ミレストは玉座の間へ戻るが、そこには国王の姿は無かった。その理由は、大臣によって国王が連れ出されてしまった事が理由であったのだった………
そして視点は再び春香へ戻り………春香は国の最北に近付きかけており、周囲の様子を見ながら捜索を続けていた。
春香「(この周囲はかなり荒れていますね………)」
春香は、現在自身がいる周囲の荒れようを目にし、警戒しながら様子を伺っていた。そんな中、春香は前の方から魔法使いの魔力を感じ取った。
春香「(この魔力は………!)」
春香は感じ取った魔力を頼りにその場から走り出した。そして、魔力が放出された場所には、大柄の男が立っていた。
春香「………やはりメザイアさんでしたか」
春香はその容姿から、この男がメザイアである事をすぐさま察知した。
メザイア「春香くんか………」
メザイアは声をかけられた際に一瞬警戒したが、春香だと気付いた直後に落ち着く様子を見せた。
メザイア「そっちの状況はどうだ?」
メザイアは春香に対し状況を問いかける。
春香「エフィド=シャードと名乗るクロス側の人間と遭遇し………エリハちゃんが左腕を切断されてしまい離脱しました。エフィド=シャードについては撤退まで追い込みましたが………私の知ってる人間を見ていない現状ではまだ油断は出来ませんね………」
春香は、エフィドとの戦いの事をメザイアに報告する。
メザイア「エリハくん程の子が離脱させられるとは………エフィド=シャードなる相手はそれ程強かったのか?」
メザイアは春香に対し、エフィドの強さを問いかける。
春香「エリハちゃんより強いと見ていますが………私は特に苦戦もありませんでした」
しかし、春香はロクに苦戦せずに撤退に追い込んだ事からそこまで強さを感じていなかった。だが、それを聞いたメザイアは首を傾げる様子を見せる。
メザイア「(エリハくんが苦戦したのに、春香くんが苦戦しなかった………? いったいどういう事だ………? 嘘をついてるようには見えないが、理解出来ん………)」
メザイアは春香の説明に困惑する様子を見せていたが、その直後、春香達はもう1つの魔力の反応を感知した。
春香「………! メザイアさん、後ろです!」
春香はメザイアに対し背後を向くよう声をかける。メザイアが背後を振り返ると………
メザイア「貴様は確か………!! ディバイス=ポイズンか………!!」
そこにはディバイスが立っていた。ディバイスは歩いて2人に近づき………
ディバイス「おっと………前に見た1級の2人じゃないか………偶然だな」
ディバイスは春香達との思いがけない再会を、どこか嬉しそうにしながら言葉を返すのだった………
創作を続ける中でメザイアと合流する春香は情報共有を行う。だがその直後にディバイスが現れた事で、春香達は休む間もなく次の勝負に挑む事となってしまうのであった………
To Be Continued………
次回予告
ディバイスが登場した事で、勝負が始まろうとする中、メザイアがディバイスの相手をする事を宣言する。メザイアは自身の中で春香を先に行かせようと考えていたのだった………
次回「マジェステンド最強の1級」