ブルーアーカイブ 7³来る!   作:疾風刃雷

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一応今作のアルの容姿について。
体型・髪型は原作アルでそれ以外はイメチェン前(中学時代)のアルがイメージ。
(因みに眼鏡は死ぬ気モードの時落ちて、先生が毎回回収している)





極限女来る!

私の名前は陸八魔アル、突如現れた謎の赤ん坊にキヴォトスのアウトローのボス後継者になれとか言われた哀れな生徒よ!

 

 

 

 

 

 

 

 

──いきなりだがゲヘナ学園に向かってアルは死ぬ気モードで登校していた。

 

「うおおおおおお!死ぬ気で登校ォォォォォォ!!!」

 

「おい、アレ!!」「うわ、ダメアルじゃん!また下着だけ!!」

 

下着姿での登校に他の生徒は驚くか引くかしていたがそんな中で1人の生徒が死ぬ気モードを見て違う反応をしアルの腕をつかんだ。。

 

「…あの子!ちょっと君、待って──」

「うおおおおお!!」

 

「え、嘘!(なんて力、引っ張られる!!)うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーもー!、先生のバカー!間に合ったけど下着で登校とか、また恥かいたじゃないのよー!!」

 

死ぬ気モードが解除され、下着姿のまま校舎裏で蹲っていたアル、そもそもの発端はアルが電車に間に合わず遅刻しそうになったのが原因だった。

 

『──あーもー!結局電車にも間に合わなかったし、徒歩じゃ完全に遅刻じゃないのよー!』

 

”そんなの、走ってみなくちゃわからないでしょ”

 

『ちょ、アンタ朝からいきなり!!、タン…』

 

復活!!リ・ボーン死ぬ気で登校!!』

”頑張ってねー”

 

──っとこんな感じで死ぬ気弾を撃たれたアルは死ぬ気モードで登校することになったのだ。

 

「──てっ、ヤバ!!人ひっかけてる!!!だ、大丈夫ですか!!!」

 

そんな蹲っていたアルだったが死ぬ気モード時に腕を掴まれそのまま引き摺っていた生徒が居たのを思い出し倒れていた生徒に駆け寄った。

 

「カスミちゃんから話は凄い人だって聞いてたけど、紛れもない本物だね」

「へ?」

 

「聞きしに勝るパワー・スタミナ!そして何よりあの熱さ!やっぱり君は100年に1人の逸材!」

「え?え?」

 

何故かいきなり褒められた事に困惑しているアルの両肩を少女は掴みながら、

 

「ボクシング部に入ろうよ!アルちゃん!!」

「そ、そんないきなり…」

「ちょっとメグちゃん、カバン落ちてたよ〜」

(ん?この声…)

 

その声を聞いてアルは振り返るとそこにいたのは…

 

「き、キララちゃん!!」

「あれ?アルちゃん?」

 

アルにとってゲヘナ学園で初めて友達になってくれたキララがそこにいたのだ!

 

「ごめんごめん助かったよ!」

「キララちゃん、知り合いなの?」

 

「うん、幼馴染なの!」

「そ、そうなのーーー!!」(お、幼馴染ですって!!!)

「そう言えば自己紹介がまだだったね、私は温泉開発部現場班長兼ボクシング部部長の下倉メグ!座右の銘は「極限」!!、好きなものは温泉とボクシング!!、よろしくね!!」

 

「(な、なんかかなり暑苦しい人ね)って!!、お、温泉開発部ですって!!」

「うん!あなたの事は部長とキララちゃんから聞いたんだー!」

 

キララはともかくカスミ率いる温泉開発部との関わりにいい思い出はない為アルは少しメグへの警戒度を上げながら聞く。

 

「は、入れって温泉開発部にですか?」

「え、うーん個人的にはそっちにも入ってほしいけど、今はボクシング部の方に入ってほしいて思ってるんだ!!」

「ダメだよメグちゃん!!アルちゃんを無理やり誘っちゃさ!」

 

そんな勧誘話にキララはメグを注意するように遮る。

 

「無理やりじゃないし!!、ねぇアルちゃん!」

「え、あ」」(ど、どうしよう…断りづらい)

「じゃ、放課後にボクシング部の部室で待ってるから!!」

「あ!!ちょっと…まっ……行っちゃった」

「ごめんねアルちゃん、昔からメグちゃんってああだから」

「うっ。そ、そんなこと無いわよ良い人そうじゃない」(断ってキララちゃんに嫌われたくないし、あーもー余計断りにくいじゃない!!)

