単独行動を行う春香は、その過程でメザイアと合流する。春香が情報共有を行う中、ディバイスが春香達の前に現れたのだった………
目の前に現れたディバイスに対し、春香は無言で杖を召喚しようとする。すると、メザイアが春香の前に手を伸ばし………
メザイア「貴様の相手は俺だ」
メザイアがディバイスの相手を引き受ける事を宣言する。
春香「メザイアさん………?」
メザイアの言葉に首を傾げる春香。メザイアは春香の前に立つと………
メザイア「春香くん、君は捜索を続けてほしい。まだ主犯が見つかった訳では無いからな」
春香に対して捜索を続行するよう指示する。
春香「………分かりました」
それを聞いた春香はその場から離脱を行おうとする。
ディバイス「ちょっ、逃げる気か………?」
ディバイスは、春香がその場から離れようとしている事に対し、萎えた様子を見せていたが………
メザイア「貴様ら侵入者に1級を2人も割く余裕は無い。自慢では無いが………マジェステンドの中では最強の1級魔法使いの私1人で充分だ………!!」
メザイアはディバイスの相手を1人で充分と言い放つと………
メザイア「{エンチャントフィジカルアビリティ}!」
メザイアは身体強化魔法を自身に使い、軽い身のこなしでディバイスに対し、鋭いパンチを放つ。
ディバイス「うおっ!?」
ディバイスは反射的に両腕でガードしたが、威力までは押し殺せず、後ろへ吹き飛ばされた。
ディバイス「………成程な、前にも見せてもらったけど、実際にもらうと全然違う………マジェステンドの1級魔法使いの中で最強を自負するだけの事はあるな………」
ディバイスはそう言ってメザイアの攻撃力の高さに驚かされていた。
ディバイス「だが、俺の魔法は防げるかな! {ポイズンレーザー}!」
ディバイスは右手から紫の毒々しいレーザーを放つ。メザイアはこれをかわすと………
メザイア「そんなものに当たるか!」
鋭い拳をディバイスの左頬に叩き込み、ディバイスを吹き飛ばした。
ディバイス「ぐおおおおおっ!! ぐっ………! やるな………今のは並の魔法使いがもらったら首が飛んでたぞ………」
ディバイスは左頬の痛みを感じながらそう呟く。
メザイア「今のは良い一撃が入ったと思ったがこれを耐えるとは………貴様、かつての等級はなんだ?」
メザイアはディバイスのしぶとさを目の前にし、かつての等級を問いかける。
ディバイス「………2級だよ。こう見えて俺は極大魔法が使えないからな」
ディバイスはそう言って、自身が極大魔法を使えない事から2級である事を語る。
メザイア「(2級か………そうなれば極大魔法による対決は無いと見ていいだろう………春香くんに後を任せた以上、私が極大魔法を温存する意味も無いだろう………)」
それを聞いたメザイアは、極大魔法の使用を視野に入れる様子を見せたのだった………
ディバイスの相手を引き受けたメザイアは、圧倒的なフィジカルでディバイスを圧倒する。果たして、メザイアはディバイスを討伐する事が出来るのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
ディバイスを圧倒するメザイアは、極大魔法を発動し更に優位に立つ。しかし、メザイアに圧倒される中で、ディバイスはとある閃きを感じ取った。それは、この不利を覆す程の大きなものだった………
次回「危機的状況の閃き」