幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

93 / 190
前回までのあらすじ
ブラック渓谷へやってきたメザイア達。しかし、クロスはいきなりメザイアの前に現れ、総大将同士の対決となった。そんな中、クロスは以前奪取した古代極大魔法の魔導書を使用。これにより、クロスは新たな力を得る事となったのだった………


第93話 無限の時間

クロス「………さあ、行こうか」

 

クロスはそう言うと、素早い動きでメザイアに接近し、鋭いパンチを放ち、メザイアを近くの壁まで吹き飛ばした。

 

メザイア「ぐあっ!? (な、何だこのパワーは………!?)」

 

メザイアはクロスの圧倒的なパワーに驚いていた。そして、パワーの上昇にはクロス本人も驚いており………

 

クロス「ほう、中々いいもんだね。素の力が大きく上がったのが容易に想像出来る」

 

そう言って新たな力を楽しむ様子を見せていた。

 

メザイア「古代極大魔法………まさかこんな力があるとは………だが極大魔法である以上中和は可能なはずだ!!」

 

メザイアはクロスの力に驚きつつも、古代極大魔法を極大魔法と同等であると考え、その中和を試みる。しかし、クロスはメザイアの極大魔法によって発動した魔法陣の上でも平然としているばかりか、魔法陣の出力を上げてもまるで効果が無い様子を見せていた。

 

メザイア「中和が行われない………!? 何故だ!?」

 

メザイアは目の前の光景に驚きを隠せない様子だった。

 

クロス「………どうやら性質が違うらしい。俺の古代極大魔法は既存の極大魔法による中和は不可能………その代わりにアンタの極大魔法も俺の古代極大魔法も共存しているみたいだが………それなら勝負は決まったも同然だな………!!」

 

クロスは状況を把握すると、素早い動きでメザイアに接近する。メザイアは身体を動かそうとするが、身体の重さに抗えない様子を見せた。そしてクロスによる右腕のパンチはメザイアの胸を貫通した。

 

メザイア「がはっ!?」

 

メザイアは口から血を吐いた。その直後にクロスがメザイアの胸から右腕を引き抜いた事で、胸からも血を流す事となり、メザイアは地面に倒れた。

 

クロス「幾らアンタでもこれは致命傷のはずだ。終わりだな、メザイア先生」

 

クロスがそう言って間もなく、メザイアが発動していた魔法陣が消滅した。メザイアは消えていく意識の中で右手を伸ばし始めるが………

 

メザイア「があっ………ぐっ………」

 

メザイアの右手は間もなくして地面に崩れ落ち、メザイアは動かなくなってしまった。

 

クロス「………死んだか。マジェステンド最強格の魔法使い相手でもこの圧倒具合………やはりレベルが段違いだな」

 

クロスは自らの新たな力に対し驚く様子を見せていた。その直後にクロスは変身を解除するが、その際に頭の中で頭痛を感じていた。

 

クロス「ぐあっ………!? (あ、頭の中がグラつく………)」

 

少しして頭痛は収まったものの、変身解除と同時に起きた事象にクロスは何かを察した様子を見せると………

 

クロス「………タダでは転ばない力か………古代極大魔法というのは………」

 

そう言って、古代極大魔法に対する何かしらのデメリットを察知するのだった………

 

 

 

古代極大魔法の力を見せ付けたクロスはメザイアを殺害してしまい、マジェステンド側は戦力的に大きな危機を迎えていた。しかし、クロスに謎の事象も起きていた。果たして、何故変身解除と同時に彼は頭痛に襲われたのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
その頃、1級魔法使いのミレストの前にもミアスが現れた事で姉妹対決が再び勃発する。ミアスへの憎しみで我を忘れているミレストではミアスには適わず、極大魔法によって窮地に追いやられてしまうのだった………
次回「姉妹対決再来」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。