極大魔法を発動する事で、ディバイスを圧倒するメザイア。しかし、ディバイスは追い込まれる中でメザイアの極大魔法を潰す事を画策。ぶっつけ本番で極大魔法{ディジェネレイト・コンファイン}を発動するのだった………
ディバイスによる真っ黒な魔力の空間に閉じ込められた事に驚く様子を見せるメザイア。ディバイスはボロボロの姿ながら優位を得るばかりか、ディバイスに対し彼を嘲笑うかのような表情を見せる。
ディバイス「ぶっつけ本番とはいえ成功するとはな………なら、こっち側の反撃と行こうか………はあっ!」
ディバイスは内心成功した事に驚いていたものの、優位を確立した事で、握り拳を作っていた右手を広げてメザイアに掌を向ける。するとメザイアの足元へ即座に毒の沼地が生成される。
メザイア「ぐううっ!? (これは………毒か!?)」
メザイアは自身の身体に毒が入ってきた事を察知し、苦しむ様子を見せた。
ディバイス「あー、成程な。この空間内では相手を強制的に状態異常を付与出来るって訳か。極大魔法が使えるだけでこんな気持ち良くなるなんて知らなかったぜ………!」
ディバイスは極大魔法の絶大な力に愉悦を感じていた。メザイアは毒に苦しみながらも立ち上がり………
メザイア「ぐっ………{エンチャントフィジカルアビリティ}………!!」
自らの身体能力を強化し、ディバイスへ接近すると共に拳を突き出す。ディバイスはこれをかわすと………
ディバイス「毒に侵されても殴りかかってくるとは流石武闘派………だが、俺の極大魔法はこんな事も出来るんだよな」
メザイアの精神を褒める様子を見せるが、それと同時に右手を再び動かす。するとメザイアの身体へ電流が走り、地面に膝を着いた。
メザイア「ぐあああっ!! (身体が痺れる………! 今度は麻痺か………!?)」
メザイアは自身の身体が麻痺状態に陥った事を察知する。
ディバイス「………俺が得意としている状態異常は4つ。それは毒、呪い、麻痺、混乱だ………どうやらこの空間内ではこの中から好きな状態異常をかけられるようだ。こうなりゃこっちのワンサイドゲームになるよな?」
ディバイスはそう言うと、地面に膝を着くメザイアを右足で蹴り飛ばした。
ディバイス「自分が優位だと思っていたのに、たった一瞬でその優位は崩れ去ったって訳だ。今どんな気分だ?」
ディバイスは、地面で動けずにいるメザイアに対してそう言い放つ。それを聞いたメザイアは口を開かなかったが、屈辱的な心境を抱えているのは間違いない様子だった。ディバイスはゆっくりと歩き出すと………
ディバイス「まあ、折角時間がたっぷりあるんだ。ゆっくり聞かせてもらうとするかね」
そう言って、メザイアの反応を楽しもうとするかのようにそう呟くのだった………
極大魔法の展開によって一転有利を確立したディバイスはメザイアを圧倒する。果たして、メザイアに勝ち目は残されていないのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
一方その頃、満身創痍の中単独で動くUは、クロスと遭遇する事となった。体力の消耗による悪化状態の中、Uはクロスと戦う事となったのだった………
次回「満身創痍の白髪剣士」