幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
春香が発動した{カオス・オールダーク}は、発動者以外の視覚を奪うと共に、探知能力を弱体化させるものだった。しかし、春香とUのコンビネーションによってクロス達を圧倒。2人の連携力をクロスは思わず認める様子を見せるのだった………


第54話 衝撃の過去

ミアス「クロス………! 大丈夫………!?」

 

倒れていたミアスは、地面に倒れたクロスを見るなり慌てて彼に駆け寄った。

 

クロス「大丈夫だ………しかし、コイツは骨が折れる………」

 

クロスは2人の強さを肌で実感し、思わずそう呟く様子を見せた。春香とUが再び身構える様子を見せる中、突如として春香達がいる場に向けて走ってくる足音が聞こえた。

 

春香「この足音は………」

 

春香達は後ろを向く。するとそこには先程まで未知の魔物を倒し続けていたメオンが走っていた。

 

春香「メオンさん………!」

 

春香はメオンの名を口にする。

 

クロス「………メオン?」

 

そんな中、クロスはメオンの名を聞くなり首を傾げる様子を見せた。そして、メオンはこの際目の包帯を外していた為、クロスを見るなり驚きの表情を見せた。

 

メオン「………! バカな………何故お前がここにいるんだ………!?」

 

メオンは大きく驚いていた。それはまるでクロスを知っているかのように………

 

U「………アンタ、知り合いか?」

 

メオンの様子から、Uは思わずそう問いかけた。

 

メオン「………知っている。奴は俺が最も尊敬し、かつては友とさえ思っていた男だからな………」

 

メオンはUの問いかけに頷いた。なんとメオンはかつてクロスと友人であったのだ。

 

クロス「その様子………間違いなくメオンだな。噂には聞いていたが………1級としての風格が感じられて感動する」

 

クロスはメオンに対してどこか嬉しそうにそう呟いた。だが、それを聞いたメオンは苛立ちを顕にし………?

 

メオン「………何の用でここに来た………!?」

 

怒り混じりにクロスの目的を問いかけた。

 

クロス「………もうお前なら何となく気づいているんだろう? ここから発掘されたという古代極大魔法の魔導書だ」

 

クロスはそう言って、自分達の目的はこの洞窟から発掘された古代極大魔法の魔導書である事を語る。

 

メオン「やはりあれが目的か………しかし残念だな。その魔導書なら他の者に持たせて運ばせている。ここにはもう無い」

 

メオンはそう言って、古代極大魔法の魔導書はもうここにはない事を語る。

 

クロス「ほぉ………その魔導書を持たせた奴とは………アイツの事か?」

 

クロスは意味深な事を語ると共に、後ろに人差し指を向ける。春香達は首を傾げていたが、クロスの指さした方には、メオンから古代極大魔法の魔導書を託されていた作業員が立っていた。

 

メオン「な、なんだと………!?」

 

メオンは何が起きているか分からず、困惑する様子を見せたのだった………

 

 

 

メオンが合流した直後に、メオンがクロスとかつて友人関係である事が明らかとなった。更に、古代極大魔法の魔導書を託されていたはずの作業員は何故かこの場に残っていた。果たして、春香達の知らぬ間に何が起きていたのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
作業員はクロス側の人間であり、魔導書を奪われるまでの過程はクロス側の筋書き通りである事が明らかとなった。これにより、古代極大魔法の魔導書はクロス側に奪われてしまったのだった………
次回「クロス側の筋書き」
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