春香達の過去話から、春香達が恐怖を感じない理由を知るメイト。しかし、それを聞いてもなお戦うかについては、メイト自身の判断に委ねる事となったのであった………
そして、エタールを封印した光の球体の輝きが遂に弱まり、今にも壊れそうな状況であった。春香達は窓からこれを見ており………
U「………いよいよ後10分もないか」
Uの言葉で猶予が残されてなどいない事が2人の中で分かった。春香達は部屋の扉の前に立つと………
U「………これから先の戦いはここ最近ではまた大きな強さを持った相手だ。この扉を開けたらもう戻れないぞ? 覚悟は………いや、愚問か」
春香に確認の是非を問おうとしたが、確認するだけ無駄な事を自嘲するようにそう呟く。
春香「そちらこそ………今更怖いなんて話は無しですよ?」
春香も笑いを零すと、Uに対してそう問いかけた。
U「愚問だな。ここまで神とか人間辞めてる奴と何度も殺し合ってるのに、今更引き返す選択を取る馬鹿がいるかよ」
Uは笑いながらそう返した。春香もクスリと笑いを零すと………
春香「それはそうですね………! ………では、行きましょうか」
春香はそう言うと、ドアノブに手をかける。Uも合わせてドアノブに手をかけると………
U「………死ぬなよ、春香」
春香に対してそう呟いた。
春香「Uさんこそ………せめて死ぬなら一緒に………ですよ?」
春香もUに対して言い返すようにそう呟いた。
U「………だな」
Uは春香の言葉に頷き、扉を開ける。そして、廊下の窓から飛び出した。2人は空中で身体を浮かせると共に、地面へ静かに着地。そしてそのまま城下町の中央広場へ向かって走り出すのであった………
一方、城の廊下の窓から2人の様子を見ていたメイト。彼女はまだ答えが見つからないのか、身体を震えさせながらその場に座り込んでしまっていた。
メイト「(怖い………でも、あのお2人はどうして戦えるのかな………分からないよ………)」
メイトは未だに春香とUの内心が理解出来ない状況だった。恐怖で身体が動かない中、メイトの横をとある人物が通った。
???「………メイトちゃん? どうしたの?」
その人物はメイトを知っており、彼女の様子に驚く様子を見せていた。
メイト「………! ミトルさん………! どうしてここに………?」
その人物はミトルであった。
ミトル「………市民の避難誘導を頼まれてね。メイトちゃんこそどうしてここに………?」
ミトルはここを訪れる前に仕事をしており、その関係でこの場を通り過ぎたようだった。
メイト「実は………」
メイトはミトルに対し、自身の状況を話し始めるのであった………
春香達はいよいよエタールとの再対決に挑む事となった。そして現状でも恐怖に怯えるメイト。一連の事件に関連した最後の対決は、目の前に迫っていたのであった………
To Be Continued………
次回予告
春香達が中央広場に到着した直後、エタールの封印が遂に解かれる事となった。春香達の最終決戦が遂に幕を開けたのだった………
次回「最強との最終決戦」