 

 

 

 

 

 

 

「──結局来てしまったわ…どうやって断ろうかしら…」

 

放課後、アルはメグに言われた通りボクシング部の部室に来ていたが内心はどう断ろうかで一杯であった。

そんな中、部室の扉を開けてメグが現れた。

 

「あ!!アルちゃん待ってたよ!!さ、入って入って!」

「は、はい」

 

そして部室に入ったアルが最初に思った事は「思ってたより部員が多い」であった。

 

「──結構部員はいるんですね」

「うん!!私さ温泉も大好きだけどボクシングも同じくらい大好きなの!!!。まあ、部員の半分は部長カスミに頼んで温泉開発部の部員を兼任の形で引っ張ってきただけなんだけどね」

「へ〜」(それ大丈夫なの…)

 

そんなメグの言葉にアルは半ば危険団体染みた温泉開発部の部員を入れてる部活とか大丈夫なのかと思っていた。

 

「それとアルちゃんの評判を聞きつけて、伝説のムエタイの達人が駆けつけたんだ〜!」

「は?ムエタイの達人?」

「パオパオ老師だよ!」

”パオ〜ン”

(な、なにやってんのよアンタは!!)

 

そこにいたのは象の被り物を被ってコスプレしている先生だった。

 

”儂は新入部員と部長のガチンコ勝負が見たいぞい”

「な、なに言ってんのよー!!!、あなた私にボクシングやらす気!!」

”まあねー、少しは強くなるんだね”

 

相変わらずの様にアルを苦難の道に叩き落とす先生だった。

 

「良いねそれ!!私とのスパーリングはアルちゃんの実力を測るいい方法かもしれないしね!」

「め、メグ先輩まで!!、待ってくださいよ!!」

「アルちゃんがんばれー!」「アル様!!」「応援してるよ、アル」

「み、みんな来たの!!」(ちょっと!更に断りづらくなったじゃないのよ〜……ん?)

 

しかも応援にキララだけでなくハルカやカヨコまで来てしまい余計に断りづらくなってしまったのだ。

そんなハルカ達の観戦に慌てたアルだったがある事に気付く。

 

(なんで皆アレが先生だって気づかないのよ!!)

”パオ〜ン”

 

実際何故かバレなかった先生の変装だった。

 

 

 

 

 

 

「いくよアルちゃん!!加減なんかしないからね!!」

(あぁ、私なにやってるのよー)

「それじゃあ試合開始!」

 

「えい!!!」

「ぶっ!!!」

 

部員からの試合開始の掛け声とゴングが鳴って数秒でアルはダウンした。

 

「ちょっと!油断禁物だよアルちゃん!」

(違うわよ!これが実力差なの!、もう嫌よ〜帰りたい〜……!)

 

そう悲観しながら倒れていたアルが見たのは拳銃を構えていた先生だった、恐らく死ぬ気弾が装填されているであろうとアルは理解した。

 

”…”カチャ

(──先生!、まさか私に死ぬ気弾撃つ気!!……待ちなさい!もしも死ぬ気になってメグ先輩をボコボコにしたら…)

 

アルは死ぬ気モードになりメグをボコボコに負かした場合を想像し、

 

『酷いよアルちゃん!!!、私の幼馴染を!!アルちゃんなんて大嫌い!!!!』

(不味い不味い不味い不味い!!!キララちゃんに嫌われたくない!!!ダメダメ撃っちゃだめー!!!)

 

そして自分がキララに嫌われてしまう所まで考え、アルは直ぐ様蹲って撃たれないようにした、しかしそれを見た先生はアルの予想外の行動に出た。

 

”ならこれで”

「え?……ガハッ!?」

「え?えーーー!、メグ先輩に撃ったの!!!?」

 

なんとパオパオ老師先生はアルではなくメグに死ぬ気弾を撃ったのだ!

 

”二人に撃てば相子でしょ”

(そ、そんな…メグ先輩に死ぬ気弾なんて撃ったら!)

 

そうアルが思ってる内にメグは殻を破り、死ぬ気の炎を額に灯して起き上がった。

 

「………?」

「ヒィー!!!」(こ、殺される!!!、秒殺されるー!!)

