幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
春香の加勢もあって、未知の魔物2体を撃破する事に成功する。しかし、未知の魔物を解き放った黒幕である、ディバイス=ポイズンが姿を見せたのだった………


第26話 妨害狙いの魔法使い

メザイア「ディバイス=ポイズン………どっかで聞いたような………?」

 

メザイアはディバイスの名前を聞いた事があるのか、首を傾げる様子を見せる。

 

ディバイス「さあ、誰だろうねぇ………?」

 

ディバイスはそう言って、飄々とした様子でそう呟く。

 

春香「(魔力の強さはこの場にいる方………恐らくメザイアさんより上………ここまで来ると最早極大魔法を持っているかどうかでしか等級判別は出来ませんね………レベルだけ見れば1級クラスと見ても問題ないでしょうが………)」

 

春香は冷静に状況を分析する様子を見せる。そしてディバイスも春香を見るなり、彼女の中から現時点で漏れだしている魔力が大きい事を察知し、思わず驚く様子を見せていた。

 

ディバイス「(あの女の人、漏れ出てる魔力だけでも大きいな………なんつうか………1級だって一目で分かるわ………)」

 

ディバイスは春香の強さを直観的に察する様子を見せると………

 

ディバイス「………下手な喧嘩はやめといた方がいいだろうな。今回は将来有望な魔法使い達を潰す事が目的だったが、1級魔法使いが出てきちゃそうもいかない。ここはあの方を連れて逃げるが賢明ってもんだ」

 

ディバイスはそう言って杖を取り出すと、魔法の詠唱を始める。

 

ミドル「逃げるつもり………!?」

 

ミドルはディバイスが逃亡を図っている事を悟る。

 

メザイア「逃がすか! {エンチャントフィジカルアビリティ}!!」

 

メザイアはそれを阻止しようと、自身の身体能力を強化してディバイスに接近する。

 

春香「………! ダメです、メザイアさん!」

 

しかし、春香はメザイアを静止する言葉をかける。だが一足遅く、ディバイスは空いた左腕をメザイアに向け………

 

ディバイス「{ポイズン}!」

 

左手から毒を発射する。

 

メザイア「むっ………!?」

 

メザイアは反射的に左腕で毒を受けるが、左腕が毒に侵され、青紫色に変色した。

 

ディバイス「じゃあな! {テレポート}!」

 

ディバイスは転移魔法を使い、その場を離脱した。

 

メイト「に、逃げられた………」

 

メイトはディバイスが逃亡した事を口にする。春香もそれは理解していたが、手に持った杖をメザイアの左腕に当てると………

 

春香「{キュアポイズン}!」

 

解毒魔法を使い、メザイアの左腕を毒から解放した。

 

メザイア「す、すまない春香くん、助かった………」

 

メザイアは春香に頭を下げ、感謝を伝える。

 

春香「これくらいは造作もないです。それより、今は受験者の子達の救出を優先しましょう」

 

春香は冷静な様子で、自分達の今成すべき事を語るのだった………

 

 

 

未知の魔物を解き放った黒幕であるディバイスの逃亡を許したものの、春香達はなんとかその場を乗り切る事に成功した。そして、他の1級魔法使い達もまた、受験者の救出に動いていたのであった………

To Be Continued………




次回予告
一方、1級魔法使いのミレストとUが協力して受験者の救出に動いている中、残っていた3体目の未知の魔物が出現する。ミレストはUに自らの力を説明するかのように、自らが勝負を買って出る様子を見せるのだった………
次回「ミレストの能力」
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