メイトの様子を見る中、メイトが契約した古代極大魔法のデメリットについて改めて説明する春香。現在のメイトの背負うデメリットは、出力を犠牲にかなり安全性の高いものとなってはいたが、春香達はメイトに対して使用制限を設ける必要性がある事を察知する結果となったのだった………
それから数時間、日が落ちて間もなくの時間帯においてもメイトは眠ったままであったが、その際に城の外から物音が聞こえた。
U「………そう言えばさっきから物音が聞こえるな」
Uは部屋の窓から物音が聞こえる方に視線を向ける。そして春香も窓から外へ視線を向けると………
春香「あれはエリハちゃんと………エフィドさん………でしたかね。クロスさんの元にいた魔法使いの1人です」
春香はそう言って、外にいる2人の名前を口にする。どうやらエリハとエフィドの2人が対決する形で特訓を行っていた様子であった。
U「………意外な組み合わせだな。確か君の話だと、あのエフィドって奴が、エリハちゃんの左腕を落とした張本人なんだろ?」
Uは2人の組み合わせに驚いていた。Uは春香づてに話を聞いているだけであった為、敵対を通り越した因縁を持つ2人の組み合わせを不思議そうに感じていた。
春香「分からないものですよね、あの2人が殺し合いではない特訓でぶつかり合っている………私も正直驚いていますよ」
春香も2人の組み合わせには内心驚いていた。そして春香は2人が殺し合いではない形で戦い合う光景を新鮮に思える様子だった。
U「………そんなに見惚れるものなのかい?」
Uは春香の様子を目にし、思わずそう問いかけた。
春香「そうですね………私の知る限りだと意外と言うか、エフィドさんは容赦が無くて、あまり群れない人だと思ってましたからね。何があったのか、エリハちゃんと一緒なのは気になりますね」
春香はエフィドの人間性をなんとなく感じており、あまり群れないタイプだと考えていた。しかし、そんな彼がエリハと共に特訓するという光景は、春香から見てとても意外なものであった。
春香「………ねえUさん、1度Uさんもお2人の様子を見に行ってはいかがでしょうか? 私がメイトちゃんの様子を見ていますしそれに………エフィドさんもまだUさんの事はよくわかっていないでしょうから………仲良くなる為のきっかけとしても良いのではないでしょうか?」
そんな中春香はUに対し、エフィド達の様子を見に行くよう勧める様子を見せた。
U「ええっ………僕としては別に仲良くしたくもないよ………」
Uはエフィドと仲良くなる気など持っておらず、困惑する様子を見せていた。
春香「まあまあ、そう言わずに………」
春香はそう言って、Uを説得する様子を見せた。春香の依頼とあってはUも断りきれず………
U「………分かったよ、仲良くなる気は無いが、様子は見てくるさ………」
Uはそう言って、様子を見に行く事だけは承諾して部屋を出た。その様子を見た春香は………
春香「………Uさんなら上手くやれると思いますよ。今のエフィドさんからは………いえ、元から根本は純粋な人ですから………」
そう言って、Uなら問題無いと考える様子を見せていたのであった………
エリハとエフィドという因縁ある2人が特訓するという異質な光景を見た春香は、Uに対して様子を見に行くよう促す様子を見せた。果たして、春香は何を思ってUに様子を見させに行ったのか………?
To Be Continued………
次回予告
エリハ達の様子を見に行くUは、エリハとエフィドの2人の模擬戦闘を見ていた。そんな中で、Uはエフィドの現状を悟る。Uが察したエフィドの状況は、エフィド本人を動揺させる程のものであったのだった………
次回「エフィドの現状」