ハイスクールD×R 世界を旅した一人の憑依者   作:銃剣

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長らく投稿遅れてすいません
結構ジタバタやっていて書くことが出来ませんでした

ドライブと鎧武の映画見てきましたが
大・大・大・大・大満足!

マッハは一体誰でしょうか?


第5話

とある深い森林の中

特に何も変わったところはない場所

 

 

……バチィ

 

 

その場所の空間が歪み

一人の男が出てくる

 

 

《HYPER CLOCK OVER》

 

 

「うぁああああああ!!?」

 

 

歪んだ空間から弾かれた男…一誠

強い衝撃と共に地面に転がる。それによりカブトゼクターとハイパーゼクターがベルトから離れ、強制的に変身が解除される

 

 

「いてて…まさか勝手に時空を超えちまうとは」

 

 

『大丈夫か相棒』

 

 

「まぁな…ってそれより!」

 

 

一誠は辺りを見渡しはじめる

焦る表情をしながらドライグに話しかける

 

 

「ドライグ!神と魔王達は!?」

 

 

『さぁな。どこかの時空に飛ばされたんだろうな。お前とは違う所にな』

 

 

「…そうか」

 

 

一誠は状況を知ると悔やむ

救えた命を自分のヘマで落としかねない事をしてしまい後悔する

 

 

「また俺は肝心な時に…!」

 

 

『相棒。いつまでも悔やんでも仕方ないだろ?それにまだ生きている可能性だってある』

 

 

「……そうだな。気持ちを切り替えないと」

 

 

一誠は頬を叩き気を引き締める

そして再び辺りを見渡す

 

 

「ここは……一体?」

 

 

『ふむ…暗いが空が青ではないとすると人間界ではない何処かだろう。ハイパーゼクターの暴走で一体いつの時代か分からんがな』

 

 

「まぁ少なくとも大戦時代ではないのは確かだな」

 

 

一誠は赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)を取り出し強く念じ始める

しかし何も起こらない

 

 

「やっぱり駄目か」

 

 

『今カブトの力が使えなくなっているな。長時間のハイパーフォームにハイパークロックアップのツケだな』

 

 

「仕方ないか」

 

 

一誠が諦め一先ず探索することにした

辺りは薄暗く遠くまで何も見えない

 

 

「これじゃ何処を歩いているか分からないな」

 

 

赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)を使って上まで跳ぶか?』

 

 

「いや、あんまり目立ちたくな…ッ!?」

 

 

一誠が途中である方を振り向く

そこは先も分からない暗闇だが、一誠は感じ取ることができた

 

 

『相棒。この気配は』

 

 

「分かってる。悪魔が五つ……その内の一人が上級レベルの悪魔だな。それに悪魔ではないのが二つ、しかもかなり弱ってる」

 

 

『どうする?』

 

 

「決まってるだろ。行くさ」

 

 

再び一誠は赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)を出し強く念じ始める

すると右手と腰部分から光が輝き、携帯型ツールと銀色のベルトが出てくる

一誠は携帯型ツール『ファイズフォン』を開き、コードを入力する

 

 

『5・8・2・1』

 

 

コードを入力し終わり、ENTERを押す

 

 

『Auto Vajin Come Closer』

 

 

電子音と共に音声が鳴る

すると一誠の背後から可変型バリアブルビークル『オートバジン』がやってくる

一誠は再びコードを入力し、ENTERを押す

 

 

『5・8・2・6』

 

 

『Battle Mode』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…」

 

 

場所は変わり、一人の猫又が息を上げていた

理由は戦闘と逃走による疲労が原因。さらに後ろにはまだ幼い猫又もいる為、庇いながら戦っていた

その猫又を囲むように悪魔達がいた。武装を身につける者もいれば、杖や飛び道具を持ってる者もいる

そんな悪魔達とは少し離れている豪華な着飾りをした若い上級悪魔が一人

 

 

「随分と手間を掛けさせてくれるね。いい加減に諦めたらどうだ?」

 

 

「っふん!誰か諦めるもんですか」

 

 

猫又の女性が睨みながら言い返す

 

 

「大上際の悪いねぇ。けどその表情を崩して無理やり言い聞かせるのも良いかもね」

 

 

若い上級悪魔が口元を歪める

下種な発言に他の悪魔達も同じような反応をする

 

 

「それに後ろにいる君の妹も僕の好みだしね。姉妹まとめて眷属にしてやる」

 

 

「この下種ッ……!」

 

 

「何とでも言えばいいさ。さて、最後の警告だ」

 

 

上級悪魔が手を上げると武装した悪魔達が一斉に構える

幼い猫又は怯えながら隠れている

 

 

「さぁ、僕の物になれ!!」

 

 

酷く歪みきったその顔で迫りくる悪魔達

しかし姉の猫又はそれでも諦めなかった

 

 

「絶対に渡さない。この子だけは……私が守る!!」

 

 

決意した姉の猫又は幼き妹を守る

徐々に近づいてくる武装悪魔達。そして手にした武器を一斉に振りおろす

迫りくる武器に思わず目をつぶる姉の猫又

 

 

 

 

 

 

 

 

ズガガガガガガガガガガガッ!!

