マジシエント大陸のマジェステンド国へと向かう白宮春香とその夫であるUは、その道中でメイト=エトリスを名乗る駆け出しの魔法使いである少女と出会う。旅の道中では魔物が春香達の前に立ちはだかる中、春香の圧倒的な力によって、その難を潜り抜けていくのだった………
それから1日程旅を続けた事で、春香達は目的のマジェステンド国へ到着した。
U「ここがマジェステンド国か………思ったよりも活気があっていいな」
Uはマジェステンド国の活気を快く感じていた。
メイト「このマジェステンド国は魔法の発展に力を入れている国で、とても平和な国なんです!」
メイトは国の平和ぶりについて2人に説明する。Uが町の活気ぶりを目にしていると、春香は1枚の招待状を取り出す。
春香「とにかく、この招待状を持ってお城の方まで行きましょう。今回何故私達が呼ばれたのかをお窺いしなければなりませんもの」
春香はそう言って、招待状を差し出してきた王国に対する疑問の解決を考え、U達と共に城の方へと歩き出した。そんな中、城の近くで1人の魔法使いの周りを、多くの若い魔法使い達が囲んでいた。
春香「人が集まってますね………?」
春香達は人だかりに首を傾げていたが、メイトは少しして、真ん中にいる人物が誰かを悟り、同時に何故人が集まっているのかを悟った。
メイト「あっ、あの人は………! 1級魔法使いのエリハ=ミハイドさん!?」
メイトが目にしたのは、この国で1級魔法使いという頂点に立っている魔法使いであり、赤く長い髪をサイドテールに纏め、水色の目に青の魔道服を着たエリハ=ミハイドという女性だった。
U「知っているのか?」
Uは首を傾げながらエリハの事を問いかける。
メイト「あの人はマジェステンド国で3人しかいないとされる1級魔法使いで、王立学院高等部3年生。間違いなく今後のマジェステンド国を引っ張る存在になると期待されているんですよ」
メイト曰く、1級魔法使いとしてかなり期待のされている人物との事である。メイトがそんな話をしていると、エリハ側が春香達に気付いた。
エリハ「………皆さん、失礼します」
エリハは人混みを抜け、春香達の前に立った。
エリハ「あの、その身なり………もしや白宮春香様でしょうか?」
エリハは春香の事を知っているのか、彼女に春香本人であるかを問いかける。
春香「そうだけど………私の事を知っているの?」
春香はエリハが自身を知っている事に多少驚く様子を見せていた。
エリハ「隣の大陸にあるウズクチョの王立学院において、たった3年で教授になるなんていうありえない偉業をなし得た御方として有名ですもの。勿論存じております………!」
エリハは春香が王立学院の教授に上り詰めたのがたったの3年であった事から、彼女の中で大きな注目を寄せていた。
U「僕の知らぬ間に春香が有名人になってるな………」
Uは春香の知名度がマジシエント大陸の魔法使いにも知られていた事に驚いていた。
エリハ「こんな形でお会い出来るなんてとても光栄です………!」
エリハは春香と出会えた事に喜んでいた。
春香「私も驚いているわ………まさかこんなに早く、この大陸で魔法使いの頂点と呼ばれる1級魔法使いの子に会えるなんて思ってもみなかったもの」
春香も1級魔法使いにいきなり出会えた事を嬉しく感じていた。
エリハ「………春香様は魔法使いとしてかなりお強いとお窺いしております。お話をしてすぐに大変失礼かもしれませんが………是非私とお手合わせ願えないでしょうか………!」
そんな中、エリハは春香の実力にも注目しており、それを確認するかのように手合わせを求めてきた。
春香「………私なんかでよければ全然構わないわ」
春香は手合わせを受け入れる様子を見せる。そんな中、2人が対決するという事で、Uはエリハの実力について考え始めていた。
エリハ「(そういえばこの子、1級魔法使いって言われていたっけ………あんな子が1級と呼ばれるレベルの実力者である理由は果たしてなんだろうな………?)」
1級魔法使いと呼ばれるエリハ。果たして、その強さはいかなるものだろうか………?
マジェステンド国にやってきた春香達の前に現れた1級魔法使いのエリハ=ミハイド。春香は早速エリハとの手合わせを行う事となった。果たして、エリハの実力はどのようなものであるのか………?
To Be Continued………
次回予告
魔力のレベルについては、春香の方が圧倒的に上であった。しかし、エリハは1級魔法使いと呼ばれる理由を、とある魔法の発動と共に語るのだった………
次回「極大魔法」