エタールの封印解放から残り10分を切り、2人は改めて戦いへの意思を確認し、戦いへと向かう。その一方、メイトはまだ恐怖に怯えていた。そんな彼女の前に偶然にもミトルが現れたのだった………
そして、2人が中央広場に到着してから間もなく、中央広場の上空に存在していた光の球体は限界を迎えたのか、内側から崩壊。中からエタールの姿が現れ、彼は地面へと着地する。
U「いよいよ復活したか………短い休息時間だったな」
Uは皮肉混じりにそう呟いた。そして、エタールは春香達2人の顔を目にし………
エタール「また貴様らか………貴様ら如きに俺を倒せると思っているのか?」
エタールは嫌悪感の混ざった表情でそう呟いた。
U「思ってなくても来るさ。どっちみちお前を放置するメリットが無いんだから」
Uはそう言い返す。エタールは鼻で笑う様子を見せると………
エタール「………やれるものならやって見るものだな………俺が倒せるというのなら」
そう言って、自身を倒してみるように煽ってきた。それは自身が絶対負けないという自信の裏返しとも取れるものであったが………
春香「貴方こそ後になって泣いたりしないでくださいよ? それに………無敵の魔法使いなんてこの世にはいませんよ………所詮、そんなものはまやかしに過ぎませんからね………」
春香はエタールを煽り返した。それを聞いたエタールは舌打ちをすると………
エタール「………生意気な。俺の産まれた時代において俺を倒そうと息巻いた奴は大勢いたが………お前達みたいなタイプは初めてだ………絶対、この場で殺してやる………!」
苛立ちを明確にしながら、右手を春香達に向け………
エタール「燃えろ………{エターナルバーニング}………!!」
エタールは強烈な炎を放出する。春香達は左右に分かれる形でこれを回避すると………
U「早速ご挨拶だな………なら、こっちも行かせてもらうぜ!」
Uはそう言って目にも止まらない速さでエタールへ接近する。
エタール「………{トランセンドブースト}」
するとエタールも別の魔法を起動し、Uと同じく高速移動を行う。エタールはUの後ろへ回り込むと………
エタール「{エンドレスボンバー}………!」
Uに爆裂魔法を叩き込もうとする。だが、Uに二度も同じ手が通用する事はなく、Uは光のエネルギーを微かに残す形で回避。直後に春香が少し離れた位置から魔法を詠唱しており………
春香「{フォトンバレット}!」
春香は右手に生成した杖の先端から光の柱をエタールに向けて放出する。
エタール「っ………! {マキシマムリダクション}!」
エタールは咄嗟に白い魔法陣を張り、春香の放った光の柱の威力を格段に下げる。しかし、春香は笑みを浮かべており、エタールが首を傾げていると、直後に後ろからUがセイバーを手に接近していた。
エタール「なっ!?」
Uはエタールに向けてセイバーを振るう。エタールは咄嗟に回避………したかに思えたが、光の刀身が微かに左頬を掠めており、傷口が出来ていた。
エタール「くそっ………! (片方の対処に気を取られてはもう片方にやられるだけだ………どうしたものか………)」
エタールは2人の連携力を目にし、思わず打開策を考え始めるのであった………
春香とUはエタールを相手に得意の連携で善戦する形で対抗する。果たして、春香達はこのまま押し切れるのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
エタールは古代極大魔法の連携で2人の足止めを狙う。しかし、2人にとっては本当に足止めにしかならず、過去の経験からすぐさま手を変えるのであった………
次回「足止めと打開策」