 

 

その直後であった

猫又と武装悪魔達の間を狙い打つ銃弾

突然起こった出来事に混乱する上級悪魔

 

 

「な、なんだ!?」

 

 

突如と起こった事に動揺する悪魔達と猫又姉妹

すると猫又姉妹の目の前に何かが降り立つ。タイヤの車輪のような物を左腕に装着され、車体後部が脚部のようになっているそれは、まるでビークルがロボットに変形したような者だった。現れたロボットに警戒し、武器を構える悪魔達

ロボットも左腕に装着された車輪を向ける

 

再び始まろうとした戦いに横槍が入る

悪魔達目掛け魔力の弾が撃たれ直撃する

 

 

「ぐはッ!?」

 

 

「がぁ!」

 

 

「今度は何だ!」

 

 

更なる襲撃に上級悪魔は慌てふためく

撃たれた場所を目を向くとそこに徐々に迫りくる足音

次第に姿を在られると正体を知る

 

赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)を纏い、腰に銀色のベルトが巻かれている一誠だった

正体を知った悪魔達は驚愕する

 

 

「せ、赤龍帝だと!?」

 

 

「馬鹿な!赤龍帝はまだ発見されてないんだぞ!」

 

 

「落ち着け。どうせ奴は偽者だ!そうに決まってる!!」

 

 

慌てふためく悪魔達と怒鳴り上げる上級悪魔を見ながら、猫又姉妹の前に立ちふさがる

 

 

「……一体貴方は?」

 

 

「………」

 

 

姉の猫又の問いには答えず、一誠はファイズフォンを開きコードを入力しENTERを押す

 

 

『5・5・5』

 

 

『Standing By』

 

 

待機音を辺りに響かせ、ファイズフォンを閉じ上に掲げる

 

 

「変身!」

 

 

掲げたファイズフォンを腰のベルトにセットする

 

 

『Complete』

 

 

ベルトから出る赤い光『フォトンストリーム』が全身に駆け巡る

駆け巡った光がより強く輝き、全身を包み込む。光が止むとさっきと違う鎧を纏った一誠

全身がスマートとなり、鎧の色が赤から黒へと変わり流動の経路である赤のライン入り、銀の装甲が付けられる。そして、ギリシャ文字のΦに似た複眼が黄色の兜

 

 

その姿はある世界では救世主と言われ、闇を切り裂き、光をもたらすとも言われてきた

 

 

その名も『赤き閃光と龍の救世主(ブーステッド・ギア・ファイズ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はオートバジンをバトルモードに変形させ向かわせ、後から鎧を纏って正体を隠しながらファイズになる

オートバジンと俺の背後にいる二人。黒の着物を着た女性とまだ幼い子でどちらも猫又

まさかだとは思ってたけど、ここで黒歌と白音に会うとは

 

 

「姿が変わった!?」

 

 

「どうせハッタリだ!全員で囲め!」

 

 

悪魔達が俺に襲い掛かってくる

俺は手首をスナップさせ、走ってくる敵に対して歩きながら迫る

 

 

「せぁ!」

 

 

「ぐぉ!」

 

 

先に剣を持った悪魔の攻撃を躱し、裏拳を叩き込む

次に鍵爪のような武器で斬りかかろうとした悪魔の攻撃を受け止め蹴りを入れ、脇にもう一発蹴りを入れる

二人片付いた時、重装甲の悪魔が殴りかかってくる所をカウンターで殴るが装甲が硬い

 

 

「(硬いか。だったら)」

 

 

悪魔を蹴り飛ばした後ファイズフォンを引き抜く。画面を横に倒し、コードを入力する

 

 

『1・0・3』

 

 

『Single Mode』

 

 

ファイズフォンのマズルアンテナを再び殴りかかる重装甲の悪魔に向け赤い光線を撃つ

単発で撃たれた光線は重装甲に当たり、その威力で後ずさる。それを確認した後、コードを入力する

 

 

『1・0・6』

 

 

『Burst Mode』

 

 

