フミィを相手に、圧倒的な実力を見せ付けた春香達は、フミィの撃破に成功する。しかし、直後に白いローブの人物によってフミィは殺害される事となったのであった………
春香「やはり生存していたのですか、白い軍師さん………?」
春香は白いローブの人物に対して、生きていた事について問いかける。
????「………クロスは決死の覚悟で私を犠牲にする気だったようだが………結果として生き残れる程には大した事が無かった………{インフィニティクロック}と{ダークネスインヴァリッド}が永遠に失われる事となったのは残念だが………まあいいだろう。新たな実験体が目の前に現れたんだから」
白いローブの人物は、遠回しに肯定する様子を見せる。
U「呑気な言い回しだ………さては人間じゃねえな、アンタ。あの時に見た爆発………明らかに古代極大魔法持ちでもタダで済むはずがねぇ。仮に生きていたとしても回復には時間がかかるはずだ。3日4日で復活するなんて………人間の回復力や並の回復魔法じゃ無理だ」
しかしその言葉は、白いローブの人物がただの人間では無い事を察知するきっかけとなった。
????「………成程、面白い推察だ。確かに古代極大魔法を使った人間による自爆は、例え古代極大魔法を発動していたとしてもタダでは済まない………だが、私は先の戦いから間を置かずして復活を遂げた………だから私がタダの人間では無いと………ふむ」
白いローブの人物はそう言って、自身がタダの人間では無いというUの推察を耳にし………
????「………幾らかは正解というべきか………良いだろう、今後お前達とは何度も顔を合わせる事になる以上、私もお前達に教えてやるとしよう………私はクルーフ=バイスタンダー!! バトルウォーの軍師にして、古代極大魔法の探求者!! ………今後、お前達の魔法を楽しみに見させてもらうぞ………」
Uの推察に幾らか肯定すると共に、自身の名前をここで春香達に明かした。そして白いローブの人物ことクルーフは、最後に春香達の古代極大魔法に対する期待の言葉を語ると共に、その場から撤退した。
U「待て………!」
春香達は追いかけようとしたが、クルーフの常人離れしたスピードを目にし、思わず足を止めてしまった。
U「………やっぱり人間じゃねえ………アイツ、いったい何者なんだろうか………?」
Uはクルーフの様子から思わずそう呟いた。すると春香は右手を顎に当て………
春香「それもそうですが………あの人の狙いがよく分かりません。なんと言いますか………私達の魔法に期待している様子でした。それは、バトルウォーが不利になる恐れがある期待なのに、それを意に介さず………あの人はいったいどういう気持ちでこの戦争に挑んでいるのか………」
クルーフの狙いが読めない様子を見せていた。
U「………ほっとけ。奴の目的なんてどうせロクでも無いんだから」
しかし、Uはクルーフの目的には興味が無い様子を見せた。それを聞いた春香は少し考える様子を見せると………
春香「………まあこの答えについてはゆっくりと考えるとしましょう………」
すぐに結論は出ないだろうとして、時間をかけて考える事に決めたのだった………
遂に本性を見せ始める白いローブの人物こと、クルーフ=バイスタンダー。しかし、クルーフの言葉はバトルウォーが戦争に勝つ事とは明らかに矛盾したものであった。果たして、クルーフは何を思ってこの戦争に臨んでいるのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
古代極大魔法を解除する春香達。しかし、解除して間もなく、Uは春香にくっついて離れられない様子を見せた。春香はこれについて、古代極大魔法のデメリットが関係している事を推察するのであった………
次回「合体のデメリット」