春香はメオンに同行する事となり、それをUに報告するが、Uは私情で春香をメオンに貸す事を拒否する。結果としてはUも同行する事になる形で、春香の同行を認める結果となったのだった………
Uが同行する事になった結果、必然的にメイトを置いて行く訳にはいかなくなり、メオンの仕事には、春香、U、メイトの3人が同行する事となった………
………そして、春香達はミラクレイド国近くにあるマジエドの洞窟へやってきた。
メイト「ここがマジエドの洞窟………ここは本来ミラクレイド国が発掘調査をしている関係で、一般人は入れないのに、まさかこんな形で入れるなんて………!!」
メイト曰く、マジエドの洞窟は滅多な理由が無い限りは入れないらしく、今回の同行で入れる事を喜ばしく思っていた。
メオン「発掘調査をしているとは言うが………まだ未知の領域が多くてな。決して安全でも無いのが、ここを一般に解放出来ない理由なのだが………」
メオンは、洞窟が現状安全ではない事を語り、その点がこのマジエドの洞窟を一般開放出来ない理由として、頭を悩ます様子を見せていた。
春香「その点は仕方ないでしょう。だからこそ貴方に依頼しているんじゃないですか?」
春香は、その状況だからこそ1級魔法使いのメオンがこの洞窟の管理を預かっている事を察し、そう問いかける。
メオン「………それはそうだな」
メオンはそれに頷く様子を見せると………
メオン「俺が先頭を歩く。アンタらは俺に着いてくる形で来い」
メオンは自らが先頭を歩く事を語り、春香達に後ろを歩くよう指示をした。
春香「分かりました」
春香はそれに頷き、Uとメイトも黙って従う様子を見せるのだった………
その後、春香達は現状の最深部に到着した。
メオン「ここら辺で見つかったとされているが………おい、例のものは今どこに保管してある?」
メオンは近くにいた調査員に例の魔導書の事を問いかける。
調査員「はっ! こちらにございます」
調査員は近くの保管庫から魔導書の入った箱を持ってくると、メオンに手渡した。メオンが箱を開けると、そこには土を被った魔導書が入っていた。
メオン「アンタ、この魔導書についてどう思う? 中身を見て判断してほしい」
メオンは魔導書を春香に渡す。春香が魔導書を開くと、中には土を被りこそしていたが、未知なる言語で記載されていた。
春香「これは………古代魔法語でしょうか………? 辞典を照らし合わせて文字が本物かを推測する必要こそありますが、現代の字で無いのは確かです。ただ、本物と断定出来るかはまだ分かりません」
春香はそう言って、本物とも偽物とも言いづらそうな様子を見せる。メオンは包帯を外し、魔導書に目を向けると………
メオン「そうか………俺も同じ意見だ。本物と断定するには情報が足りなすぎる。今は他に同じようなものが出ないか調べているが………希望は薄いだろうな。陛下からの予算にも限りがあるしな」
メオンも春香と同じで断定までは出来ずにいた。2人の会話にUやメイトは首を傾げていたが、掘り起こされた魔導書の内容次第では事態は大きく変化する事を、春香は悟っていたのだった………
メオンに連れてこられたマジエドの洞窟にて、魔導書と対面する春香。果たして、この魔導書は本物なのだろうか? そして、それが本物と断定された時、この魔導書はどのように扱われるのだろうか………その答えは少し後に明らかとなるのだった………
To Be Continued………
次回予告
メオンは他の魔導書が見つからなかった場合の事を考え始めていた。しかし、そんな状況の中、マジエドの洞窟へ謎の魔法使い達が奇襲をかけてきたのだった………
次回「侵入者の来訪」