マジエドの洞窟に侵入者が乗り込む事態となり、魔導書の防衛が最優先事項となった。メオンは春香達に対し、侵入者の排除への協力を要請するのだった………
春香達は洞窟内を走り、侵入者の捜索を行っていた。
メイト「少なくとも2級の魔法使いが相手………またこの間の事件と同じ魔法使い達でしょうか………? 確かU師匠の話では元1級もいるという話だから有り得なくは無いですし………」
メイトは先の昇級試験の際に襲来した魔法使い達の仕業ではないかと考えていた。
春香「どうかしらね………? この先に出てくる相手次第としか………」
春香はすぐにはメイトの言葉に頷かなかったが、突如として足を止めると………
春香「………いえ、その線も有り得るかもしれないわね」
何かを見ながらそう呟いた。春香の視線の先には、先の昇級試験の際に暴れていた未知の魔物達が立っていた。
U「この間の奴か………」
Uは目の前にいる魔物に対しそう呟く。
春香「………こうなるとメイトちゃんの説も有力になりますね。Uさん、先の事件と同じ犯人なら………最低でもミアスって人とディバイスって人のどちらかが噛んでいると見るのが自然でしょう………Uさん、先に行ってください。片方だけですが実際に対峙したあなたが行った方がよさそうです。ミレストちゃんのお姉さんとの戦闘における相性は話を聞く限りあなたの方が有利でしょうし、もう1人は分かりませんが………ただ高等級クラスであるという話なら、Uさん程の御方がそう簡単には敗れませんでしょうし」
春香は先の騒ぎを引き起こしたミアスかディバイスどちらかが噛んでいると考察すると、どちらと対峙しても問題ないと見られるUが行くべきである事を口にする。そんな中でメオンは突如として口を開いた。
メオン「………その男なら勝てると信じる根拠はどこにある?」
メオンは春香に対し、Uに任せられる根拠が何かを問いかけた。春香はフッと笑いを零すと………
春香「Uさんは確かに魔法使いではありませんし、魔力に敏感な貴方の目でもUさんから魔力は読み取れないでしょうが………実際にお目にかかれば分かるのでは無いですか?」
そう言って、Uを見るよう促す様子を見せる。メオンは目に巻かれた包帯を解くと………
メオン「………いいだろう。俺はあまり視覚を信用しないが………」
Uの事を肉眼で目にする事を語る。Uは懐からビームサーベル型武器ZEROセイバーを取り出すと………
U「………ここは任せる」
そう言って未知の魔物の軍勢に突っ込んでいく。普通なら自殺行為にしか思えないが………Uは未知の魔物を全て吹き飛ばしつつ、洞窟の入口方面へと走っていった。
メオン「………驚いたな。アンタの旦那からはまるで魔力を感じぬというのに………あの軍勢を蹴散らして行ってしまった………俺の目に映るものは基本嘘だ。だが………これを見せられては信じる他あるまい………」
メオンはそう言って包帯を懐にしまう。その際に白い目は強く輝いており………
メオン「………いいだろう。雑魚狩りは俺とアンタでやるとしよう………面白いものを見せてもらった例にな」
メオンはそう言うと、懐に隠れていた小さな杖を取り出す。その杖は懐から取り出されて間もなく柄が伸びた。
メイト「(伸縮型の杖………!)」
メイトはそれが伸縮型の杖であるとすぐに気づいた。メオンは杖の柄を地面に突き立てると………近くにいた未知の魔物数体をぶっ飛ばした。
春香「………{エクスプロード}ですね」
春香は、メオンが発動した魔法について口にする。メオンは杖を回すと………
メオン「丁度いい。雑魚共には俺の実験を手伝ってもらおう………俺が得意とする爆裂魔法の実験をな」
率先して未知の魔物討伐を考えていたのだった………
Uの強さを目にしたメオンは、未知の魔物撃破を引き受けた。爆裂魔法を扱う形で実験を行う事を宣言するメオンの実力は果たして………?
To Be Continued………
次回予告
メオンは爆裂魔法を武器に戦うが、あまりにも高い耐久力は相変わらずだった。だが、メオンは自身の極大魔法を解禁するのだった………
次回「爆裂の極大魔法」