幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
エレドの魔法に苦戦させられる春香達。だが、エレドの魔法を攻略する為に春香とUは力を合わせる事を選択。古代極大魔法を逆流させる事により、Uを主軸としたもう1つの姿へと変化するのであった………


第130話 真っ白な想いの徒手空拳

エレド「殴り合いだと………!? この俺を相手に接近戦を仕掛けようなどとは愚か者が!!」

 

エレドはUの言葉に苛立ちを覚え、彼に向けて再びエネルギー波を飛ばす。しかし、Uは回し蹴りでエネルギー波を粉砕。その直後にエレドへ接近し、跳躍と共に後ろ回し蹴りをぶつけた。

 

エレド「ぐあああっ!!」

 

エレドは、近くの建物の壁へと激突する。エレドは近くの壁を支えに身体を起こすが………

 

エレド「馬鹿な………この俺が魔法ではなく徒手空拳に苦戦させられるとは………!?」

 

エレドは魔法では無い攻撃で自身が押されている事に動揺の声を漏らした。

 

春香「………確かに魔法の力は偉大です。人類が魔法を手に入れた事により、リスクを持って接近せずとも敵を滅ぼせるようになったのは画期的な発明でしょう。しかし………世の中にはそんな魔法使いすらものともしない歴戦の戦士がいるんですよ………! 今貴方が対峙しているUさんこそ、その歴戦の戦士です………!!」

 

しかし春香は、魔法による優位は絶対では無い事を語った。それを聞いたエレドは怒りを顕にさせ………

 

エレド「認めん………俺は認めんぞ!!」

 

そう言って、先程よりも大きなエネルギー波を飛ばす。しかし、Uを吹き飛ばす事は出来ず………

 

U「………勝手に不貞腐れているがいいさ。お前が過去に囚われたままなら………僕達はその先の未来を切り開いてみせる!!」

 

Uはそう言い放つと共に、右手にZEROセイバー、左手に春香の杖を出現させると、鎧に宿った春香の魔力が、この2本に纏われる。すると魔力によって生成された持ち手のようなパーツが、セイバーの持ち手、杖の先端と直線状に合体。それにより、セイバーの光の刀身が出現すると同時に、杖の先端が光を纏った。

 

U「くらえ! {フュージョンスラッシュ}!!」

 

Uは武器に宿った2つの光を、斬撃としてエレドに向けて飛ばした。エレドは右手を斬撃に向けて跳ね返そうとするが………

 

春香「………無駄です。その斬撃には私の力が………魔力を中和する力がありますから………!」

 

春香の力を宿した斬撃にはエレドの魔法は適用されず、エレドはそのまま右手と胴体を斬られ、三枚おろしの形で倒れ、絶命した。この事態にはバトルウォーの魔法使い達が動揺する様子を見せた。そして、Uがバトルウォーの魔法使い達を睨み付けると、魔法使い達は慌ててマジェステンドから逃げ出した。そして、戦いが終わった事を確信したUは溜息を漏らし………

 

U「………奇策が上手く刺さったな」

 

春香に向けてそう呟く。

 

春香「そうですね………一応今回の例は私の力が有効でしたが………強化形態になるのも体力を大きく消耗するリスクがありますからね………持久戦の面ではこの力も有りという事なのでしょうね………」

 

そして春香も強化形態のリスクから、現在の力を好意的に見る様子を見せたのだった………

 

 

 

Uを主軸としたもう1つの力によってエレドを撃破したU。これにより、バトルウォーの第二陣をなんとか防ぎ切る事に成功したのであった………

To Be Continued………

 




次回予告
魔法を解除する春香達だが、今度は春香がUに抱き着く状況となってしまった。この事から、デメリットが発動するトリガーは決定的なものとなったのだった………
次回「反転するデメリット」
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