幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

116 / 190
前回までのあらすじ
クロスを撃破した春香だったが、クロス側の軍師がこのタイミングで牙を向きだした。軍師は自身がバトルウォーの人間である事を明かし、古代極大魔法のデメリットについて、今更クロスに説明を行ったのだった………


第116話 古代極大魔法の在処

クロス「俺達を潰す為のスパイだったというのか………軍師………ふざけやがって………!!」

 

クロスは憤慨する様子を見せると共に、ダメージに苦しみながら身体を起こすが………

 

????「………言っておくが、古代巨大魔法をこれ以上使うならやめておいた方がいい。このままだと負担に耐えられずに死ぬ………」

 

軍師はクロスが古代極大魔法を使おうとしている気配を察知したのか、そのような警告を行った。

 

クロス「………そうだとしても、古代極大魔法を使えば俺に優位が来るはずだ………!」

 

しかし、クロスは古代極大魔法の力を持つ自身の方が優位である事を語った。

 

????「優位………それはどうかな? 私の手元にはあるんだよ、これが………」

 

しかし軍師は、ローブの中から魔導書を5冊も取り出す。それはどれもが古びた魔導書であり………

 

春香「っ………! 古代極大魔法の………魔導書………!?」

 

それを見た春香は、軍師が持っているのがどれも古代極大魔法の魔導書である事を察知した。

 

????「………察しがいいな」

 

軍師は春香の答えを肯定した。それを聞いた春香は、咄嗟に魔力を集束させ、紫の弓矢を形成し、軍師に対して構える。

 

????「おっかないな………アンタの魔法が万一この魔導書に当たったら、これが勿体ない事になるじゃないか」

 

それを見た軍師は、春香の魔法を受ける可能性よりも、自身が持つ古代極大魔法の魔導書を心配する様子を見せる。春香は軍師の言葉を真正面から信じていいのか分からず、攻撃のタイミングを窺っていたが………

 

クロス「軍師………貴様ああ!!」

 

クロスは咄嗟に{クロッククイック}を発動し、負傷した身体を押して軍師に接近し、そのまま体当たりした。

 

????「ぐわっ!?」

 

これにより軍師は姿勢を崩した。その際に軍師は古代極大魔法の魔導書を2冊落とした。

 

????「ぐっ………!」

 

軍師はこれに動揺し、すぐさまその中の1冊を拾い直すが、それと同時にクロスは、落ちていたもう1冊を春香の方へ投げ渡した。春香は突如として自身の方へ飛んできた魔導書に困惑しながらも、自身の魔法を中断してそれを手にする事となり………

 

クロス「それを持って逃げろ春香!」

 

クロスは春香に対し、奪取した古代極大魔法の魔導書を持って逃げるよう語った。春香は困惑する様子を見せていたが………

 

????「させるか!」

 

軍師は春香の方に炎の魔法を放つ。春香はそれを防御しようとするが、直後になにかのエンジン音が聞こえた。春香はそれを耳にすると防御姿勢を止める。その直後、春香の背後からバイクに乗ったUとメイトがやってくると、Uが右手にセイバーを装備し、炎の魔法を分断した。

 

U「やっと到着したと思ったら………いきなりクライマックスだな」

 

Uは目の前の光景から、思わずそう言い放ったのだった………

 

 

 

軍師は、古代極大魔法がまだ自身の手元にある事を明かした軍師だが、クロスの決死の攻撃で古代極大魔法の1冊が春香の元に渡った。更にU達が現れた事で、再び戦闘の空気へと変化して行ったのだった………

To Be Continued………




次回予告
軍師との対決空気になりそうな中、クロスは生命を賭けて軍師を倒す事を語る。春香達はその様子に驚いていたが、クロスは自身が生き残れない事を察知しながら、春香達にとある事を依頼するのだった………
次回「クロスの最期の願い」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。