 

「どーしたのアルちゃん?立てないの?」

「え?」

 

「なーんだ立てるじゃん〜じゃあ続きをしようー!!」

「え?全然変わってない…」(額に炎がでてるからちゃんと死ぬ気モードになってるのにどうして…) 

 

確かに額に死ぬ気の炎が灯されているにも関わらず、アルは自分の様な性格の豹変が全く起きてない事に疑問を抱いた。

 

「あ!!」(ま、まさか)

 

そんな中アルは今までのメグの言動や性格を思い出しある仮説に思い至った。

 

(メグ先輩は普段から死ぬ気な人だから死ぬ気弾撃たれても変化ないってことー!!!)

”ハハハ、下倉メグ、面白い子だね〜”

 

──そう、死ぬ気弾は死ぬ気ではない人間を死ぬ気にさせる弾丸、つまり元から死ぬ気な人間に撃っても変化がないのだ!

 

(──いや、普段から死ぬ気モードって……まさに熱血の人…)

”じゃあ、次はアルだよー”

「あ」(しまっ…!)

 

アルがメグの事を考えている隙を狙われ、アルもまた先生によって死ぬ気弾を額に撃ち込まれた。

撃たれたその時アルがその時の死の間際で後悔したのは、メグとのスパーリングでの活躍ではなく、うだうだ考えて入部を断れずにいたことだった。

 

復活!!リ・ボーン!!死ぬ気でメグ先輩からの入部を断る!!!」

「──へぇ、細かい詮索はしないよ……なぜならリングに上がった者同士は拳で全て語り合えると私は信じてるからね!!!」

 

そうして死ぬ気モードになって起き上がったアルはメグは突進し右ストレートをアル目掛けて放った。

 

「アルちゃん!ボクシング部に入部しようよ!!」

「断る!!」

 

しかし死ぬ気モードになったアルはそれを難なく躱し、そんなアルをメグは更に気に入っていた。

 

「へぇ、私の極限ストレートを躱すなんて、ますます気に入ったよ!!なおのこと入ろうよアルちゃん!!」

「絶っ対断る!!」

 

「入れ!入れ!入れ!」「断る!断る!断る!」

 

そんな入れ断るの叫び合いを繰り返しながら死ぬ気モードのメグの高速ラッシュをアルは全て回避し続ける攻防にメグ以外の部員達や応援しにきたハルカ達も驚愕する。

 

「す、凄い!!。あの子、下倉部長の必殺の極限ラッシュを喋りながら躱してるわ!」「あの子何者なの!」

 

「──全部躱してるアルも凄いけど…下倉メグのラッシュの速度、もう常人のものじゃないね」

「アレはもうアウトローのソレですよ!」

 

そして両者死ぬ気モードになってから一分が経った頃

 

「断る!!]」

「グハァ!!」

 

死ぬ気モードのアルはその勢いのままメグの顔面を殴りリング外まで飛ばしたのだ、その威力にリングから吹っ飛び窓ガラスもガシャーンと音を立てながら突き破り外に飛んでいってしまったメグを部員達は心配する。

 

「お、おい。殴られたメグ先輩窓を破って外まで吹っ飛んでったぞ!!」「だ、大丈夫なの?」

「────や、ヤバい…結局やっちゃった…」(イヤァァァ!!キララちゃんに嫌われるーー!!)

 

死ぬ気モードが解除されたアルはメグに勝ってしまった事でキララに嫌われてしまったと絶望してしまうが…

 

「ますます気に入っちゃったよ!!アルちゃん!!」

「へ?」

 

「貴方のボクシングセンスはやっぱりプラチナムだよ!!必ず迎えに行くからね!!!」

「もー!!メグちゃんてば嬉しそうな顔して〜」

(う、嘘でしょーーー!!!むしろ好かれたー!!)

 

まさかのメグから喜ばれ、キララからも嫌われなかったというアルが思ってたのとは真逆の結果となったのを見て、驚きながらも嫌われなくて良かったとホッとした。

そして…

 

”私も気に入ったよ下倉メグ。どうだい?君アウトローにならない?”

「え?アウトロー?」

「ちょっとー!!メグ先輩を逆スカウトするんじゃないわよ!!!」

 

先生は変わらず気に入ったメグをアウトローにスカウトした。

 




メグ=笹川了平

話に書けなかった設定
メグは原作同様カスミと親しいですがカスミがアウトローである事を全く知りません。(カスミが言っていないから)




次話からの書き溜めはもうないので1から作る為投稿頻度は落ちると思います、なのでお気に入り等して気長に待ってくれていると嬉しいです!

閲覧・お気に入り・評価等をしてくれている皆様、ありがとうございます!
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