幻想魔法大戦記〜白髪の魔法使い〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
エレフトから、バトルウォーの魔法使い達の居場所を吐かせる事に成功したU。しかし、Uはエレフトを生かす気は初めから無く、彼を殺害してしまったのだった………


第99話 2つ目の古代極大魔法

レフトスとライフスの2人は、それぞれ炎の魔法と氷の魔法をUに向けて放つが、優はセイバーを使ってこれをはじき返すと、素早い動きで接近し、レフトスに対し左手による鋭いパンチを放ち、レフトスを近くの木まで吹き飛ばした。

 

ライフス「レフトス………!」

 

ライフスは、レフトスが吹き飛ばされた事に驚く様子を見せていたが、その直後にUがライフスの懐まで走り込み、彼に対して鋭い回し蹴りを放ち、ライフスを吹き飛ばした。

 

ライフス「ぐっ………!」

 

ライフスは地面に落下する際になんとか受け身を取るが、Uの素早い動きには驚きを隠せない様子を見せていた。

 

ライフス「………貴様、魔法使いでは無いな………しかし、それだけの動きが出来るという事は………歴戦の戦士か?」

 

ライフスはUの強さを見て、彼を歴戦の戦士と見抜く様子を見せた。

 

U「さてな」

 

Uは敢えて答えなかったものの、彼の動きは鋭くも無駄の無いものであり、ライフスに対して鋭い斬撃を飛ばし、ライフスの左足にかすめた。

 

ライフス「………ならばこれはどうだ………レフトス!」

 

ライフスはUの強さを理解したライフスは、彼を倒す為に両手を組み合わせる。それと同時にレフトスも両手を組み合わせると………

 

ライフス「極大魔法{バーニングフェニックス}!!」

 

レフトス「極大魔法{ブリザードベアー}!!」

 

ライフスは不死鳥の姿をした炎を、レフトスは熊の姿をした氷を放つ。

 

U「どちらも超威力の魔法をぶつけるタイプか………だが甘い!!」

 

Uはセイバーのエネルギーを集束させる。セイバーの光の刀身は宇宙を思わせるものへと変化し………

 

U「………{ギャラクシーセイバー}!!」

 

Uは銀河をも斬り裂くとされる斬撃を放ち、2人の魔法を粉砕。その直後にUは再び斬撃を飛ばす事でレフトスを跡形もなく吹き飛ばした。

 

レフトス「うああああっ!!」

 

レフトスは悲鳴をあげて消滅した。極大魔法を防がれたばかりか、レフトスを倒されてしまった事にライフスは驚きの様子を見せるが………

 

ライフス「貴様………これは使いたくなかったが………貴様を倒す為だ………! 止むを得ん………!!」

 

ライフスは怒りを明らかにすると、懐から魔導書を取り出した。

 

U「………! そいつは………古代極大魔法の魔導書か………!!」

 

それを見たUは、ライフスが持っていた魔導書に見覚えがある様子を見せる。そう、それは古代極大魔法の魔導書だった。

 

ライフス「どうやら見覚えがあるらしいな………そうだ、これさえあれば1級相手でも優位に立てる代物だ!!」

 

ライフスはそう言って古代極大魔法の魔導書を開こうとする。

 

U「させるかよ………!!」

 

しかし、Uは目にも止まらぬ早さで接近し、ライフスの魔導書を持っていた右手を切断し、魔導書の使用を食い止めた。

 

ライフス「ぐあっ………!?」

 

ライフスは驚きを隠せない様子を見せていた。そしてその直後、Uはすぐさま右足にエネルギーを集束させると………

 

U「{ワイルドアタック}!!」

 

Uは必殺のキックを放ち、ライフスの身体も破壊する形で撃破した。これにより、2人の刺客を討伐したUたったが、彼は近くに落ちた魔導書を拾い上げると、それを掴んでいたライフスの右手を放り投げ、魔導書を確認する様子を見せる。

 

U「………僕にはさっぱり分からん。後で春香に見てもらうとするか………」

 

しかし、魔法使いでは無いUにはまるで分からず、後で春香に調査してもらう事を考える様子を見せる。だが、バトルウォーの魔法使いが魔導書を持っていたという事実が、Uに更なる疑問を与える事にもなった。

 

U「………しかし何故だ? 古代極大魔法の魔導書を何故こんな奴らが持っていたんだ………?」

 

それは、何故彼らが魔導書を持っていたのかという疑問だった。Uが首を傾げながら魔導書に目を向けていると………

 

????「………簡単さ。バトルウォーの連中は最低でも1冊は魔導書を持っていたって事だろ?」

 

Uの疑問に答えるかのように、突如として女性の声が聞こえた。

 

U「………! 誰だ!?」

 

それを聞いたUは反射的に身構えた。Uが身構えた目の前には、大きなコートを羽織った、水色のロングヘアーの女性だった。

 

????「うわっ、言ってすぐ言葉を返してくるとは………相当鍛えられてるタイプみたいだな………」

 

女性は驚いた様子を見せながらそう呟いた。Uは女性に対してしばらくセイバーを向け続けていたが………

 

????「………取り敢えず一旦武器を下ろしてくれないか? 怖くて話も出来やしない」

 

女性は武器を下ろす事を懇願する。それを聞いたUはセイバーの光の刀身を消し、持ち手のみとなったセイバーを懐にしまった。

 

U「………アンタ誰だ? この辺じゃ見た事がないが………」

 

Uは女性に対し、彼女の素性を問いかける。

 

????「そうだろうな。私はフィール………フィール=フィーク。こう見えても吟遊詩人だ」

 

女性こと、フィールは近くの岩に腰掛けながら自身の名を語ったのだった………

 

 

 

バトルウォーの1級魔法使い2人を圧倒的な力で撃破するUだったが、彼等が持っていた古代極大魔法の魔導書に疑問を覚えた。そんな彼にヒントを与えるかのように現れた自称吟遊詩人のフィール。果たして、彼女は何者だろうか………?

To Be Continued………




次回予告
吟遊詩人フィールは胡散臭い人物であったが、同時に話の現実味も存在していた。フィールの話を信じて良いかを疑問視するUに対し、フィールは良い事を教えると言い出すのだった………
次回「自称吟遊詩人の情報」
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