ミレストが担当する二次試験は、森で2時間生き延びるサバイバル型の試験だった。メイトは、一次試験と真逆の性質を持つ試験である事を察知する様子を見せたのだった………
ミレスト「………それでは、結界が張られた時点で試験が開始します。ご武運を」
ミレストがそう言うと同時に、辺り一面を結界が覆い始める。結界が覆われたのを見届けたメイトは、同時に試験が開始した事を察する様子を見せるのだった………
試験が始まって3分程経った頃、メイトが杖を手にゆっくりと辺り一面を見回していると………
???「メイトちゃん!」
突如、メイトの後ろから声をかけてくる人物が現れる。メイトが後ろを振り向くと………
メイト「ミトルさん!」
そこにはミトルが立っていた。
ミトル「メイトちゃん、今回も協力をお願い出来ないかしら?」
ミトルはメイトと顔を合わせるなり、共闘を申し出る様子を見せる。
メイト「勿論です、寧ろこっちからお願いしたいです!」
メイトは二つ返事でこれを引き受け、ミトルと手を組む事となった。
ミトル「決まりね。そうとなれば………まずは作戦会議からかな」
ミトルはそう言うと、近くの木を支えに座ると………
メイト「何か作戦があるんですか………?」
メイトは首を傾げながらその場に座り込む様子を見せる。
ミトル「まず今回の試験における行動可能範囲は半径1kmって所ね。結構広いけど、2時間もあるなら余裕で1、2周は回れるくらいかしらね」
ミトルは今回の結界の大きさや有効範囲を予測し、メイトにも共有する。
ミトル「この森は3〜4級相当の魔物、偶に2級クラスの亜種が現れる所だから、メイトちゃん単独となると恐らく攻撃力は全然足りないわね………」
ミトルは元々この森の魔物の特徴を理解しているようであり、メイトよりも格上の魔物ばかりである事を口にする。
メイト「そうなると私は攻撃面では戦力外かもしれませんね………」
メイトは落ち込む様子を見せながらそう呟く。
ミトル「でも、貴方の防御魔法は間違いなく3級クラスの強さを持っているし、貴方の足りない攻撃力は私がカバーするから安心して!」
しかしミトルはメイトの防御魔法を評価すると共に、彼女の低い攻撃力を補う事を告げる。
メイト「………分かりました、なら防御魔法は任せてください!」
メイトはそう言うと、攻撃面はミトルに任せる事を口にするのだった………
その一方、メイト達のいる場所から少し離れた場所において、黒いローブを身に纏う魔法使いが立っていた。
?????「………成程、ボスの情報通りここでマジェステンドの魔法使い昇級試験を行っていたか………よし、仕事の時間だ………」
その謎の魔法使いは試験を受けている受験者では無かった。それと同時に右手には怪しげなカプセルを3つ持っており、それを自身の周りにばら撒く。すると、カプセルが内部から破裂。その中からは人型の魔物が3体出現するのだった………
二次試験が開幕すると共に、共闘をする事になったメイトとミトル。二次試験への対策を行うと同時に、何者かが暗躍を始めようとしていた。果たして、二次試験はどのような形へと動くのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
城の高い場所から、二次試験の状況を見ていたメザイアだが、突如として未確認の魔物が3体現れるのを目にする。メザイアが危機を他の1級魔法使いに伝えようとする中、メイト達受験者の前には既に未確認の魔物が現れていたのだった………
次回「昇級試験の非常事態」