魔法を解除した春香。だが、何故かUが春香にくっついて離れられなくなってしまう。理屈に悩みながらも、春香達は一旦その場を離れる事を選んだのであった………
その後、城の一室へと戻った春香達。この頃にはUの様子も幾分か落ち着いたようであり………
U「………すまなかった春香。こんなに恥ずかしい事をしたのは久しぶりだ………」
Uはどこか恥ずかしそうにそんな事を呟いた。
春香「大丈夫ですよ。少し驚きはしましたが………」
春香は特段気にしていない様子を見せていた。
U「………しかし、なんであんな事になったんだろうか………? 合体しちゃった事がトリガーなのは間違いなさそうだけど………」
そんな中、Uは先程のデメリットが発生した理由について疑問を感じた。
春香「そうですね………いっその事試してみましょうか?」
春香はそう言うと、身体に魔力を纏わせる。
U「えっ!? ちょっ!? 流石に軽率に使うものじゃないだろう!? 君の身体に何かあったら………!!」
Uは慌てた様子で静止を試みる様子を見せる。
春香「………またそうやって自分の事を省みず………古代極大魔法{エクストラフュージョン}………!」
しかし春香は、Uが自分ではなく春香の事のみを心配する光景に頬を膨らませると、突如として古代極大魔法を起動。これにより、Uは光に変化して間もなく、春香の身体を覆う鎧へと変化してしまった。
U「な、なんで急に魔法を使ったんだい………!?」
これにはUも困惑する様子を見せていた。
春香「自分の事を省みようとしないUさんへの罰が半分で………もう半分がちょっとデメリットの事を調べようと思ったからです」
春香は頬を膨らませながらそう言うと、直後に合体を解除する。するとUの身体は元に戻ったが、やはり春香へ抱き着く事となってしまった。
U「ううっ………やっぱりこうなる………」
Uは薄々予感していたのか、現在の自分の状況を恥ずかしく感じていた。
春香「………成程、現状は私を強化するエネルギー側になっているUさんにこのデメリットが発生するみたいですね………もしこの立場が逆だったとしたら………分からないですね」
一方春香は2回目の合体を経て、デメリットのトリガーが、鎧となっている側の方に発生する仮説を立てた。それを聞いたUは………
U「なら逆になって欲しいものだな………春香にもこの屈辱を味わってもらいたいよ………」
不貞腐れた様子から、思わずそう呟いてしまった。
春香「………これは、お仕置きですかね」
しかし、それが春香を更に怒らせる事になってしまったのか、Uは春香の身体ごとベッドに押し倒されてしまった。
U「お仕置き………!? か、勘弁してくれよ………!!」
Uは慌てた様子で懇願する様子を見せたが………
春香「問答無用です」
そう言って、U本人にお仕置きを実行する様子を見せたのだった………
春香はUとのやり取りや、2回目の合体を行った事である程度の事を理解する事となった。そして、春香が不意に口にした立場が逆であったとしたら………その言葉の答えはもう少し先になって明らかとなるのであった………
To Be Continued………
次回予告
翌日、春香にお仕置きという名目で好き勝手されてしまった事で元気が無いU。そんな中で、マジェステンドを攻めるバトルウォーの第二陣が攻め込んできたのであった………
次回「バトルウォーの第二陣」