「……ここが最後か」
俺はサガラの言うとおり九つを世界を旅をした
さらに別々の世界も旅をしてから4年ほどの月日が流れたぐらいだ
転生悪魔から再び人間として生き返り、すっかりと大人になっていた
そして今俺は旅の終着点である採石場を訪れていた
「随分と成長したもんだな」
すると後ろからサガラが現れた
よくみるDJの格好でいた
「顔つきもそうだが、何よりその瞳の奥に宿す覚悟。どうやら世界を旅させたのは正解だったな」
「サガラ。お前が来たって事は、もう旅は終わりか」
「正確には最後の仕上げだ」
サガラが空に向かって手を振り上げる
するとクラックが次々と開かれ、そこからインベスや他の世界の怪人達も出てくる
「今まで旅をして来たお前の力の集大成。見せてもらうぜ」
そう言ってサガラは突然と姿を消す
そして怪人たちが俺を囲み始めた
「言われなくてもそうするつもりだ。
俺の左腕が光だし、赤い籠手が装着される
前世で俺の力になってくれた
「相棒。また俺に力を貸してくれ」
俺は既に意識の無い
「変身!」
構えた右手に持ったカードを裏に返し、中央のバックルにカードを入れる
《KAMEN RIDE》
ディケイドライバーから電子音が鳴り、待機音が響く
両サイドのハンドルを押し戻しバックル部分を閉じる
《DECADE》
周りから同じ構えをした幻影九つ現われ、その一つ一つにはそれぞれ違うマークがある
それが現われると同時に籠手の宝玉から真紅の光が体を包み込む。光が収まるとドラゴンの姿を模した鎧。
本来ならこのままモノクロの体がマゼンダに染まりディケイドになるが、俺の場合は違った
真紅だった鎧の色が一度抜け、尻尾やブースターなどの鋭角なフォルムが無くなりスマートになる。「十」・「X」と言った白と黒のラインが入り『ディメンションヴィジョン』のような複眼が龍の目のように付く。最後に色の抜けた鎧に紅紫のような色に染まる
これが俺の新たな禁手『
俺は手を払うように二回叩き、怪人達に突っ込む
「はぁ!」
怪人達の攻撃を躱しつつ、殴りや蹴りなどで攻撃する
途中で武器を持った怪人が現れ、ライドブッカーを取り出しソードモードへと変化させ受けとめる
すぐに押し返し、怪人達を切り裂いた後にライドブッカーを開け、カードを一枚取り出す
「変身!」
カードをドライバーに居れバックルを戻す
《KAMEN RIDE・KABUTO》
ドライバーの中央から粒子で形成されたヘキサゴンが体を包み込む
さっきとは変わって赤く薄い装甲、
さらに俺はカードを取り出し、ドライバーに居れバックルを戻す
《ATTACK RIDE・CLOCK UP》
バックルを戻した瞬間
世界が止まって見えるほどのスピードになる。加速する俺はライドブッカーで怪人達を斬り捨てていく
「はぁああああ!!」
最後の怪人を斬ると同時にCLOCK UPの効果が切れ、スピードが元に戻る
そして切り捨てた怪人が爆破する
「さて次は……ッ!?」
俺の後ろから迫る気配を察知し、前に跳ぶ
その直後俺の居た場所に光の槍が何本か飛んできて突き刺さる
「光の槍…って事は」
俺は飛んできた方角を見る
そこには黒い翼を生えた怪人が何体か飛んでいた
「堕天使の怪人? いや、怪人に堕天使の力が加わったと言った方が正しいのか」
俺はそう呟きならがライドブッカーから新たなカードを取り出す
「だったらコイツだ」
《KAMEN RIDE・KIVA》
バックルから超音波のような物が出ると体が光に包まれ、ガラスのように弾け飛ぶ
赤と黒を基調とした鎧、両肩と右足には銀色のアーマーに鎖が巻かれ、蝙蝠をモチーフとした兜
兜の隙間から見える眼が黄色に変わり、宝玉が眼と同じ黄色くなる
「さらにコイツだ」
俺はカードを取り出し、ドライバーに居れバックルを戻す
《FORM RIDE・KIVA・BASSHAA》
右腕と右肩、胸に鎖が覆われ弾け飛ぶ
右腕はバッシャースケイルに変わり、右手には魔海銃バッシャーマグナムが現れる
『
「まずは撃ち落とす」
バッシャーマグナムを堕天使怪人に向け連射する
残った堕天使怪人も光の槍を投げてくる
「まとめて撃ち落す!」
視力などの身体感覚が向上してる為、横に避けながら光の槍も撃ち落していく
最後の堕天使怪人を撃ち落すことを確認し、ライドブッカーからカードを取り出す
「次はこれだ」
《FORM RIDE・KIVA・GARULU》
今度は左腕と左肩、胸に鎖が覆われ弾け飛ぶ
左肩はウルフェンショルダーに変わり、左手には魔獣剣ガルルセイバーが現れる
『
「いくぜ!」
左手に持ったガルルセイバーを右手に持ち替え、刃を撫でながら突貫する
俺の行動を見て堕天使怪人は光の槍を出し迎え撃つ
「はぁ!」
俺はガルルのスピードを生かし、堕天使達の攻撃を避け、受け流し斬り裂く
