エタールとの対決から3ヶ月が経ち、マジシエント大陸の人々が変わっていく中、春香達は自分達の国へ帰る日が迫っていたのであった………
メイトが春香達へ想いを伝えられる日は待てど来ず、遂には春香達が自国へ帰る日がやってきてしまった。春香とUは、Uが運転するバイクに2人で乗り、マジェステンドから旅立とうとしていた。この日はミラクレンドに戻っていたメオンがわざわざ見送りに来ており………
メオン「………2人には色々助けられたな。元気でやれよ」
春香達に対し、別れの言葉をかける。
春香「そちらこそ元気で。私達が次来た時にどれほど繁栄しているか楽しみにしていますよ」
春香はメオンの今後の活躍を楽しみにしている事を語る。それを聞いたメオンは笑いを零し………
メオン「これは中々重い大任だ」
ジョーク混じりにそう呟いた。そして、エリハは春香達の様子を目にし、目から涙を零していた。
春香「もう、そう泣くんじゃないの」
春香はエリハの涙を指で拭き取った。
エリハ「絶対………絶対遊びに来てくださいよー!!」
エリハは子供のように春香達に遊びに来るように言った。それを聞いた春香は彼女の頭を撫で………
春香「ええ、必ず」
そう言って、エリハと約束を交わすのであった………
そして、Uが低速でバイクを動かしていたものの、2人の視線にメイトがいない事が気がかりであった。
春香「[………メイトちゃん、いませんね………]」
春香はテレパシーでUに対し、メイトの事を話した。
U「[悲しんでるんだろうよ、幾ら素質があるとは言え、あの子だってまだ歳若い女の子だ。こういうのが受け入れられないなんて事は珍しいものじゃない………]」
Uはメイトがまだ歳若い少女である事を理由にそう語った。春香はそれでも腑に落ちない様子を見せていたが、バイクは遂にマジェステンドの国を出てしまったのであった………
………それから3分もしない頃だろうか。バイクで草原を走っていた2人だったが、春香とUはとある反応を感じた。
U「………春香、帰る前に寄り道しよう」
それを感じた事から、寄り道を提案するU。
春香「私からもお願いしようと思っていた所です」
春香も同じ考えに至っていたのか、2人は反応の聞こえた方へバイクを動かす。それから30秒程バイクを走らせると、そこには魔法の修行を1人でこなすメイトの姿があった。
春香「メイトちゃん!」
春香はメイトへ声をかける。春香の声を聞いたメイトは振り返り、春香達へ視線を向けはしたものの、その様子は何処か悲しげなものであったのだった………
遂に春香達がマジェステンドを旅立つ日がやってきたものの、メイトは国を離れ1人で修行をしていた。果たして、メイトは2人へ想いを伝えられるのか………?
To Be Continued………
次回予告
メイトは中々想いを伝えられずにいたものの、別れたくない本心を遂に涙ながらに晒した。それを聞いた春香達がかける言葉は………?
次回「別れたくない本心」