アクセサリーショップ、はじめました。 作:金細工師
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FGOでBOXイベが始まってしまった……ちょっと1年分のビー玉とか稼がねばならぬので更新遅れたら申し訳ない。
業務日誌 ◇◇月 ○○日
今日は朝から忙しかった。
何で店を休みにした日の方が店を開けている日より忙しくなったのだろうか。
店が休みなのだから業務日誌も書かなくていい気がするが、ダンジョンからの帰りにオッタルから仕事の依頼をされたから、ついでに今日あったことも書いておく。
まず、夜明けとともに剣製都市へ向け出発するアストレア・ファミリア*1に餞別を渡して見送り。
朝食を適当に屋台で食べた後はヘスティアがきちんと生活できているかを確認。
ヘスティアのバイト先であるジャガ丸くんを販売している屋台のおばちゃんからの話では、小さな背で一生懸命働く姿が微笑ましく、時折客から頭を撫でられるなど看板娘ならぬ看板女神として人気らしい……女神じゃなくて子供扱いされてないか?
時々、仕事中なのに客に眷属にならないか?って勧誘することはあるらしいが、まぁ許容範囲とのこと。
まぁ、きちんと働いて生活出来てるなら大丈夫か。
ヘスティアの様子を見終わったので、ヘファイストスにヘスティアの様子を報告しに行ったんだが……あまり会いたくない2人が言い争いをしている場面に遭遇。
正確には、あっちが俺を一方的に嫌っているので俺もあまり相手にしたくない感じなのだが。
1人はヘファイストス・ファミリアの団長であるLv.5の椿・コルブランド。こっちは別にいい。会う度に俺に団長の役職を押し付けようとしてくる程度だから。
団長としてやらなきゃならない面倒な仕事をしている暇があるなら鍛冶をしていたいって気持ちは理解出来る。俺もヘファイストス・ファミリアという生産系大派閥の団長なんて役職は面倒くさいから嫌だ。
だから、椿と同じLv.5になってしまうと余計に団長に推されそうなので、Lv.5へのランクアップが可能なのにステイタスを限界まで上げてからランクアップをしたいって言い訳して保留にしている。
あと、椿は無駄に距離が近い。
顔も良いしスタイルもボンキュッボンなのだから適切な距離を取ってくれ、胸が当たってんのを指摘すると「触るか?」とか誘ってんのかわからん言い回しをしないで欲しい。
さて、問題はもう一人であるヴェルフ・クロッゾの方だ。
こいつが本当に面倒くさい。
こいつの家は大昔にクロッゾの先祖が精霊を助けた際、礼として精霊から血を分けて貰ったという伝承がある。
んで、精霊から血を分けられたからか『クロッゾの魔剣』とか呼ばれる第1級冒険者の魔法に匹敵する規格外の威力を出せる魔剣を鍛えることが
過去形なのは、昔ラキア王国がクロッゾの魔剣をエルフの住む森にぶっ放した結果クロッゾの家は魔剣を鍛えられなくなったらしい。
エルフ連中は「神聖なるエルフの森に―――」とかほざいていたが、精霊から血を分けられたことで魔剣を鍛えられていたのに、精霊が多く住んでいる森を焼いたら……そりゃ血を分けた精霊も怒るわ。
で、このヴェルフ・クロッゾは何故か鍛えられなくなったはずの『クロッゾの魔剣』が鍛えられる例外だったため、「家の為、国の為に魔剣を鍛えろー」って言われ続けた結果、色々と拗らせて魔剣嫌いになったらしい。
いやはや、すごかったよ。
「魔剣は使い手を腐らせる!武器ってのは担い手の分身だろう!!使ったら砕けちまう魔剣なんて担い手に対する裏切りだ!!」
みたいな感じで入団した当初に椿と……何故か俺も巻き込まれて壮大に言い争いになった。
多分、俺の魔剣に対するスタンスが気に入らなかったんだろうが、俺からしてみれば魔剣なんて前世のゲームに出て来る使い捨てか回数制限のあるマジックアイテムみたいな認識なんだよなぁ。
というか、魔剣って魔法を使う用途で作られてるから普通に武器としてモンスター相手に振るうには脆すぎるんだよ。なのに、なんでクロッゾが魔剣と普通の武器を一緒の扱いにしてるのかが心底理解出来ない。
それに、
あとはあれか?クロッゾと歳の近い俺が魔杖*2と魔装具*3の作成に成功してるから、嫉妬とかもあって嫌われてんのか?
