1級魔法使い達は早急な受験者救出を目標に動き始めた。メイト達が未知の魔物相手にまるで歯が立たずに絶体絶命の状況に追いやられてしまう中、2人の元へメザイアが駆けつけたのだった………
ミトル「メザイア先生………!!」
ミトルはメザイアの登場に対し、驚きと安心感を得ていた。
メイト「(あの人が1級魔法使いの中で1番歴が長く、マジェステンド王立学院の教師の中で唯一の1級魔法使い、メザイア=ブロンティオ………!!)」
メイトもこんな間近でメザイアを見るのは初めてであり、かなり驚いていた。
メザイア「ミトルくん、その子を連れて下がっていなさい。ここは私が対処しよう」
メザイアはそう言うと、未知の魔物に向けてゆっくりと歩き出す。未知の魔物は再びメザイアの元へ走り出し、拳を突き出してくるが………
メザイア「………{エンチャントフィジカルアビリティ}!」
メザイアは魔法を発動し、全身に水色のエネルギーを纏うと、左手で未知の魔物の拳を受け止め、右拳によるパンチを放ち、未知の魔物を軽く吹っ飛ばした。しかし、未知の魔物はすぐに身体を起こしてきた。
メザイア「私のバフ込みのパンチすら耐えるとは………ならば数でどうだ………!!」
メザイアはそう言って再び未知の魔物へ接近すると、ひたすらにパンチを連発し、未知の魔物へ何度も攻撃を与えるが、何度攻撃を与えても未知の魔物は力尽きず、再び絶望を想起させる程であった。
メザイア「耐久力が高い………コイツは1級案件の魔物だな………」
メザイアは目の前にいる未知の魔物は1級魔法使いクラスの強さを持っている事を感じていた。
メザイア「………だが、同時に1級であればコイツは倒せると見て間違いは無いだろう………!」
メザイアはそう言うと、両手を組み合わせ詠唱を行う。そして………
メザイア「………見せてやろう。これが私の極大魔法、{マスター・ビルドアップ}だ!!」
メザイアは極大魔法を展開。これにより、メザイアを中心としたエリアに魔法陣が展開される。
ミトル「あれは………メザイア先生の極大魔法………!」
ミトルは、メザイアの極大魔法を目にし、驚く様子を見せていた。それはメイトも同様であり………
メイト「(魔法陣を設置するという事は春香師匠と同じパワーアップ型の魔法なのかな………? でも、メザイアさんはここまで1度も遠距離魔法を使っていない………一体どんな効果があるのか………)」
メザイアが発動した極大魔法の効果が読めずに首を傾げていたのだった………
未知の魔物にダメージを与えていくが、致命傷に繋がらない事から、メザイアは極大魔法を展開する。果たして、メザイアが展開した極大魔法の効果とは………?
To Be Continued………
次回予告
メザイアが展開した極大魔法は、魔法陣の上に乗る者の身体能力を大きく押し上げる効果を有していた。しかし、その効果は3倍であり、常人では身体が追いつかない状況と化す厄介な魔法であった………
次回「身体超強化魔法」