幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
エタールの封印が遂に解かれ、春香達vsエタールの最終決戦がいよいよ始まった。春香達は連携を武器にエタールへ善戦する強さを見せるのであった………


第176話 足止めと打開策

エタールが打開策を考える中、Uが再び高速移動でエタールへ接近する。それを見たエタールは………

 

エタール「ならばこれだ………! {マーベラスマグネット}!」

 

そう言って、別の魔法を起動。これによりエタールの身体は磁石のようなものとなり、Uはエタールに近付いた直後、磁石の要領で近付けず、突き放されてしまった。

 

春香「(あの魔法は………)………{ファイアボルト}!」

 

春香はエタールが発動した魔法を目にし、試しと言わんばかりに火の矢を飛ばす。エタールに向かって放たれた火はエタールの身体には届かず、少ししてエタールの背後へと弾かれてしまった。

 

エタール「フッ、この魔法があれば貴様らは近付けまい………!」

 

エタールはそう言って自身の優位を感じていた。だが………

 

U「なら手を変えるだけだな」

 

Uはそう言うと、エタールから磁石のような吸引されないギリギリのラインへ接近する。

 

エタール「………死にに来たか………ならば死ね………!」

 

エタールはそう言うと、闇の魔法をUに向けて放つ。だが………

 

春香「{ミラーシールド}!!」

 

春香はUの目の前に鏡のような円形の魔法陣を生成する。すると、エタールの魔法はUの目の魔法陣にぶつかってエタールへ反射する。そして直後、エタールが展開した磁石のようなフィールドに闇の魔法がぶつかる。闇の魔法は磁石の力を押し切れず弾かれようとしていた………

 

U「(おっと………! 春香の作戦では………っと!)」

 

だが、Uは弾かれようとしている闇の魔法の前へと接近する。Uの目の前にはまだ魔法陣が残っており、闇の魔法はエタールの魔法で弾かれた直後にUの目の前の魔法陣にぶつかり反射。再びエタールの魔法によって弾かれようとしていた。そして弾かれればUの目の前の魔法陣によって跳ね返される………それの繰り返しが起きた。

 

エタール「(俺の放った魔法が反射され続けてる………? ………いや、俺の放った魔法の威力が少しづつ上昇している………)」

 

エタールはこの無限ループに首を傾げていた………だが、しばらくしてこの無限ループは突如として終わりを迎えた。なんと、エタール側の魔法が弾ける限界を迎え、ミシミシと音を立て始めていた。

 

エタール「………! (マズイ………! 反射時に俺の放った魔法の威力が無限に上昇したのが原因で俺の魔法がキャパをオーバーしてしまっている………!!)」

 

エタールは動揺を隠せない様子だった。どうやら、エタールが魔法を弾ける限度に達してしまったようであった。そして、遂にエタール側の魔法が耐えられず、闇の魔法がエタールの魔法をへし折って飛んで行った。エタールは咄嗟に{トランセンドブースト}による高速移動で回避するが、闇の魔法は近くの民家を破壊する威力となっていた。エタールは春香とUの対応策を目にし………

 

エタール「くそっ………! 本当に足止め程度にしかならんのか………!!」

 

自身の策が足止めにしかならなかった事に思わずそう呟いたのであった………

 

 

 

エタールの様々な魔法に対し、打開策を打つ事でエタールの策を潰していった。果たして、このまま春香達がエタールを押し切る事が出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
春香達に反撃するべく、エタールは古代極大魔法によるコンボで対抗を試みてきた。一方で春香達は防御こそ上手く動いていたものの、中々エタールにダメージを与えられない問題が浮上していたのであった………
次回「攻撃の課題」
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