春香は体調を悪くさせながらも、古代極大魔法の魔導書の1冊を解析する事に成功する。しかし、その直後にバトルウォーの1級魔法使いが奇襲をかけてきた報せが届くのだった………
春香達が町の方へ向かうと、そこには見慣れない数百人の魔法使いの軍勢が町に攻撃を行っていた。マジェステンド側の魔法使い達は、バトルウォーの魔法使いの討伐に追われており、そんな中、春香達は、中央に立っている女性の魔法使いに目を向け、彼女の前へと走った。
???「あら………ようやくやってきたのね」
女性はそう言って、春香達の到着に目を向けていた。
春香「………さて、どちら様ですか?」
しかし、春香は杖を出現させると、構わず戦闘態勢に入る様子を見せる。
???「知らないの? ………私はバトルウォー1級魔法使い………フミィ=マドルガよ」
女性こと、フミィはそう言って自身の名を語る。
メイト「バトルウォーの1級魔法使い………!」
それを聞いたメイトは思わず身震いする様子を見せる。春香とUは歴戦の戦士故、そこまで動揺していなかったが………
フミィ「………まあ、そんな事は語らずともいいわね。どうせ貴女達の狙いは私。そして私も貴女達狙いでここに来ているからね」
フミィは淡々と言葉を語ると共に、懐から本のような物を取りだした。
春香「古代極大魔法の魔導書………!」
これには春香も驚きの声を漏らした。
フミィ「これがあれば私は貴女達に勝てる………って、私の国の軍師は言っていたわ」
フミィはそう言って、古代極大魔法の存在をチラつかせ、これを使えば春香達に勝てると唆された事を語る。
春香「(軍師………まさかあのローブの方が生きているとでも………?)」
その言葉を聞いた春香は、白いローブの人物が生存している可能性を感じ取る様子を見せた。そして、フミィは古代極大魔法の魔導書を天に掲げ………
フミィ「コントラクト」
契約の言葉を口にする。これにより、魔導書が燃えると共に莫大な魔力がフミィの身体に流れ込んだ。
フミィ「お見せするわ。これこそ私が持つ古代極大魔法{ダークネスインヴァリッド}!」
フミィは直後に古代極大魔法を起動。これにより、周囲一帯の魔法使い達に向けて光が放出されると共に、フミィの身体に黒い鎧が装着された。
メイト「ふ、2人目の古代極大魔法の使い手………!」
メイトは驚きの言葉を漏らす。そして次の瞬間、周囲にいた魔法使い達は困惑の声を漏らしていた。
魔法使い「あ、あれ!? 強化魔法の力が消えてる!?」
なんと、周囲の魔法使い達が使っていた強化魔法の効力が消えていたのだ。
フミィ「そう、これこそが私の発動した古代極大魔法の効果。一定範囲内で発動中、もしくは発動を試みた強化魔法の効力を全て無効にする事が出来るのよ!」
直後にフミィは古代極大魔法の効力を説明。その場にいた者達は、その効力に戦慄する様子を見せた。
U「………厄介な魔法を持ち出してくれたもんだな」
そしてUは、フミィが持ち込んだ古代極大魔法の厄介さに思わずそう呟く様子を見せたのだった………
マジェステンドに攻め込んできたバトルウォーの1級魔法使いフミィ。彼女は古代極大魔法を使って春香達の討伐を狙っていた。果たして、春香達に対抗する術はあるのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
フミィが超人的な強さを得ると共に、春香が不調である事から満足に戦えないという苦しい状況だった。そこで春香は一か八かの賭けとして、古代極大魔法の使用を試みようとする様子を見せたのだった………
次回「春香達の賭け」