アクセサリーショップ、はじめました。   作:金細工師

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今年ラストの投稿となります。

来年もよろしくお願いします。



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業務日誌 ◇×月 ☆★日

 

先日のクソアマシル来店の件もあったので、ここ数日のベル君への教導は少し厳しめでやってる。

 

それでもきちんと着いてくるベル君すごいわ。今日なんてラストは殺気マシマシでやったのに、身体が恐怖のせいで強張ってはいたけど……動くことは出来てたし。

 

割と本気で殺気当てたんだけどね。まぁ、俺はそういう気当たり?みたいのは苦手で下手くそだからちゃんと出来ているかは少し不安ではある。

 

あと、リリルカがダンジョン内での立ち回りなどを教えてるから、そっちまで俺がやらなくていいのは大変助かる。

 

そんな感じでベル君をボロボロにして、きちんと回復させてから店に帰った。

 

店を開店させ、夕方くらいにフィンとアイズが一緒に来店。

 

フィンが店に来るのは結構久しぶりな気がする。店を開いた直後にお祝いを貰ったけど、それから来てたっけ?まぁ、フィンは忙しいから仕方ないか。

 

アイズは遠征に行ってなければ週1か週2くらいでうちに来るので割愛。

 

しかし、この2人が一緒に来るのは珍しいなぁと思ってたら、厄介事だった。

 

次回の遠征に着いて来て欲しい、だと。嫌だよ面倒くさい。

 

秒で拒否したらフィンは苦笑い、アイズは不満そうに頬を膨らませていた。

 

拒否をした理由としては、店があるから。今回の遠征って確か最高到達階層の更新狙いでしょ?それだと、最低でも2週間は店を閉じてなきゃならんのは割と辛い。

 

これはロキ・ファミリア側の問題になるのだが……。

 

アイズと俺の関係ってほとんどの団員は知らないんでしょ?他の団員の士気に関わりそうだし、アイズが遠征中に俺と距離を取るのは多分無理でしょ。それは大丈夫……じゃなさそうだな。アイズの顔を見りゃ理解出来た。

 

アイズ、普通に俺と一緒に遠征行ける。嬉しい。みたいな考えだったのな。

 

あと、この間椿から遠征に同行するって聞いたけど。椿とロキ・ファミリアの遠征に同行出来るランクの団員数人に加えて俺って、ヘファイストス・ファミリアに払う依頼料きつくない?

 

俺、最近Lv.5に上がってるから下手すると椿より依頼料取られるよ。そりゃ、鍛治の腕は椿や他の団員のが上だけど、フィンも俺の魔法の汎用性は知ってるでしょ?俺がソロでも中層から下層に行ける理由ともなってる魔法。

 

攻撃、防御、索敵、治癒の全部が出来ちゃうチートな第2魔法。昔、とある理不尽がくれた魔導書で発現させた。

 

ついでに言うと、多分俺と椿の両方を遠征に同行させるのはヘファイストスが認めないと思う。

 

椿が遠征で死んだら次の団長に副団長でもない俺が推される可能性が何故か高い気がするから、俺と椿の両方を失う可能性が高いロキ・ファミリアの遠征にどっちも連れてくってのはヘファイストスも認めないでしょ。

 

そんな訳で、諦めて欲しい。アイズがすげぇ悲しそうな顔してるけど、こればっかりは仕方ないんだ。

 

俺がロキ・ファミリアに改宗すれば解決する?いや、俺ヘファイストスから改宗する気はないから。

 

結局、フィンとアイズは俺の説得を諦め……フィンだけは帰って行った。

 

まぁ、遠征用に魔剣や魔杖、魔装具の大量発注が入ったので別によいのだが。

 

「アイズ、リヴェリアには上手く言っておくから泊まるなら泊まっていってもいいよ。ただし、遅くても明日の昼には帰って来るんだよ?」じゃないんだわ。

 

別に泊まるのはいいけど、まず家主である俺に聞けよフィン。

 

アイズがフィンからそれを言われて帰るってなる訳ないだろ、確信犯過ぎるぞジョタジジイ。

 

という訳で、アイズは泊まる事になった。

 

俺のLv.5とアイズのLv.6へのランクアップ祝いという事で、夕飯は少し豪華にアイズの好物を多めに用意した。

 

 

 

『本日の売り上げ』

 

【一般人用】

 

・指輪2点 ・ヘアピン4点

 

【冒険者用】

 

※ロキ・ファミリアから遠征用に大量発注あり。とりあえず、在庫と相談しつつ売りに出す感じになりそう。

今日中に在庫とか調べて、明日ロキ・ファミリアのホームで納品と打ち合わせをする予定。

 

 

 

 

 

業務日誌 ◇×月 ×★日

 

今日はロキ・ファミリアの遠征出発日。朝から何やら嫌な予感がした。

 

こういう予感は大抵当たる。当たらなかったとしても用心しといた方がいい。

 

少し荷物を増やしベル君の教導へ向かい、いつもの通りに教導。

 

帰りにベル君に精神枯渇対策の魔装具を渡し、リリルカの分の魔装具も渡しておく。

 

ベル君がひたすら恐縮していたが、毎日頑張ってるからって誤魔化しといた。

 

教導の帰りにロキ・ファミリアのホームへ寄って、アイズを呼び出して餞別を渡す。

 

渡した物は幾つかの魔装具に、短剣。短剣は前に渡したのとは違い、ダンジョンの深層でも通用するようにってLv.5になってから結構本気で鍛えたやつなので、サブ武器として活用して欲しい。

 

ついでに、ラウルとアキが来たので餞別を渡しておく。ラウルにはスタングレネードみたいな効果を出せる魔道具を数個。アキには持ち運びがしやすいナイフサイズの魔剣を数本。

 

どちらもまだ試作なので、帰って来たら使った感想を聞かせて欲しい。

 

リヴェリアとフィン、ガレスは昨日店に来たリヴェリアにまとめて餞別は渡したので今日はなし。喧嘩せずに餞別を3人で分けてくれ。

 

そんで、家に帰ったらヘイズが店の前にいた。フレイヤからの呼び出しらしい。

 

嫌な予感ってお前の事かフレイヤ。

 

かなり嫌だったが、呼び出しに応じる事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ以上は書く気がしないので、結論だけ書く。

 

ハイテンションなフレイヤに付き合わされて心底疲れた。

 

おめでとう。

 

そして、残念だよ。

 

ベル君。

 

いや、ベル・クラネル。

 

君の末路は英雄だ。

 

君はもう英雄にしかなれない。

 

本当に、残念だよ。

 

あと、オッタル。

 

お前はいつか潰す。

 

 

 

『本日の売り上げ』

 

※フレイヤに付き合わされて疲れたので今日は店を開かなかった。売り上げはなし。

 

 

 

 

 

 





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