幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

62 / 190
前回までのあらすじ
眷属を破壊され、追い詰められたミレストは、眷属を融合させてアルティメットキマイラを召喚する。しかし、このキマイラはミレストすら制御出来ない獣であり、ミアスをして暴挙と言わせ占める行為をミレストは行ってしまったのだった………


第62話 Uの切り札

ミアス「こうなったら………もう手段を選んではいられない………!」

 

事に慌てたミアスは、杖を地面に突き刺し、両手を組み合わせた。ミアスは内心慌てつつも正確に魔法を詠唱を行い………

 

ミアス「極大魔法{バリアユニバース}!!」

 

極大魔法を発動して、辺り一面を宇宙に変えた。これによってキマイラに宿っている魔力に干渉が行われるが、元が規格外なせいか、あまり効果は無かった。

 

ミアス「(極大魔法による効果の効き目が悪い………だったら………!)………格調魔法{ソーラーシステムストーム}!!」

 

それを見たミアスは、キマイラの頭上から太陽系の惑星をモチーフとした惑星を落下させ、質量の暴力で潰そうとする。しかし、キマイラは膨大な魔力を放出させ、これを投げ返してしまった。

 

ミアス「そ、そんな………!?」

 

これにはミアスも動揺を隠しきれなかった。そしてキマイラは、ミアスに向けて鋭いタックルをしてきた。

 

ミアス「がはっ!?」

 

タックルに直撃し、ミアスは血を吐きながら自らの生成した結界をぶち抜き、そのまま近くの建物に吹っ飛ばされた。その直後に極大魔法が解除された。

 

ミアス「ぐうっ………(キマイラに私の極大魔法が通用しないならお手上げね………こうなったらもう、私達の中でもクロスしか止められない………そして、そのクロスもここにはいない………私はここで死ぬのか………)」

 

ミアスはキマイラに勝つ方法が分からなかった。キマイラが近付いてきたタイミングにて、ミアスは自らの死を予感していたが………

 

U「{マスターセイバー}!!」

 

Uは勢いに身を任せた縦斬り時に斬撃を飛ばした刀身のエネルギーでキマイラに攻撃する。飛ばされた斬撃について、流石のキマイラも弾けない様子を見せていたが、軌道を変える形で攻撃を防がれてしまった。

 

U「僕のセイバーすら効き目が悪い………そうなると、僕が何をやった所で意味は無いか………このままだと」

 

Uは状況を把握すると、持っていたセイバーを地面に突き刺すと………

 

U「仕方ない………後の事を考えると、あんまり疲れる事はするべきじゃないんだけど………」

 

Uはそう言うと、自身の身体から膨大な光のエネルギーを放出し始める。

 

ミアス「(またあの力………でも、エネルギー量はあの時とは比べ物にならない………寧ろどんどん大きくなっていく………!?)」

 

ミアスはUのエネルギーが大きくなっていく光景に大きく驚いていた。そして、Uの身体のエネルギーは触手のようなものへと変化し、背中にくっついていくと共に左目が緑に変色した。

 

U「………変身」

 

Uは両目を光らせると共にトリガーとなる掛け声を口にする。この直後に白い触手がUの身体を多い、白い光の鎧を形成し装着された。そして、Uの身体を覆っていた触手が彼の背中へ収まったのを見たミアスは驚きのあまり言葉を失っており………

 

ミアス「………な、何その姿………!?」

 

思わず困惑の声を口にした。Uは近くに刺さっていたセイバーを引き抜くと言い放った。

 

U「………この力はムーンシロミヤ。僕の最後の切り札にして………最強の剣士だ」

 

自身の変身した姿の名を………

 

 

 

ミアスの極大魔法すら通用しないキマイラの絶望的な強さに対し、Uも切り札を解禁する。ムーンシロミヤというUの最強形態は、果たしてこの状況を打開する機会を生み出す事が出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
Uが変身するムーンシロミヤは、キマイラをも圧倒する程の正真正銘最強の力だった。その圧倒的な力にミアスは言葉を失う様子を見せたのだった………
次回「最強を超える最強」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。