幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

155 / 190
前回までのあらすじ
春香vsザスターの対決において、ザスターは探知と防御を兼ね備えた究極の探知魔法を発動する。だが、春香は冷静に弱点を炙り出しながら、その攻略法を探していたのであった………


第155話 超越の域の魔法

春香による{トゥワイズサンダー}の2撃目は不発となり、1撃目も相殺されてしまった事で、2人の勝負を見ていたメイト達からすれば春香の魔法が完全に防がれたと思えるようなこの展開。しかし、実際にはザスターが苦しそうな様子を見せており、春香はまだまだ余裕がありそうな様子であった。

 

ザスター「(おのれ………この女、姑息だが俺の魔法の隙を破ろうとするとは侮れんな……… )」

 

ザスターは春香に対して恐ろしさを感じる様子を見せていた。そんな中、春香は杖を地面に突き刺すと、両手に紫の魔力を纏わせる。それによって、春香の手には紫の弓矢が生み出されるが………紫の弓に番える矢の数は3本となっており、春香の手元に存在する魔力の総量はとてつもないものであった。

 

ザスター「なっ!? (あの女の魔力の量がとてつもないものとなっている………!?)」

 

ザスターはこれに動揺する様子を見せていた。しかし、その間に春香は詠唱を終え………

 

春香「小細工に近いものではありますが、耐えられるのであれば私の手はかなり潰れますね………頑張ってください………{トリプルオメガアロー}!!」

 

春香は3つの紫の矢を同タイミングで放った。この3つの矢が探知魔法の有効範囲に入り、その内1つは電流によって相殺が始まったものの、残り2つがザスターに向けて襲いかかっており、スピードでかわすのも難しい状態であった。

 

ザスター「ぐうっ!? {スチームフェンス}………!!」

 

ザスターは自身の周囲に小さな防御壁を生成する。2つの矢による威力はとてつもないものであったが、ザスターは何とか2つの矢の威力を相殺する事に成功した。少しして残りの1本も相殺にする事が出来たが、ザスターは酷く消耗していた。

 

ザスター「はあっ、はあっ………」

 

ザスターは息も絶え絶えな様子だった。それに反して、春香は特に疲れてもいない様子を見せており………

 

ザスター「貴様………あれだけの魔法を使って何故消耗していない………!?」

 

思わず春香に対してそう問いかける様子を見せた。

 

春香「………何故でしょうね。少なくとも私はまだまだやれますよ?」

 

春香はそう言って、自身はまだまだやれる事を語った。春香のその言葉と嘘偽りない様子を見たザスターは………

 

ザスター「(なんて女だ………あれだけの魔法を使ったのにも関わらずあの体力………まるで私を嘲笑うかのようだ………)」

 

内心、春香に対する恐怖や恐ろしさを感じる様子を見せていたのであった………

 

 

 

春香はザスターの探知魔法の隙を確実に突く戦い方で彼を押していた。果たして、この対決の行方はどのようなものとなるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
春香の強さを前に極大魔法の展開による逆転を図るザスター。しかし、ザスターは春香の思惑の上で動かされる形で極大魔法を使用していたのであった………
次回「春香の掌の上」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。