幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
春香が極大魔法を展開し、クロスの極大魔法を潰す事に成功するが、クロスの戦術は崩れなかった。そこで春香は極大魔法の比率を操作して発動した魔法{カオス・オールダーク}を発動させるのだった………


第53話 U春コンビの反撃

クロス「(………真っ黒で何も見えん。探知魔法を使って模索するしかないか………)………{マジックパワーサーチ}」

 

クロスは探知魔法を発動し、春香達を探そうとするが………

 

クロス「(………全然探知出来ん。極大魔法の効果か………?)」

 

クロスは探知能力が弱体化している事に首を傾げる様子を見せていた。クロスが状況を読めない中、突如としてクロスは何者かに殴られる感触を感じた。

 

クロス「ぐっ!? (な、なんだ………? 殴られたのか………?)」

 

クロスは何が起きたか分からない様子だった。だがその直後………

 

ミアス「きゃあっ!?」

 

ミアスが悲鳴をあげた事で、自分達が攻撃されている事に気付いた。

 

クロス「ミアス様の悲鳴………!? (やはり、俺達は攻撃されている………!?)」

 

クロスは事態に気づいたものの、視覚を奪われてしまってはどうしようもなかった。

 

春香「………気分はどうですか?」

 

そんな中、春香が口を開いた。

 

クロス「お前………どうやって俺を攻撃している………!? ぐわっ!」

 

クロスは春香を問い詰めるように声を荒らげる。

 

春香「………私はあくまで極大魔法の維持しかしていませんよ。貴方達を攻撃しているのは………Uさんです」

 

春香はそう言って自身は特に動いておらず、Uが攻撃している事を語る。

 

クロス「バカな………状態異常を引き起こす極大魔法は発動者以外に効果が発動するはず………! そうなればあの男も俺達と同じく視界を奪われているはずだ………!」

 

クロスはUが攻撃を行っている事態に首を傾げていた。何故なら極大魔法の性質上、Uも視界を奪われてしまっているからだ。

 

U「………ああ、目に映るのは真っ黒だよ。だけど、僕からすれば他の感覚でも割と何とかなるんだよ」

 

しかし、Uは視覚以外の感覚を用いる事でクロス達の位置を特定し、攻撃を仕掛けていた事を語る。クロス達は信じられない様子だったが、直後に殴られた感覚が再び襲った事から信じる他無かった。

 

春香「Uさんは私の知る限り歴戦の戦士です。そして、私が共闘してきた人達の仲で最も相性がいい………Uさんがいればどんな策に動いても対応してくれる………そう信じているからこんな戦い方が出来るんです………!!」

 

春香はUを信用している為にこの戦術に動いた事を語った。クロスが春香の話に困惑していると、Uの拳がクロス突き刺さり、クロスは魔力の結界を貫通する形で吹っ飛ばされた。結界に綻びが生じた事で極大魔法は強制的に止まってしまったが、春香とUが立っているのを目にしたクロスは………

 

クロス「………認めたくはないがいいコンビだ………俺が一泡吹かせられるとは………」

 

クロスは2人のコンビネーションの高さに圧倒され、思わずそう呟くのだった………

 

 

 

春香の発動した{カオス・オールダーク}と、視覚を奪われても問題なく動けるUのコンビネーションがクロス達を圧倒した。果たして、このまま春香達が決着をつけてしまうのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
クロス達を圧倒する中、未知の魔物狩りをしていたメオンが駆けつけた。その際、メオンはクロスを見るなり衝撃の事実を口にするのだった………
次回「衝撃の過去」
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