幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
東を捜索するUは、ミレストと合流した後にミアスとも対面する。何度もミアスと顔を合わせる事に嫌気がさしたUは、ミアスの撃破を行う事を決めたのだった………


第59話 ミレストの憎悪

セイバーを向けられたミアスは、Uが自身を倒そうとしている事を聞いて驚く様子を見せたが………

 

ミアス「………そうね。前回はクロスがメインで戦ってたから貴方とこうして戦うのはかなり久しぶりになる。逆に考えたら戦うチャンスと捉えられる訳ね」

 

ミアスはUとの戦いを一周回って望む様子を見せる。それを聞いたUは………

 

U「捉え方については受け付けられるものじゃないが………アンタとのめんどい因縁が晴れるなら助かるってもんだ」

 

ミアスの言葉にどこか納得がいっていない様子を見せつつも、彼女との因縁が終わるのであればそれで構わないと言わんばかりの様子でそう呟いた。

 

U「ミレストちゃん、彼女の相手は僕がやる。君は他の敵魔法使いを捜索してくれ」

 

Uはミレストに対し、他のクロス側の人間を探すよう声をかける。

 

ミレスト「………いえ、私がミアス=マジェステンドを倒します………!!」

 

しかし、怒りのせいでミレストにはUの声が聞こえていなかったのか、Uの言葉を突っぱねるばかりか、ミアスと戦うつもりだった。

 

U「………気持ちは分かる。でも君と彼女の戦闘レベルは前回見た。君も以前からレベルは上がってるかもしれないけど………それは相手にも言える事だ。それに1級魔法使いの君が戦えなくなるのはこの国が大きなダメージを負う事と同義なんだ。今は感情で動くべきじゃない」

 

Uはミレストではミアスに勝てない事、ミレストが戦線離脱してしまっては話が変わってきてしまう点から、彼女に今は感情で動くべきでないと語る。

 

ミレスト「………Uさんの指摘は最もだと思います。しかし、私はあの人にとてつもない怒りがあるんです………! 例え貴方の言い分が正しかったとしても、私は退きませんから!」

 

しかし、ミレストはそれでも退く素振りを見せず、近くにいたプリーストの身体を魔力へ離散させると………

 

ミレスト「大魔法{バーサークサモン}!!」

 

バーサークを召喚し、ミアスに向けてバーサークで攻撃を仕掛ける。ミアスはここでは攻撃せずに守りに徹し、素早い動きでかわし続けていた。

 

ミアス「(ここでミレストが出てくるなんて思ってなかったけど………ミレストじゃ私には勝てない………それはUですら………いや、あの子すら分かりきってる。でも怒りに任せているから退けないって所かしらね………?)」

 

ミアスは、ミレストが怒りのあまり退けなくなってしまっている事をすぐさま見抜いた。そして、Uもそれは気付いており………

 

U「(ミレストちゃんのバカ………! この状況で怒りに身を任せて何とかなる事なんて稀な話だ………! 僕が過去に何度も踏んできた過ちを何故君が踏む………!?)」

 

ミレストの行動を愚かしく感じていたのだった………

 

 

 

ミアスの撃破を考えるUだったが、ミレストが感情に身を任せて戦う事となってしまった。果たして、ミレストの選択はこの先どのような問題を引き起こしてしまうのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
ミレストはミアスの実力に圧倒され、思うように戦えずにいた。ここにUも加勢するが、ミレストはミアスを倒す事しか頭になく、連携など全く取れなかったのだった………
次回「バラバラの戦術」
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