幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
メオンは春香達に対し、メイトに押されて動いた意思を明かした。メオン達の加勢を得た春香は、次の策をUへ共有するのであった………


第185話 2人が見た隙

春香とUがそれぞれ会話をする中、エタールは苛立ちを見せ………

 

エタール「何をダラダラ話している………!!」

 

両手から巨大な炎を2人に向けて放った。だが、エリハが巨大な氷塊を飛ばしてこれを防ぐと、続いてUがエタールに接近し、素早い動きでセイバーを振るった連続攻撃を行う。エタールは高速移動による回避で手一杯だったが………

 

春香「極大魔法{カオス・ダークライト}!!」

 

その隙に春香が極大魔法を起動。エタールとUを巻き込んだ巨大な結界による白と黒のカオスな空間を生成する。

 

エタール「な、何だこの魔法は………!?」

 

エタールは春香の極大魔法に動揺する様子を見せる。Uは意に介さないままエタールに攻撃を仕掛け続けていた。それに合わせて春香も両手に紫の弓矢を生成し、そのまま紫の矢を放つ。魔力の反応から放たれたタイミングを読んだUは、そのままバク宙で紫の矢をかわす。エタールは高速移動でこれをかわそうとするが………

 

春香「………無駄です。この極大魔法の空間内では私の魔法は対象へ必中化します」

 

春香は自身の極大魔法の効果を説明。それを聞いたエタールは驚きの表情を浮かべ、実際その直後に春香の紫の矢は突如として軌道を変えると、エタールに直撃する。

 

エタール「ぐあっ!?」

 

エタールは咄嗟に魔力による防御で防いだが、紫の矢が直撃した事でよろめく様子を見せる。その直後にUが右足による飛び蹴りをエタールに直撃させ、その威力でエタールの身体を春香の結界を貫通する形で追い出した。

 

春香「今です、皆さん!!」

 

春香はそのまま外にいたメオン達へ指示を飛ばす。するとメオン達が遠距離からの魔法攻撃で一方的に攻撃を放つ。エタールは白い魔法陣でこれを防いだものの、エタールは苛立ちを隠せずにおり………

 

エタール「こうなれば………貴様ら全員の時を遅めてやる………! インフィニティクロ………!!」

 

エタールは自身の優位を確立する為、時を操る魔法{インフィニティクロック}を発動しようとする………

 

春香「………待っていましたよ、そう来るのを」

 

しかし、春香達はこの時を待っていた。エタールが春香達の注意を散漫にすると同時に時の魔法に頼ろうとしたこの瞬間、突如として白い触手が、破かれた結界の隙間から飛び出し、エタールの両手両足を拘束する。

 

エタール「があっ!?」

 

エタールは動揺する様子を見せながら結界に目を向ける。すると直後に結界が消滅し、中から白い触手を背中から伸ばし、白い光の鎧を身に纏った姿、ムーンシロミヤの姿となったUの姿があった。

 

U「………チェックメイトだ」

 

エタールを拘束したUは、エタールに向けてそう言い放つのであった………

 

 

 

エタールは、数百人に渡るメオン達の軍勢に苛立ち、時の魔法に頼るが、それこそが春香達の狙いであった。そして、遂に強化形態を解禁したU。果たして、この対決の行方は如何なるものとなるのか………?

To Be Continued………




次回予告
エタールは絶体絶命の危機においても自身の野望を止めようとはしていなかった。そんな彼の野望を砕くべく、下された決断は………
次回「白い魔法使いの下す決断」
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