自爆した際の自身の震源地近くへ出てきた。

 

エフィド「………なんという光景だ。渓谷でここまでボロボロの場所があったか………!?」

 

エフィドはそのエリアの光景に驚きを隠せない様子を見せていた。そんな中、エフィドはこの空間の中に残っていた魔力の残り香に気付く様子を見せた。

 

エフィド「この反応………まさか………!?」

 

エフィドは驚きを隠せない様子を見せていた。そして、足元に目を向けると、粉々に砕けていた、ミアスの杖だったものが落ちているのを目にしたのだった。

 

エフィド「姫さん………まさか死んだというのか………!?」

 

エフィドはそれを目にし、ミアスの死を察知する様子を見せた。そして、エフィドは近くの壁に思い切り拳を打ち付けると………

 

エフィド「………ボスになんて伝えればいいと言うんだ………くそっ!!」

 

クロスにどう伝えるべきかと悩む様子を見せたのだった………

 

 

 

ディバイスが死んで間も無くの頃に、エフィドはミアスの死を察知する様子を見せた。そして、ミアスの死をまだ知らないクロス。果たして、ミアスが死んだ事を知った時、クロスはどのような反応を見せてしまうのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
視点は再びメオン達に戻り、メオンはミトルに対して撤退を指示する。それを拒否しようとするミトルだったが、メオンは現状の戦いに並の2級魔法使い達にはどうする事も出来ない事を説明するのだった………
次回「超戦争の最低ライン」
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