それで、言い争いをする2人をスルーして通り過ぎようとしたが椿に呼び止められたので……仕方なく話を聞いたが、本当に下らん内容で言い争ってたわ。
椿は「才能があるなら魔剣を鍛える腕も磨くべき」でクロッゾは「うるせえ!俺の勝手だろう!!」って感じ。
とりあえず椿には「椿の個人的な意見なのか、団長としての意見なのかハッキリしてからにしろ。中途半端に構うな」と伝え、クロッゾには「好き勝手にやりたいなら俺みたいに実績を出せ。今のお前はラキアの貴族のクロッゾではなく、ヘファイストスの眷属だろうが。眷属として何も成せていないお前に、何かを言う資格などない」と言っておいた。
何やらクロッゾには睨まれたが、自分の置かれてる状況を理解してないのかこいつ?
現状のクロッゾは魔剣を鍛えられるって以外に価値がないLV.1の末端鍛冶師なのに、その価値を自分で潰していて、プライドが妙に高いから他の団員とよく衝突するし、団長である椿や一応ファミリアでも上位の位置にいる俺にも反抗的な態度ばかり取っている状況を周囲からどう見られているのかってくらいはマジで自覚して欲しい。
ヘファイストスが「自分で理解するまで放っておいて」って言うからイラつきながらも静観している団員が多いが、さっさとファミリアから追い出せって口に出す奴もいるんだよなぁ。
まぁ、いいや。クロッゾがどうなろうと正直どうでもいいし。
プライドと向上心を秤にかけて、向上心を重視出来る奴なら気にかけるが、逆の奴まで気にかけるのは面倒だ。
無駄にストレスを抱えた気がしたから、ヘファイストスにヘスティアの報告やら椿とクロッゾの愚痴やらを話してから久しぶりにダンジョンに行ってモンスターをボコしてストレス解消をした。
んで、ダンジョンからの帰りにバベルでオッタルと遭遇。フレイヤの護衛をしてないの珍しいなと思いつつ挨拶したら、仕事の依頼をされた。
依頼の内容は、一時的に味覚と嗅覚を封じられる魔道具が作れないかってことだった。
いや、まぁ多分作れるけどさ。
作れるけど……都市最強の冒険者にそんな依頼をされるとは思わなかったぞ。
依頼は依頼なので、しっかりとやるけどさぁ。
『本日の売り上げ』
※店は定休日だったので、店の売り上げはなし。
ダンジョンに潜ったので、そちらの収入はあるが……そちらは非常用の金庫に追加しておく。
※フレイヤ・ファミリアの団長であるオッタルから依頼あり、一時的に味覚と嗅覚を封じる魔道具の作成依頼。
期限はなるはや。一応オッタルには1週間程度欲しいと伝えてある。納品はフレイヤ・ファミリアのホームに持っていくのでその時に報酬を貰うことにした。
納品のついでに団員に魔道具とかを売っていいか聞いたら許可が貰えたので、ちょっとした出張販売が出来そう。
どうせヘイズはいつも通り忙しくて死にかけてるだろうから、
主人公(リットくん)と他派閥の関係(一部)
・ロキ・ファミリア→上客。優秀だしアイズと良い関係になってうちに来てくれないかな(フィン)
・フレイヤ・ファミリア→普通。こいつ色々便利だからうちに来てくれないかな(ヘディン、ヘイズ)
・アストレア・ファミリア→上客。団長と副団長がやらかして本当に申し訳なかった(ライラ)
・ガネーシャ・ファミリア→上客。本人は気にしていないが、妹の命を救ってくれた借りをどうやって返せばいいか未だに悩む(シャクティ)
・ディアンケヒト・ファミリア→上客。餌に食いつき針もかかって釣れそうになっているのに気付かずに放置するのは、正直どうかと思う(アミッド)
・ヘルメス・ファミリア→普通。うちに来てくれたら私も少しは仕事が減るかも(アスフィ)
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