後ずさる重装甲の悪魔にファイズフォンを向け、三つの黄色い光弾を撃つ

全ての光弾が命中すると電気がショートしたかのように火花が散り、装甲が砕け散る

 

 

「ごはぁ!」

 

 

砕けた装甲の勢いで吹っ飛ぶ悪魔

ファイズフォンを閉じ、ベルトにセットし直しミッションメモリーを抜き取る

ベルトの左にあるマルチデジタルカメラ『ファイズショット』を取り出し、ミッションメモリーを差し込む

 

 

『Ready』

 

 

電子音声と共にグリップが展開されファイズショットはパンチングユニットとなる

それを右手に装着し、ファイズフォンを開きENTERを押す

 

 

『Exceed Charge』

 

 

ベルトから赤い光が右腕の赤のラインを通り、ファイズショットに辿り着きミッションメモリーが光る

 

 

「はぁあああ!!」

 

 

俺は駆け出して悪魔達の腹部分にグランインパクトを叩き付ける

最後の悪魔に叩き付けた時、悪魔達の背後から赤いΦマークが浮き出る

 

 

「「「「ぐぁああああああああ!?」」」」

 

 

悪魔達の叫びと共に爆破し、砂になる

周りが倒された事を知った後、残った一人の悪魔を見る

 

 

「な、なんだお前は。どうしてその猫又を守るんだ!?」

 

 

「どうして?……決まってるんだろ。守りたいから守るだけだ」

 

 

「それだけか?……それだけの理由で僕に盾突くのか赤龍帝!」

 

 

貴族悪魔がやけくそで魔力の弾を撃ちまくる

俺は回避しながら接近する

 

 

「はぁ!」

 

 

「がっは!」

 

 

ファイズショットを叩き込み吹っ飛ばす

俺はファイズショットからミッションメモリーを抜き取り、オートバジンに近づく

バイクの左ハンドル形ブレード『ファイズエッジ』にミッションメモリーを差し込む

 

 

『Ready』

 

 

電子音声と共に少し捻らせながら引き抜く

ファイズエッジから赤い刀身が生成されている。

 

 

「はぁあああああ!!」

 

 

ファイズエッジを構え貴族悪魔に突貫する

起き上がると同時に横に斬ろうとするが、その前に障壁で防御される

 

 

「は、ははははっ!僕の最大限の障壁だ。破れるもんか!」

 

 

貴族悪魔が余裕の笑みをしながら言うが俺は気にせずファイズフォンを開きENTERを押す

 

 

『Exceed Charge』

 

 

ファイズショットと同じようにベルトから赤い光が右腕の赤のラインを通り、ファイズエッジ辿り着き刀身が輝く

障壁とファイズエッジから迸るほどの火花が飛び、障壁が徐徐に皹が入る

 

 

「ば、馬鹿な!僕の障壁が」

 

 

焦りだす貴族悪魔

障壁の皹が徐徐に広がり砕け散る。ファイズエッジの刀身は貴族悪魔の胴の部分に当たり、スパークルカットで真っ二つする

 

 

「こ、この…ぼ、くがぁ…」

 

 

斬られた貴族悪魔から赤いΦマークが浮き出ると爆破して灰化する

 

 

「…ふぅ」

 

 

悪魔達を全員倒し、一息付く

灰になった悪魔達に背を向けオートバジンに守られている黒歌と白音の元に向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしその時だった

その場の空気が一瞬にして変わる。赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)から燃えるような疼きを感じる

それは、俺が前世でも味わった事のある物だった

 

 

「……ドライグ。この感覚は」

 

 

『あぁ、間違いない。よりによって奴がここに』

 

 

ドライグも気づいていた

そう。これ程赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)が力を感じ始めるのは奴しか…否、奴らしかいない

 

 

「ほぉ、これは面白い事になっているな」

 

 

上空から聞こえる声

その声すらも場の空気を重くする。俺は声の主の姿を見るべく、上空を見る

そこには赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)に似た白い鎧、背中には青い光翼、鎧の至る所に青い宝玉

俺はそいつが誰なのか分かる

 

 

「アザゼルから急な出撃で来たがここで出会うとはな」

 

 

そいつは嘗て前世での俺の好敵手(ライバル)

そしてこの世界の主人公の好敵手(ライバル)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだろ?……赤龍帝」

 

 

今代にして史上最強の白龍皇

ヴァーリ・ルシファーが居た




Open Your Eyes For The Next High School D×R


「さぁ始めようか」


「サガラ。イレギャラーが現れました」


「あぁ、戦ってやるよ……10秒間だけな!」


『Start Up』


「新たな5つの力。お前には使いこなせるか――――一誠」
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