斬られた堕天使怪人達が地面に転がり落ち、最後の一体を斬り捨てる
「最後にコレだ」
堕天使怪人がのた打ち回っている隙に
俺は新たなカードをドライバーに入れバックルを戻す
《FORM RIDE・KIVA・DOGGA》
今度は両腕両肩に鎖が覆われ弾け飛ぶ
紫の装甲アイアンラング・ハンマーショルダー・ライトニングシールドが付けられ、両手に魔鉄槌ドッガハンマーが現れる
『
さらに俺は他とは違う金色のカードを取り出し、ドライバーに居れバックルを戻す
《FINAL ATTACK RIDE・KI KI KI KIVA》
周囲が一瞬にして夜になり、朧月が出てくる
ドッガハンマーを上に掲げると拳型のオーラが放たれ、それを勢いよく振り回す
「はぁぁぁぁ!だぁぁぁぁ!!」
勢いよく振り回した後、ドッガハンマー振りかぶる
その動作に続くように拳型のオーラ『ドッガ・サンダースラップ』で堕天使怪人を粉砕する
「ふぅ」
粉砕した後、
「さて、そろそろ使ってみるか」
俺は残りの怪人達を見た後、ライドブッカーから二枚のカードを取り出しドライバーに入れバックルを戻す
《SACRED RIDE・SWORD BIRTH》
《SACRED RIDE・BLADE BLACKSMITH》
俺の両手に現れた二本の剣、魔を放つ黒い長剣と聖を纏う白いレイピア
これが
「行くぞ!!」
『Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!』
魔剣と聖剣をクロスし掲げる
二本の剣に連続で倍増していく
「魔剣と聖剣よ!!」
俺は叫びながら二本の剣を地面に突き刺す
刹那、様々な魔剣や聖剣が天に向かって飛び出て周囲一帯を刃で埋め尽くす
怪人達は飛び出た魔剣や聖剣の刃に体中を突き刺さり身動きが取れなくなる
「取って置きの行くぜ」
キバと同じように金色のカードを取り出し、ドライバーに居れバックルを戻す
《FINAL ATTACK RIDE・DE DE DE DECADE》
俺の目の前に10枚のカード型のエネルギーが現れる
さらに俺はあるカードをドライバーに居れバックルを戻す
《ATTACK RIDE・ILLUSION》
電子音と共に本体である俺から二体の実体のある分身が現れる
分身の前にも10枚のカード型のエネルギーが現れる
「はぁ!」
俺はその場で飛ぶと一列に並んだカード型のエネルギーが斜めになり
分身達はそれぞれライドブッカーをソードモードとガンモードにして構える
俺はカードに吸い込まれるようにして串刺しになっている怪人まで駆け抜け、足にエネルギーを蓄積していく
ソードモードのライドブッカーを持った分身はそのままカード型のエネルギーを突っ込み、最後のカードを抜けた瞬間刃の部分にカードの赤いエネルギーが集約され巨大な剣に変化する。ガンモードのライドブッカーを持った分身は銃口から紅色の光が溜まり始め、エネルギー光弾を撃ちだす。光弾はカード型のエネルギーを通過する度に吸収していき巨大なエネルギー光弾に変化する
「はぁぁぁぁぁぁぁ!だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
最後のカード型のエネルギーに到達し放たれた飛び蹴り『ディメンション・キック』
巨大化した剣による強力な二連斬撃『ディメンション・スラッシュ』
貫通する程の威力を持った巨大になった光弾『ディメンション・ブラスト』
この三つの必殺技は怪人達に直撃し大爆破する
「…ふぅ」
俺はスッと立ち上がると分身達が消え、
その瞬間、後ろからサガラが現れる
「見せてもらったぜ、お前の力を。まさかここまで力を付けたとは驚きだな」
サガラが笑いながら俺に話す
「さて、これでお前の旅は終わった……いや、これからと言った方が正しいか」
……これから?
「どういう事だサガラ」
「まぁ待て。その前にやるべき事は済ましてからだ」
そう言ってサガラが手を前にかざすと
そして宝玉から光玉が出るとサガラの手に収まる
「悪いが一旦ディケイドの力を預からせてもらう。少し微調整しなくちゃならないんでね……その代わりだな」
サガラの手に収まった光玉から九つの光玉が出てくる
その光玉達は
「ディケイド以外の九つのライダーの力を入れておいた。使いたいライダーを強くイメージすればベルトが現れるようになっている」
「ディケイド以外のライダーっか…ディケイドのカメンライドなしって事か」
「その通りだ。さて、お前にはさらなる旅をしてもらうぜ……場所は」
俺はサガラから場所を聞こうとした途端
急に意識が遠くなっていた
「行ってからのお楽しみだ……ってもう聞いちゃいないか。まぁ向こうてプレゼントも用意したし良いか。さぁお前はどうする一誠」
原作主人公の『兵藤一誠』が居る世界で何をする?