ファイドとエイドは、それぞれが古代極大魔法と極大魔法を展開する事により、メオン達を圧倒する勢いを見せる。しかし、それを見ていたメイトは、一か八かで古代極大魔法を契約。メオン達の窮地の前に、魔法を発動するのであった………
エリハ「め、メイトちゃん………その姿は………!?」
ファイド達が驚く中、エリハも驚きのあまり疑問の声を上げた。一方でメオンはメイトの身体に纏われた鎧を目にし………
メオン「お前………古代極大魔法を契約したのか………!? しかし、どこで魔導書を………?」
メイトが古代極大魔法を契約した事に勘づく様子を見せた。一瞬、どこで魔導書を手に入れたのか疑問に思う素振りを見せたが、少ししてハッとする様子を見せた。何故なら………
メオン「………春香が持っていた魔導書か………!!」
メオンは、元々春香が古代極大魔法の魔導書を2冊所持していた事を思い出し、既に1冊は春香とUの契約によって消費されていた事を考えると、もう1つの魔導書がまだ未使用であった事から、それを用いた契約であると理解した為であった。互いに驚きが隠せない中、ファイドは我に返る様子を見せ………
ファイド「(………落ち着け、まだ魔法の結界が破られただけだ………一定空間内ではまだ俺の魔法の効力が生きている………あの小娘を俺の魔法で縛れば何の問題も無い………!)」
自身の極大魔法がまだ生きている事を思い返し、素早くメイトの足元から鎖を生成させる。
エリハ「危ない………!!」
エリハは声を荒らげる。しかし、メイトは目にも止まらぬ速さでこれを回避するだけでなく、背負っていた杖を取り出し、その先端をファイドの身体に押し付けると………
メイト「………{ヘルファイア}!」
そのまま魔法を発動。するとファイドの身体から火柱が立ったのだが、その威力は中級魔法とは思えない程に絶大であり、ファイドを一撃で燃やし尽くした。
ファイド「ぐわあああああ!! (馬鹿な………!? 防御姿勢で無いとはいえ、こんな中級魔法で俺が火だるまになっているだと………!?)」
ファイドは訳が分からない様子を見せていた。そして少ししてファイドは火だるまと化し、地面に倒れると共にそのまま絶命。ファイドの極大魔法は解除される事となった。
エイド「ふぁ………ファイドォ!!」
エイドは突然の仲間の死に動揺する様子を見せた。そしてメオンも、彼自身が感じていた魔力量の莫大さに言葉を失っていた………
メオン「(し、信じられん………あれが春香やUを師として仰いでいた3級魔法使いの力だというのか………!? 普段との魔力量とは何十倍も違う………なんというブーストのかかり方だ………!!)」
メイトに与えられた特大のバフに驚かされるメオン。しかし、エイドはメイトの方へ走り出し………
エイド「小娘が………よくもファイドを!!」
エイドは怒りに身を任せながらメイトに向かって右手を伸ばすと共に、爆発のエネルギーを飛ばす。しかし、メイトはエイドの目に止まらないスピードで爆発のエネルギーをかわす。そして、杖の先端に魔力を集束させながらエイドに向けると………
メイト「{エクスプロード}!!」
爆裂魔法の初歩魔法を放つ。しかし、古代極大魔法の力により、その威力は絶大と化しており、エイドを爆発させる威力を見せた。
エイド「ぐああああああ!!」
エイドはこれをまともにくらい、爆散する事となった。これにより、第三陣の魔法使い達は指揮官を失い戦意喪失。慌ててその場がら逃げ出してしまった。一方でメイトは、あっさりと1級魔法使い2人を倒してしまった事に困惑する様子を見せていたが………
メイト「これが古代極大魔法の力………?」
自身の新たな力を実感する様子を見せたのだった………
メイトの強さは想像以上のブーストがかかったものとなり、2人の1級魔法使いを途端に倒す程の強さへと覚醒した。そしてこのメイトの契約により、既に戦死した魔法使い達を含め、7冊の古代極大魔法が契約によってこの世に顕現する事となったのだった………
To Be Continued………
次回予告
一方その頃、別件と称して外に出ていたUは、バトルウォーから少し離れた場所にて、バトルウォーを調査していた。そんな中、Uの前に吟遊詩人のフィールが再び現れたのだった………
次回「フィールの助言」