幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
魔法使い昇級試験から3ヶ月後のある日、春香達1級魔法使いが突如召集される。召集の理由は、ミラクレイド国の1級魔法使いメオンが古代極大魔法なるものの魔導書が見つかった事を報告しに来た事が理由であったのだった………


第41話 伝説の魔法

ミレスト「古代極大魔法………失礼ですが、それはいったいどのような魔法なのでしょうか………?」

 

ミレストは古代極大魔法という言葉に対して首を傾げる様子を見せ、エリハも同じような反応を見せた。

 

メオン「古代極大魔法は大昔に生み出されたとされる魔法であり、現代の極大魔法の原型とも言える存在の魔法だ。まだ詳しい事は分かっていないが、魔法の歴史学上、避けては通れない重要な史料だと考えられる。古代極大魔法の解析が進めば、現代の極大魔法の定義が如何にして完成したかを知る事が出来る。俺はその協力をこの国の1級魔法使いに頼みたく、ここに参上した次第だ」

 

メオンは古代極大魔法について、大まかに説明すると共に、その調査のためにマジェステンド国を訪れた事を語る。

 

メオン「さて、問題はどの1級魔法使いに任せようかと考えていた訳だが………メザイア先生のご予定は?」

 

メオンはメザイアに対し、彼の今後の予定を問いかける。

 

メザイア「悪いが………今の時期、私が着任している王立学院が試験期間だ。私は緊急性の高い任務や非常事態で無い限りはそう簡単には動けん」

 

メザイアは、彼自身が着任しているマジェステンド国の王立学院が試験期間である事を語り、緊急性が高いものや非常事態でない限りは動けない事を語る。

 

メオン「………やはり。貴方は現在のマジェステンドの1級魔法使いの中で最も多忙な御方。俺も正直厳しいかなとは思っていましたよ」

 

メオンもメザイアが王立学院の教師である事を知っていた為、彼の協力は得られない事を薄々察知していた。

 

メオン「そうなると、そこにいる3人に頼むしか無さそうだが………果たして誰を連れて行くべきか………」

 

メオンはそう言うと、目元の包帯を解き始める。包帯の下にはメオンの白い目が隠れていた。彼は最初にエリハに目を向けると………

 

メオン「………1級魔法使いにしては魔力が低めだな………」

 

エリハの魔力がやや低めである事に首を傾げる様子を見せた。続いてミレストに目を向けると………

 

メオン「魔力は申し分無い。眷属魔法の詳細が俺には分からんがまあなんとかなるだろう」

 

彼女の戦術の主力である眷属については首を傾げつつも、魔力については素直に認める様子を見せた。

 

メオン「さて最後は………むっ!?」

 

そして、メオンは最後に春香へ視線を向ける。だが、メオンは動揺する様子を見せる。

 

春香「………何か?」

 

春香は怪訝な表情を浮かべる様子を見せる。

 

メオン「………いや、失礼。俺の目に映った魔力があまりにも大き過ぎたのでな………アンタ、抑えているようでかなり莫大な魔力を持っているだろう? 俺の目に映る魔力情報が狂った試しは無い」

 

メオンはそう言って、春香の魔力の量の莫大さを感じ取っていた。

 

春香「………想像におまかせ致します」

 

春香は答えを濁す様子を見せる。しかし、それがますますメオンの興味を掻き立てる事になった。メオンは包帯を再び目元に巻き付けると………

 

メオン「………いいだろう、今回の調査、アンタの力を貸してもらうとしよう。陛下、メザイア先生、よろしいですね?」

 

春香の力を借りる事に決め、国王のシロムとメザイアの2人に許可を求める。

 

シロム「構わぬ。メザイアも同じ意見だろう?」

 

シロムは二つ返事で頷き、メザイアも肯定するように頷いた。

 

メオン「………よろしく頼む。確か………」

 

メオンは春香に対して握手を求める様子を見せる。その際に春香の名前を思い出そうとする様子を見せると………

 

春香「………春香、白宮春香です」

 

春香は自らの名前を口にしながら握手に応じた。しかし、春香本人はどこか疑う様子も見せていたのだった………

 

 

 

メオンが調査する古代極大魔法の調査に協力する事になった春香。春香に注目を向けるメオンに対し、そんなメオンを疑う様子を見せる春香。お互いがお互いを窺う様子の中、果たして調査を進める事は出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
春香はメオンと共にマジエドの洞窟に向かう事になるが、その前にU達の元へ戻る。その際にメオンは春香だけでなく、Uについても何かを感じていたのだった………
次回「メオンの予感」
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