幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
春香の奇襲をかわす為に探知魔法による策に切り替えるエタール。しかし、それに対して探知魔法に引っかからない手段を持つUが連続攻撃を仕掛ける。これにより、またしてもエタールの策は潰れる事となったのであった………


第180話 千日手をかわす手

エタールはUに一方的に蹂躙され、春香もその援護をするかのように初歩の魔法で間髪入れずに攻撃し、エタールを翻弄していた。

 

エタール「(くそっ………! この白髪コンビを倒すのは不可能では無いのだろうが………コイツら、完全に手馴れてやがる………! このままでは良くて千日手………いつまで経ってもケリがつかん………!!)」

 

エタールもこの現状から2人を倒す為にはあまりにも時間を要する事を感じていた。その事を察知したエタールはUの何度目かの攻撃においてわざとディフェンスせずに、城の方角へと吹き飛ばされる。

 

U「っ………! (コイツ………! 今わざと攻撃をモロにもらいやがったのか………!?)」

 

これにはUも声を漏らした。エタールは城の方へ手を向けると………

 

エタール「本当は先にお前達を倒したかったが………こうなっては時間がかかり過ぎだ。先に城から落とすのがベストだろう」

 

そう言って、マジェステンドの城から破壊する事を宣言する。Uの攻撃をマトモにくらって大きく吹き飛ばされていた為、2人の妨害をする前に城を破壊できる………エタールはそう考えていたのだ。

 

春香「っ! (しまった………!!)」

 

これには春香達2人も動揺していた。エタールは2人に止められる前にそのまま自身の魔法を放とうとしていたが………

 

???「大魔法{ストームバスター}!!」

 

突如として城の方から巨大な竜巻が飛んできた。エタールは咄嗟に白い魔法陣を正面に展開して防御する。

 

エタール「………何者だ」

 

だが、自身の策を妨害する何者かに対し、エタールはそう問いかける。竜巻の飛んできた方角へ目を向けると………

 

春香「………! ミトルちゃん………!!」

 

そこには2級魔法使いミトルが立っていた。

 

エタール「(さっきの魔法………あの白髪の魔法使いよりは威力は無い………虚仮威しだ………構わずこちらの魔法をぶち込めばこちらが押し勝てる………!)」

 

エタールはすぐにそれが春香の魔法に劣る威力である事を察知し、再度攻撃を仕掛けようとする。しかし、その直後、エタールの背後に突如として素早い動きで小柄な人物が現れると………

 

???「{エクスプロード}!!」

 

とてつもない大爆発による威力が襲いかかった。エタールは咄嗟に魔力による防御をする事でその場を防いだものの………

 

エタール「っ………! ガキ………があぁぁ!!」

 

エタールは背後の人物に対してそう言い放つ。エタールの背後に立つその人物こそ………

 

U「メイトちゃん………!!」

 

古代極大魔法を起動し、鎧を身に纏った魔法使い

メイトであった………

 

 

 

春香達との千日手を避けるべく、城の破壊に動こうとするエタール。しかし、その行動すらメイト達の妨害により、それを止める事が出来たのであった………

To Be Continued………




次回予告
エタールに対して恐怖を振り払えないながらも必死に食らいつくメイト。時間制限に焦らされながらも、メイトは格上のエタールを相手に善戦する様子を見せたのであった………
次回「若い魔法使いの勇気」
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