幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
エフィドが放った極大魔法{ネバーフィクションシャドー}により、ジリ貧に追い込まれかける春香。しかし、春香は影を無くすと言わんばかりに極大魔法{カオス・オールライト}を起動するのだった………


第70話 影を無くす手段

エフィド「何っ!? ぐおっ!?」

 

エフィドは春香の手から放出された光に一瞬目を逸らす。そして次の瞬間、エフィドは春香の魔力による結界内に引き込まれた。

 

エフィド「………! 何だこの空間は………影が全く無いだと………!?」

 

その空間は、影がまるで存在しない歪な空間だった。そして、外側から春香の極大魔法を見ていたエリハは大きく動揺していた。

 

エリハ「えっ………!? 春香さんの極大魔法は光と闇による空間の生成だったはずじゃ………!?」

 

それは、初めて春香の極大魔法を見た時とまるで別の効果を有していたからだった。

 

メイト「春香師匠の極大魔法は光と闇の比率によって効力が大きく変わる………らしいです」

 

メイトは、以前に見た{カオス・オールダーク}と同じ性質である事を察知し、エリハに説明する。

 

エリハ「………普通、極大魔法は1人1つしかないはず………比率を変えられるなんてそもそも人間技じゃない………!!」

 

しかし、エリハから見てそれはありえないものだった。人間業では無いというエリハの言葉にメイトは訳が分からず首を傾げていた。そして、空間内では春香が杖を掲げると………

 

春香「この空間内では影が消えると共に、相手の魔力の命中率を下げ………私の光の魔法を大幅に強化する力がある。最も、Uさんの月の力には遠く及びませんけどね………!」

 

そう言って自身が発動した極大魔法について説明。そして、春香は詠唱を手早く行い………

 

春香「大魔法{ジャッジメント}!!」

 

春香は無数の光の柱を生成してエフィドへ攻撃する。エフィドは影の魔法を使おうとしたが、影が全く無い為に魔法は不発に終わった。

 

エフィド「バカな………!? ぐああああっ!!」

 

魔法が不発に終わった事で身体に光の柱が直撃。身体から血を吹き出しながら吹き飛ばされるエフィドが結界外に吹き飛ばされた事で、春香は極大魔法を解除した。

 

春香「………まだやりますか? 私は2発でも3発でも付き合いますよ?」

 

春香はそう言って、まだまだやる気である言葉を返す。

 

エフィド「………いいや、流石にしんどい」

 

エフィドはそう言うと、近くの影に向かって歩き出す。そしてその際に春香の身体から放出される魔力に目を向け、春香の身体からは依然魔力が大量にある事を理解すると………

 

エフィド「それにアンタ………春香とか言ったか? まだ魔力が沢山残ってるんだろ? そうなったら俺がジリ貧に持ってかれる………ここは大人しく去るとしよう」

 

エフィドは大人しく撤退を選択。影に潜るとその場を離脱した。

 

春香「………逃げられましたか」

 

春香はそう呟いて、エフィドとの戦いが中断された事を悟るのだった………

 

 

 

エフィドの魔法を圧倒する春香の第3の極大魔法により、エフィドを撤退に追い込む春香。その強さは相変わらず圧倒的なものであり、1級のエリハをしてありえないと思わせる程のとてつもないものであったのだった………

To Be Continued………




次回予告
エリハの怪我を心配する春香。しかし、エリハは春香の異次元すぎる強さに疑問を感じていた。春香はその原因を内心悟りつつも、エリハ達に対してははぐらかす様子を見せるのだった………
次回「異次元すぎる強さ」
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