いよいよ春香達がマジェステンドから旅立つ日となったが、メイトは見送りには来なかった。そして彼女は1人修行をしていたのだが、春香達がそんな彼女の様子を身に彼女の元を訪れたのであった………
春香達はバイクを降りると、メイトの傍にかけよる。メイトは口元をもごもごとさせて口を開けずにいた………
U「………そういえばまだメイトちゃんとはお別れの挨拶をしていなかったな………この数ヶ月、君と一緒にいた日々は楽しかったよ」
そんな彼女に気を使ってか、Uが別れの挨拶を口にした。それでもメイトは俯いた表情で口を開けずにいたが………
春香「………メイトちゃん、私達はもうそろそろ行かないと行けないの。何か言いたい事があるのなら………今しか言うチャンスは無いわよ?」
春香はメイトに対し、伝えたい事があるかを問いかける。それを聞いたメイトは頭の中で今しか自身の想いを伝えられるチャンスは無い事を嫌でも理解させられた。それを聞いたメイトは目から涙を零し始め………
メイト「………いや………です………私は………お2人と離れたくないです………!!」
これまで伝えられなかった本心をいよいよ口にした。
メイト「私は………まだ教わっていない事が沢山あります………!! それに、私はお2人がいなければこんなに強くなれなかった!! まだ恩返しも出来ていないのに………お別れなんて嫌なんです………!! お願いだから………お願いだから帰らないで………!!」
メイトは続けて自身の本心を語る。目から大粒の涙を無数に零す姿は、メイトの紛れも無い本心であり、メイトは自身の姿を晒けだしていた。
U「メイトちゃん………」
メイトの本心を聞いたUは、俯く様子を見せる。そして、春香はメイトの側へ駆け寄ると、彼女を優しく抱きしめる。
メイト「ふぇっ………!?」
春香の行動にメイトは困惑の声を漏らした。春香はメイトの頭を優しく撫でると………
春香「………確かに別れは辛い事。でも、私達は一時的にお別れするだけ………生きている限りはまた必ず会える。だから………見送って欲しいの………また会えると信じて」
メイトに対し、生きている限りまた会える事を諭す。それを聞いたメイトの涙はより一層強まる事となったが………
メイト「だったら………絶対………絶対死んじゃダメですよ………!? 私も………次会う時には1級魔法使いになって待ってますから………!! そうしたら………強くなった私と組手してくださいよ………!!」
春香とまた会える事を信じ、彼女との別れを受け入れる事となったのであった………
ようやく本心を吐露したメイトと、そんな彼女にまた会えると優しく諭す春香。3人で交わしたこの会話による再会の約束。それが実現するかどうかは………神のみが知る事であった………
To Be Continued………
次回予告
メイトとしっかり別れの挨拶をした後、この数ヶ月の激闘を思い出す春香達。数ヶ月の濃い出来事は、春香達にとって記憶に残る、大きな出来事であった………
次回(最終話)「数ヶ月の記憶」