バトルウォーからの宣戦布告をきっかけに魔法研究に没頭する春香。春香は、Uとこれまで収集した情報の内容から、今後の対策として古代極大魔法の解析を優先する様子を見せたのだった………
それから2日程経ち、研究を続けていた春香はロクに睡眠を取らずに古代極大魔法研究に没頭していた。
春香「………ふうっ、そういう事だったのですね………」
そして朝日が昇り始めたタイミングで、春香がそんな事を呟いた。直後に春香は、近くのベッドで寝ていたUの身体を揺さぶると………
春香「UさんUさん、古代極大魔法について片方は解析が終わりましたよ」
Uに対して、古代極大魔法について、現在所持している2冊の片割れの解析を終えた事を語った。
U「うんっ………? ………え? マジで………!?」
Uは寝ぼけた様子だったが、春香の言葉ですぐさま目を覚ました。
春香「マジです。私が手に入れた方の魔導書に記載されていたのは{エクストラフュージョン}。どうやら、融合に関する魔法のようです。古代文字による記載のみなのではっきりとした事は言えませんが、融合に関する魔法である事だけは確かです」
春香はそう言って、魔法のイメージの大枠を説明する。
U「融合………何かを混ぜ合わせる魔法なんだろうけど、果たしてどんな魔法なのか………?」
Uは首を傾げながらイメージを考えていたが………その直後、突如として2人のいる部屋の扉を叩く音が聞こえ………
メイト「春香師匠! U師匠! 大変です!! バトルウォーの1級魔法使いを名乗る相手が町で暴れているそうです!!」
扉の外からメイトが事態を伝えてきた。
U「………止めに行くか」
Uはそう言って部屋を出ようとする。すると、春香はフラついた足取りでUの後を追いかけようとする。
U「………君はろくに休んでないだろ、僕が行く」
しかし、Uは春香の様子が心配である為か、彼女に休むよう諭す様子を見せる。
春香「いえ、私も行きます」
ところが春香は譲らなかった。
U「古代極大魔法を持ってたら君が足手まといになる。僕1人で充分だ」
Uは敢えて春香に厳しい言葉を吐いて突き放そうとする。
春香「足手まといで結構です。それにあなただけでは無傷で帰って来ないでしょう。私が泣きます」
しかし、春香は足手まといだとしても着いて行く意思を見せた。それを聞いたUは溜息を漏らすと………
U「………無理はするなよ」
半ば諦めた様子で彼女の同伴を受け入れる様子を見せた。
春香「善処します」
春香はそう言って、Uと共に部屋の扉を開ける。その後、春香達は扉に立っていたメイトの手引きを受けながら、外へと向かうのだった………
春香の体調を犠牲にしつつも、古代極大魔法の1つの詳細が明らかとなった。だがその直後に奇襲してきたバトルウォーの1級魔法使い。果たして、その人物は古代極大魔法を持っているのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
春香達はバトルウォーの1級魔法使いの元へ駆けつける。その1級魔法使いは、春香達2人と対峙する過程の中で、古代極大魔法の魔導書を取り出し、使用を試みたのであった………
次回「2人目の契約者」