幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
予告をしてきたフィールが春香達の前へ現れた。フィールは既に契約していた古代極大魔法の力を用いながら古代極大魔法の魔導書を使い、3冊目の契約を結ぶ野望を成し遂げたのだった………


第163話 最強の三重契約

フィールは古代極大魔法による三重契約を成し遂げた。そして、フィールがゆっくりと春香達の元へ向かってくる中………

 

メイト「………! と、止めないと………!! 古代極大魔法{トランセンドブースト}!!」

 

恐怖を感じたメイトは反射的に古代極大魔法を起動。メイトの身体に赤い鎧が生成され、これが装着されると、メイトは超加速によるスピードでフィールに接近する。しかし、フィールは自身の正面に白い魔法陣を生成してこれを壁代わりに止めると………

 

フィール「甘いな」

 

フィールはそう言うと、冷静に右手から冷気を放った。

 

メイト「っ………!!」

 

メイトは身体を燃焼させる事で冷気を耐えるものの、メイトにとっては膠着状態となってしまうため、動揺する様子を見せていた。

 

春香「………! このままではメイトちゃんの消耗が………!!」

 

メイトの苦戦状況を見た春香は、両手に紫の弓矢を生成すると、紫の矢をフィールに向けて放った。フィールはこれも白い魔法陣で受け止めようとするが、1つ目の魔法陣が矢を貫通した。

 

フィール「む………?」

 

フィールはすかさず白い魔法陣を作り出し、春香の紫の矢を打ち消したが、フィールがメイトに放っていた冷気を放つ事を止める事には成功した。その隙にメイトは距離を取れたが、古代極大魔法による代償で眠気を感じてしまう様子を見せ、地面に倒れると、メイトの古代極大魔法が解除されると同時にそのまま眠りに落ちてしまった。

 

春香「メイトちゃん………!!」

 

春香はメイトに対して動揺する様子を見せた。一方、フィール側も口から血を流していた。どうやら、先程春香の魔法を止めた事が原因であった。しかし、フィールは笑いを零すと………

 

フィール「これが古代極大魔法による代償か………私の身体を壊してしまう程のリスク………面白い………!! ふはは………はははっ!!」

 

そう言って狂ったように笑いを見せた。それを見た春香は思わずドン引きの表情を見せていた………

 

春香「自分が魔法で壊れるのすら面白いと思いますか………狂ってますね」

 

春香は苦言を呈する様子を見せた。だが、フィールは笑いを漏らすと………

 

フィール「狂いたくもなるさ………私は古代極大魔法の為に生命を賭けてきた………寧ろ本望だ………!!」

 

そう言って、自身の行動が心の底から本望であるかのような様子を見せていた。

 

春香「………そうですか。私には理解出来ない領域ですが………貴女はここで殺すしか無さそうです………!」

 

それを聞いた春香は理解が出来ない様子を見せていたが………フィールを殺す覚悟だけは決心が着いた様子を見せていたのだった………

 

 

 

フィールの三重契約はメイトにすらどうする事も出来ない恐ろしいものとなっていた。そして露見するフィールの狂気。彼女達を殺す決心が着いた春香は、果たしてフィールを倒す事が出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
春香は古代極大魔法による力を解禁し、Uと力を合わせながらフィールと激闘を繰り広げる。魔法の出力こそフィールが上であったが、春香とUにはそれを覆すだけの実力があったのだった………
次回「実力vs出力」
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