マジエドの洞窟にやってきた春香は、発掘された魔導書を見せられる事となった。春香はまだ本物とは断定しなかったものの、本物だった時の事を考え始めていたのだった………
その後、メオンは近くの椅子に腰掛けると………
メオン「取り敢えず、今は他に見つからなかった場合の事を考えるとするか………」
そう言って、他に見つからなかった最悪のパターンを前提に事を考え始めていた。
U「………なあ、春香。魔導書ってのはそう簡単に残らないものなのか?」
そんな中、Uは春香に対して疑問を投げかけた。
春香「開発した人に寄りますかね………私達白宮家の御先祖様………白宮天春様は割と残したがりなのか殆ど残してくださいましたけど………私が知る限りだと、残す方が稀なパターンでしょうか。基本的には基本魔法として組み込まれるか、忘れ去られるかの二択です。言ってしまえば人の歴史と同じですよ」
春香はモノによるとは明記しつつも、基本的には残らない事を語る。
U「そう考えると、貴重な代物なんだなとは思うよ」
Uはそれに頷く様子を見せる。春香達がそんな会話をしていると、慌てて走ってくる魔法使いの男が春香達の前に現れた。
魔法使い「メオン様、大変です………!!」
魔法使いの男は息を上げながら緊急の知らせである事を語る。
メオン「なんだ、そんなに慌てて………?」
メオンは走って来た魔法使いの慌てように首を傾げていた。
魔法使い「し、侵入者です!! 警備をしていた3級魔法使い達が次々と倒されて………恐らく最低でも2級クラスの魔法使いの侵入者が入ってきました………!!」
魔法使いが慌てていたのは、最低でも2級クラスの魔法使いが侵入者としてマジエドの洞窟に現れた事が理由だった。
メオン「………この魔導書だけは我が命に変えても守る。おい、お前。この魔導書を持ってそこのハシゴから逃げろ」
メオンは魔導書を守る事を最優先とし、近くにいた作業員に魔導書の入った箱を託す。
作業員「はっ!」
作業員はそれに頷くと、魔導書を持って近くの非常用ハシゴから逃げ出した。
メオン「………さて、我々は侵入者を排除する。行くぞ!」
メオンは続けて春香に対し、侵入者を排除しに行く事を語る。
春香「言われずとも分かっています。Uさん! メイトちゃん!」
春香はそう言って、Uとメイトと共に、正規の入口へ走り出すのだった………
一方その頃、洞窟の入口では、血まみれになって横たわるミラクレイドの3級魔法使い達の死体が多く転がっていた。そして、そこには男女2人の魔法使いが立っており………
???「………ここにあるのか………古代極大魔法の魔導書が………」
男はここに古代極大魔法がある事を嗅ぎつけているかのようにそう呟くのだった………
古代極大魔法と思われる魔導書について考察を行っていた中、新たに出現する謎の侵入者達。少なくとも2級クラスの強さを持つとされる侵入者達の正体は果たしてどのような人物なのか………?
To Be Continued………
次回予告
洞窟の中間地点において、未知の魔物が春香達の前に現れる。Uを先に行かせる形で未知の魔物達と対決する春香達。その戦いの中で、メオンは自らの力を見せ始めるのだった………
次回「爆裂魔法の探求者」